先週、主治医から延命治療の確認や急変もあり得ると言われ
この一週間、不安な日々を過ごしていました。


万が一があるかもしれないのだと肝に銘じ、葬儀社を決め、火葬場を二ヵ所見に行ってきました。
何故なら
その時が来たら私が運転して向かわなくてはならないから。
(夫は免許は持っていますが、訳あって運転しません)


諸々の契約も少しずつ解約の手続きを始めました。
必要な物も集め始めました。



そして、面会。
怖かった。前回は呼んでも目も開かないし、やっとうなづくのみだった母。


この一週間の間
主治医から吐血して鼻からチューブを入れますと。
吐血の原因を調べるのに胃カメラをしなくてはならないけれど、麻酔を使うので死を早めることもあり得ます。
やりますか?と消化器内科の先生からも連絡をいただきました。


もちろん
「やらなくて結構です。
母が嫌がることはやらないでください。自然のままで」とお願いしました。




部屋での面会。

カーテンオープン!
そこにはベッドをギャッチアップし座った状態で、両手にミトン(手袋)をされた母の姿がポーン
ミトンは鼻に入っているチューブを抜かない為です。
(吐血の廃液、薬の注入をしています)


母は私を見て


「あんた、どーしたの?」


「会いに来たんだよぉ泣くうさぎ


また話せたことに感極まりポロポロと涙が流れました。


母は
「二人きりの家族だもんね」と
ミトンの両手で私の手を挟んできました 笑

 






とにかくこの前言えなかったことを言わなくちゃ
伝えなくちゃ




「お母さん、ありがとう!
生きていてくれて、ありがとう!
頑張ってくれて、ありがとう!」



もぉ、無理だと思っていたのに
母との時間を延ばしてくださった神様に感謝ですお願い



面会時間は5分とまた言われましたが、持参したブラシで髪をとかすと


「あー、気持ちいいよ
mowちゃんだから気がつくんだね照れ


「でも、お兄ちゃんがいたら

もっと良かったのに」





おぉぉ…
やはり、兄には及ばないらしい泣き笑い




実は今回、ベッドサイドに置いてあった母の携帯を回収してきたのです。
解約するつもりでしたが、今回の様子を見てまだそのままにします

 

驚いたことに先月まではいろんなお友達に電話しまくっていたようなのです。
私にはかけて来なかったけどねニヒヒ
(お部屋での電話は禁止
何度も看護師さんに怒られていたらしい。面会も出来ないのだから少しは良いように思うけど…)



どんどん遡って発信履歴を見て行くと…


なんと!
骨折する前日に亡き兄の携帯へ電話をかけていたではないですか!
もちろん、早々に解約されているし、当然ながら兄が出る訳もないのに…



きっと、そこまでお兄ちゃんへの想いが募っていたんだね
恋しかったんだね
そして、ふらふら歩いて近所で転んでしまったんだね悲しい


胸がギュッとなりました。




話は戻って
今回の面会時


「喉が乾いた。もうカラカラ
お水ちょーだい♪」


と私に訴えて来た母
鼻にチューブが入っているし
今は禁飲食状態
担当の看護師さんに言うと口の中を湿らせてくださるとのこと


すると母は



「なんだ、湿らすだけか

水なんてごくごく飲めなきゃ意味ないじゃんえー


なんてことでしょう
悪態まで復活!笑い泣き



その後、少し看護師さんとお話しましたが、前回よりは回復してはいるけど予断を許さない状態であると。
確かに胸にはモニターが装着され、心臓の貼り薬、酸素マスクも(面会時は取っていた)



「また来週、会いに来るからね!」
と母に言うと


ミトンをした両手をバンザイして
見送ってくれました 笑

その様子を見て看護師さんも笑っていましたニコニコ




前回の投稿にご心配のメッセージをよせてくださった方々。
本当にありがとうございます。

今後どうなるのかわかりませんが、私が出来ることを頑張りますので、どうか見守っていてください。


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