3日目の朝は5時過ぎに起床。
そう、この日は予約しておいたグランドキャニオンへの日帰りツアーの日でした。

さっさと準備を済ませ、集合場所である隣のホテル「ゴールドコースト」に。
予定時間になってもなかなかバスが来なくて心配になったけど、15分くらい遅れてバスが来ました。

そのバスで最終集合場所まで移動すると、他のツアー客も集まり100人くらいで説明を受け、グランドキャニオンサウスリムとイーストリム行きに別れバスに乗車。


ラスベガスは日が落ちるのが遅いですが、日が昇るのも遅いです。





7時過ぎでようやく明るくなってきます。

このツアーの行程はフーバーダムを通り、約3時間かけてグランドキャニオン国立公園サウスリムへ向かい、公園を見学した後帰ってくるという至ってシンプルなツアーです。

ちなみにこのツアー結構日本人旅行客がいますが、ALL英語です。

一行はサウスリム行きのバスに乗り込み、最初の目的地フーバーダムを目指します。
行く途中はご機嫌な運転手がご機嫌にガイドを兼ねながらバスを走らせます。

ただ、この運転手マジで絶え間なく喋り続ける・・・。
何言ってるかはよくわからないんですが、運転しながらよくこんだけ喋れるなぁってぐらい喋る。

軽快なトークをしていくうちに風景はゴツゴツとした岩場に。





アメリカっぽい!

そして30分程走ってフーバーダムに到着。





フーバーダムは車で入るにも検問を通ります。

僕はダムが大好きなのでこのフーバーダムには一度来たかったのです。
だんだん見えてくる壮大な景色にテンションが上がります。




この鉄塔なんでこんな斜めなんだ!





ダム側から見た橋。





そしてダム上部に

ここに来る数日前にカリフォルニアダウンっていう映画を見てたんですが、大地震でこの場所が崩落するシーンから始まるんですよ・・・。

この場所を歩けるのかなぁと思ったのですが、そこはNGらしく車で通り過ぎたのみ



そこからちょいと上に登ったダムを見渡せる駐車場に停車して、ここで小休憩となりました。
ダムの下流側を見たかったのに残念・・・・。




上流側も車から

ただ、ここで一番衝撃的だったのはこれ




フーバーダムの排水口。
この巨大さと先の暗さが巨大建造物の怖さを醸し出していて最高でした!

そんな感じでフーバーダムを見学し、バスはグランドキャニオンへ向けて走ります。

途中マックでトイレ休憩をはさみ、車内では映画が流れつつ、3時間程でグランドキャニオンビジターセンターに到着。




ツアーにはここでのお昼ご飯も含まれてます。
そして昼食後に、旅の最終目的地グランドキャニオン国立公園へ。





なんやかんやで14時くらいに到着!

そして!





ドン!




ドドン!




あぁ・・・地球だ・・・すごく地球だ・・・。

感動です。

見渡すかぎりの自然、青空、地平線、この景色を見れば自分たちのいる場所は地球なんだと再確認できるかのような壮大な景色。

これが見たかった。

衝撃だったのは、見学場所のメインの部分には柵があるものの、殆どの場所には柵がなく、自由に降りられるのです。

なので





みんなこんな感じでギリギリのところまで行って写真を撮る。
完全に自己責任の世界です。
ここで死んでも地球の肥やしになる感じはありますが・・・
万国共通で蛮勇的な行為が好きなんですね。

かくいう自分も高所恐怖症ではないので、ギリギリのところまで行ってみました。




こんな写真も撮れてしまう。

グランドキャニオンはとにかく広く、いくつかのビューポイントがあるのですが、ぶっちゃけどこをとっても景色は雄大でスゴイ。
日の出の時とかは決まったビューポイントに行くといいですが、それ以外はどこで見てもいいかなという感じです。

約1時間半ほど見学し、帰路のバスへ。

帰る途中にバスから野生のエルク(鹿)に何十頭も遭遇。
運転手曰く、これだけ遭遇できるのは珍しいとのこと。





帰り道も運転手さんはご機嫌に饒舌で軽快なトークをかましてました。

そして夜9時頃にホテルに到着。

ラスベガスの夜はこの日が最後

最後はもちろんカジノに捧げる!




カジノ内のレストランでステーキを。
カウンターテーブルにもポーカー(笑)

