先日、セミナー勉強会のスティールカメラマンの手配を頼まれて、手配したんだけど、撮影当日まで三週間足らずしかなくて、しかも sns用とかで、予算も無い、ということなので、¥20,000で、若手のカメラマンを手配した。

本当は、¥15,000くらいで考えていたらしいんだけど、

すみません、うちは最低¥20,000からなんで。

じゃないと、うちの取り分がなくなってしまいますんで。

うちも、ボランティアでカメラマンの手配してる訳じゃありませんので。


そしたら、終わった後で、構図など、もっと考えて撮って貰えるカメラマンじゃないと、この金額は厳しいと言われてしまった。


前もってカメラマンと直接連絡取り合っていた筈なんだが…。

「もっと考えて撮って貰えるカメラマンじゃないと…」

申し訳ありません。

そのクラスのカメラマンとなると、それなりの腕とキャリアが必要でして、そのスケジュール(撮影日までの日数)と金額では、ちょっと無理でございますです。


出来れば、もう1ヶ月程度前から、もう1万円程度出して頂けたなら、もう少しご希望に添えられたかと。

なのです。


事務所通しで依頼すると言うことは、当然、カメラマンに支払われるギャラに、手数料が乗せられる、と言うことです。

何故なら、例えば、おいらは50人くらいのスティールカメラマンの知り合いがいますが、それは、今までのキャリアの中で知り合い、繋がりをもって来たからなんです。

それは、言ってみればおいらの“財産”でもあるんです。

なので、その財産を、簡単に右から左へと横流しは出来無い訳だし、カメラマンにスケジュールを聞いたり、資料を送ったりと、手間だってかかる訳なんで、当然、その対価は頂かないと。

と、なれば、当然、カメラマンに直接頼むよりは高くなります。

でも、知り合いにいない、自分では手配出来ないから、頼む訳ですよね。


そうなるとですね、

申し訳ありません。

ハイクォリティ、ハイコストになります。


時間的にも、金額的にも、もう少し余裕をお持ちになられた方がよろしいかと存じますです。

或いは、ご自身で、しっかり、「ここはこう撮って、あそこはこう撮って…」と、現場でご指示頂ければ、これ幸いかな、と存じますです、はい。