こんにちは
今日の東京は、くもりで風が強い
桜、散っちゃうかなぁ~…
さて。
先日放送した、news every.ご覧いただけましたでしょうか?
(見てくださった方から頂いた画像使っています)
たくさんの、「グッときた。いいVTRだったよ~」というお声を頂きました。
わたしのおばあちゃんの戦争時代の話を、詳しく聞きました。
おばあちゃんは、13歳くらいのとき女学校に通っていました。
その頃、世の中は戦争中で、よく、戦争番組やドラマ、ほたるの光で見るような、警報音が鳴り響いて、防空壕に隠れる。ということを実際に体験していた人です。
子どもなのに、人を殺す兵器を毎日ほとんど休みなく作らされていました。
今のこの平和な世の中からしたら、まったく想像がつかないですよね。
学校では英語を習い始めたけど、途中で戦争がはじまり、「敵国の言語を使うなんてダメだ!」と禁止され、英語の教科書は燃やされました。
おばあちゃんは、何を作っているのか知らされないまま、風船爆弾という兵器の一部を作っていました。
もちろん私語は禁止だし、みんな手際よく、根気よく、ひたすら作らされていました。
今回のロケで、当時おばあちゃんが作っていたものについての資料館を訪れ、おばあちゃんは初めて自分が作っていたものの全貌を知り、思いが込み上げていました。
そこでおばあちゃんが言った言葉です。
「せめてあまり人を殺していないのがうれしい。本当になんだったんだろうあれは」
お国のために。という世間の状況の中で、おばあちゃんを学徒動員に送り出したおばあちゃんのお母さんの気持ちとか、子どもだったおばあちゃんが戦争に参加させられていたこと。
今まで、おばあちゃんから戦争の話はたくさん聞いていました。
でも、どんなに戦争の話を聞いても、その情景も、恐ろしさも、なんとなくしかわからないでいました。
だけど、今回おばあちゃんからより詳しく話を聞き、資料館に行って、初めて戦争というものを実感?というか身近というか…少しだけ理解できたと感じました。
こんな一部の話だけで、理解だなんておこがましいと思います。
でも、こうやって、実際に戦争を体験した人の話を聞き、大変だった時代のことを知り、そしてその時代があったからこそ今があるということ。
それを知ることがとても大切だと思いました。
だってさ。
おばあちゃんって、わたしのお母さんの、お母さんだよ??
考えてみたら実は最近の話だよ。
おばあちゃんは現在86歳。
戦争を経験した人たちは、どんどんいなくなってしまいます。
今の平和の意味や経緯を知り、自分たちの住んでいる日本について知ることは大事なので、どんどん若い世代の人たちに伝えていかなきゃいけないと思いました。
news every.のおかげで、たくさんの歴史を知ることができ、いい経験が出来ました。
この『戦後70年~今わたしがいる理由~』は毎週火曜日に放送があります。
是非、みなさんも戦争を知るためにみてみてください。私ももっと知ろうと思います。
☆フォロミー☆
@moyoko_sasaki
アジャ!アジャ!
―もよこ―