そしてもちろんコレ





なんやかんやで3日間ルーレットのみをやって$400以上勝つことが出来たのです。

ルーレットさまさま・・・となれば良かったのですが、その話は数日後に続く・・・。


こうして極上のエンターテイメントの街、最高の自然を楽しむラスベガスの旅は終わりとなりました。
長かった旅行初日を終え、疲れのためグッスリと睡眠

二日目は夜にシルク・ドゥ・ソレイユ「O」を観劇するまではフリーなので、ラスベガスの街観光へ。

とりあえず色んなホテルを見に行こうとストリップ南地区の方へ。




中世の城をモチーフにしたエクスカリバー




エジプトをモチーフにしたルクソール




名前の通り、ニューヨークニューヨーク





このニューヨークニューヨークは敷地内にジェットコースターがあることで有名なので、ものは試し、乗ってみました。まぁ普通ですね・・・。


ストリップ南地区のホテルを見たらそこから一気にバスで北へ。
目当てはサーカスサーカスという屋内遊園地があるホテルだったのですが





残念ながらこの日は平日で遊園地は空いていなかった。

そこからさらに北へ、目指すはラスベガスのランドマーク、ストラトスフィアタワー。





350mのタワーだそうで、東京タワーとほぼ同じですが、周りになにもないのであまり高く感じないですね。

この辺りでお腹も空いたのでタワー1階で昼食。
その後アトラクションと展望台セット券を購入し、エレベーターで展望台に。






んー、なんというか、見どころが無い・・・

砂漠の街ですし、遠くにスゴイ高い山があるってわけでも無いし
そもそも知らない街を展望台から見てもテンションって上がらないですねw

さくっと見渡し、アトラクションへ。
そう、ここの目玉はこのタワーの最上部にあるアトラクションなんですよ!!




300mあたりのところから突き出すやーつ





そしてタワー最上部にあるビッグショット!
自分はこれに乗ったんですが、景色はすごくいいですね。
ただ、ビッグショットはビッグショットなのでそれは他と変わりないです。

自分は高所恐怖症では無いのでそれに伴う恐怖感が全く無いのです。

ちなみに、タワーからのバンジージャンプもありますが、それは$100以上して高いのでやりません。
そんな感じでタワーを後に。

そうそう、このタワーから南へ戻る際、なかなかバスが来なくて仕方なく歩いたんですよ。
それも前回のブログで書いた治安の悪いという例の道を。

するとですね、居ますわ・・・
ヤク中ホームレス・・・。

若いのにアーアーいいながら道に座って物乞いしてるんですが、ただのホームレスではなく、完全に打ってます。しかも二人組の女性・・・。
まだ昼間は他の観光客も少し歩いているのでいいですが、確かに夜はヤバイな。

その後帰り道にあるホテルを見学しつつ、夕方前に一旦自分のホテルに到着し、疲れのため仮眠。

ちょっとこの寝起きで軽いホームシックを感じましたねw


そしてここから二日目のメインイベント、シルク・ドゥ・ソレイユ「O」観劇のために、ベラージオホテルに移動。






ベラージオホテルの中に専用の劇場があります。
中は当然写真NGですが、かなり広めで1000人は入る扇型の劇場です。

劇が始まる前には出演キャラによる客いじりが行われます。
そこからチョイスされた客がステージに連れていかれて、まさかの展開でショーがスタート。

内容は細かく書きませんが、とにかく圧巻なのです。
まずは、ステージ。
半円形のステージ上には水が張ってるんですけど、この水の水深がショーの中で変化するんです。
浅瀬からダイビングができる深さまで。

そして、そのステージ装置を惜しみなく利用した極上のサーカスショー。
当然水があるので、ボンボン飛び込みます。
アクロバットだけでもスゴイのに、そこに水の要素が加わるともう手が付けられないですね。

あまりの凄さに終始涙が流れるくらいすごかったのです・・・。

凄すぎて泣くってなかなか無いです。

約90分程のショーでしたが、あっという間です。
そしてちゃんとストーリーになってるんですよ。

これがシルク・ドゥ・ソレイユか・・・という感じで感傷に浸りながらホテルに帰りました。


あ、この日も帰ってカジノでルーレット。


ホテルにチェックインした時点で18時ちょい前、夜ご飯を探しがてら街に繰り出しました。

ラスベガスを大きく分けると色んな有名ホテルが連なるストリップ地区と観光用の店が連なるダウンタウン地区があります。

自分のホテルはストリップの西寄りにあるので、中心までは無料の循環バスで移動します。

ストリップ地区のホテルので構成された町並みはとにかく圧巻です。




人も車も多い!




この明るさで19時ちょい前







有名なベラージオホテルの噴水、後ろはパリをモチーフにしたホテルパリス



こちらが日暮れ後のベラージオホテル。

とにかく街そのものがテーマパークみたいな感じで終始テンションが上がってました。
ストリップ地区の中心を見た後、ダウンタウンへDEUCEという2階建てバスで移動。

このバスはとにかくラスベガスを移動するのに使いまくるので、一日券を購入。
主に南北に走るバスなのですが、ストリップ地区とダウンタウン地区への行き来には必ず乗ります。

調べた情報によると、このストリップ地区とダウンタウン地区の間は治安が悪いそうで、バスから外を眺めると、それまでの華やかな街とは一変、暗く、事件の香りしかしない雰囲気が漂います。
実際にそれは翌日より理解をすることに・・・。

そして20分ほどでダウンタウンに到着。







ラスベガス、ダウンタウンの見どころといえばこの巨大電光アーケード。
何百メートルも続くこのアーケードはまさにエンターテイメントの街の象徴、THEラスベガス!って感じです。

街の左右には当然カジノが立ち並び、路上では数多くのパフォーマー達が溢れ活気に満ちています。
普通にランジェリーで踊るバーの女性店員や、乳首シールだけ貼ったパフォーマーとか居てたまらないです。

