コンコーネ50番<32番> | moyism

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ジャンクアートと古道具ときどきベルカントたまに黒猫

 

 

 

 

 

さる6月12日(日)は

今治での

声楽レッスンでした。

この日の課題曲は

コンコーネ50番<32番>。

 

 

 

 

 

 

 

私が使っている低声用よりキーが高いです。

私はこのメロディを母音唱(ア)で歌います。

参考程度にお聴きください。

 

 

 

 

 

 

前回のレッスンから

1週間しかありませんでしたが

32番は

ほぼ覚えているし

音域もさほど広くないし

大丈夫だろうと

高を括っていました。

 

しかし

念のために歌ってみたら・・・

これちょっとヤバいんじゃないの?

と俄かに焦り始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この曲の課題は

細かい音

特に3連符の

レッジェーロ(軽く滑らかに)

だと思うのですが

音がハマらない箇所が

結構あるのです。

なんで?

できるだろうと

(2回目のときはできていたはずなのに)

思っていたことが

できないという衝撃

そして焦燥感。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中でも

曲の中にいくつかある

下降音が

ゆっくりだと

ちゃんと音がとれるのに

歌うときの速さになると

微妙に音がズレるのです。

 

この3連符の下降音が

長音から一気に降りたり

音階が微妙に違ったり

(しかも半音が多いのです)

全てパターンが異なるので

これらの違いを

身体で

覚えておかねばなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっかり咽喉を開けていれば

できるはず!

降りていくごとに

開けることを意識していれば

できるはず!

でも

なかなかできません。

 

音とりで

こんなに苦労するのは

久しぶりです。

5日のレッスンから

12日のレッスンの間の

一週間は

珍しく久々に

音を確認するために

歌うということを

毎日していました。

と言っても

長くても30分ほどですけどね。

 

自分で歌い過ぎてはダメ!

できなければ先生に委ねる!

これ鉄則です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

ベルカントって不思議です。

あらためて

基本を思い返し

顎を引き胸を楽にして

咽喉開けることを意識して

一週間歌っていたら

レッスンの前日になって

ようやく

きちんと音が

ハマるようになってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

レッスン当日

もちろん

万全とは言い難いけれど

あとは

ベルカントを信じて

歌うのみ!

ある意味開き直って

歌ったら・・・

お~!

自分でもビックリするぐらいの

出来!!

 

先生に

「ノリが良かったので

伴奏はついていくだけで

よかったですよ。」と

お褒めの言葉をいただき

小学生のように飛び跳ねて

(もちろん心の中でですよ)

喜んだのでありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はバリトンですが

低い声種の人は

気道が太いので

開けるのに時間がかかり

しっかり開けてないと

ほんの少し

音が遅れてでるらしいのです。

だからなのか

なかなか曲にノレなくて

それが私の

長年の課題でもありました。

だから

苦労したことが

できたことももちろん

嬉しかったのですが

先生のお言葉は

余計に嬉しかったのです。

 

とはいえ

課題はまだまだ

たくさんあるし

やればやるほどに

これからも

どんどん出て来るでしょう。

しかし

地道に続けていれば

その課題が

必ずクリアできる!

そう信じられることが

ベルカント唱法の

最大の魅力です。

 

さて

今治でのレッスンは

先生を紹介してくださった

私と息子にとっては

大恩人になる方の

自宅で行っています。

とても

温かい穏やかな空間です。

見学自由ですので

興味のある方は

お気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

*楽譜は全て

株式会社全音楽出版社発行

畑中良輔編著

「コンコーネ50番低声用」より

 

 

 

 

 

コンコーネ50番<1番>その1

コンコーネ50番<1番>その2

 

コンコーネ50番<30番>

コンコーネ50番<31番>

 

 

Bel Canto 1

 

Bel Canto 2

 

Bel Canto 3

 

Bel Canto 4

 

Bel Canto 5

 

Bel Canto 6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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