で、このアーケード、電光だけじゃありません、よく見るとワイヤーみたいなものが張られているのですが




人がぶら下がって移動するアトラクションにもなっている・・・
スゴイ
これやりたかったんですけど、予約したりなんかしたりで面倒だったので諦めました。

そんな中一番テンションあがったのはここ





分からない人には普通のホテルです。
これは映画バック・トゥ・ザ・フューチャー2でスポーツ年鑑により大金持ちになった1985年のビフが建てたホテルとして使われたホテルなのです。

つい先月がバック・トゥ・ザ・フューチャーの未来の日としてメディアでも盛り上がってましたが、そんな2015年にここを見ることが出来たのも嬉しい出来事でした。

ダウンタウンをぶらついていたら21時を過ぎていたので、ここらで一旦ホテルに戻り。

結局疲れて食べる場所も見つけず、ホテルにあるバーガーキングで夜ご飯を済ませました。

その後、遂にホテル内のカジノへ。








とにかくスロットの種類はめちゃめちゃあります。
まぁ日本でもパチンコ台が何百種類もあるのと同じですね。
(そう考えると日本の方が異常なくらいか・・・)

むしろなんでラスベガスにパチンコ台が無いのかが不思議なくらいです。



これは日本では馴染みの少ないクラップス。
アメリカではクラップス台が人気という情報を見て、事前にルールを調べてアプリで練習しましたがイマイチ・・・。

ここまでで30ドルくらい使って負けております。
使い方はまさにケチな日本人ですね。
パチンコ打つときは1万円とか多いと2万円で勝負してたのに。

で、最後の砦ルーレット





こいつがこの旅の一つのキーになります。

僕はここに来るまで、ある手法を使えば絶対負けないだろ考えていた方法があり、それを実践したのでした。

それは3連続同色が来た後に別色に逆張りをして、もし負けても次に倍額をかけて、勝つまで賭けるという方法です。

この戦略は後にマーチンゲール法というギャンブルでの一番有名な攻略法だったわけですが、それは後で知りましたw

この方法には落とし穴があるのですが、今回はその落とし穴にひっかからずこの方法が功を奏し、見事負け分を取り返した上に+$30程の儲けを獲得。

初カジノに大きな期待を持たせ、長かった一日目が終了したのでした。
機内でプチパニックになりつつ、なんとか長時間フライトの末、経由地であるサンフランシスコに到着です。




トランジットは初めての経験だったので、とりあえず流れに身を任せ進む・・・。

アメリカ入国なので、ここで入国審査、そして再度荷物チェック。




乗り換えまで2時間くらいの時間があったけど、そんなこんなであっという間に乗り換えの時間に。
サンフランシスコの空気を吸うこともなく、国内線に乗り換えていざラスベガスへ!



天気も快晴なので、飛んで程なくしてサンフランシスコの名所ゴールデンゲートブリッジなんかも見えて、ちょっと得した気分になりました。

砂漠地帯の空からの景色は日本では見られない景色なので意外と面白いですね。
途中貯水池?だかなんだかの丸い水瓶がいくつか見られました。




地球って感じするなぁー

約1時間半ほどでベガスに到着!!!




!!!






到着ゲート目の前からスロットマシーン!!
話には聞いてましたが、ガッツリ置いてるなぁw
テンションが上がりまくりです。





さて、ここからが難関です。

ホテルまでどうやって行こうか・・・。

事前の調べではRCTバスという循環バスを使おうと思ってましたが、どうせなら乗り合いバンに乗ろうかと思い、あれやこれや聞いてターミナル出てすぐ横にあった店でチケットを購入。

店員の無愛想さにさっそくアメリカの洗礼を食らう。

日本に来るアメリカ人は愛想いいですけど、本国の人は皆がみんな愛想良くないですからね。


そこで待てと言われてバスを待つ・・・。
何台かバンが来たけど、違うと言われて不安になるが、ようやく乗車。
乗り合いバンなので、他の乗客を待って出発!

ここまでくればもう勝ったようなもんだ←


バンの中から市内を見たかったのですが、流石砂漠地方の車、標準装備の日除けが邪魔して外が見えにくい。


他の乗客を各ホテルに降ろして、最後に自分のホテルに到着!
泊まったホテルはRio All-Suiteというリゾートホテルです。




この画像は他所から転載

名前の通り全室オールスイートホテルという豪華さ。




チェックインカウンターに行くまでの間に早速カジノが!!
おぉ!!これが本場のカジノだー!!
と更にテンションが上がるが、一人なので隠す。

そうそう、ラスベガスのホテルというのはどこ通るにもカジノを通らないと外に出られない&部屋に戻れない仕様になっているらしいです。





チェックインするのに20分くらい並び、ようやく部屋に入ると、そこはまさしくスイートの様相!
いや、俺一人だから!
そんな広くても困るわ!って感じです。

ただ、このホテルそこまで高くないのです。
ラスベガスのホテルはサンフランシスコやニューヨークといった大都市の同等のホテルに比べ遥かに安く設定されてます。
例えて言うならニューヨークなら8万~10万はする部屋がラスベガスだったら2万位って感じですかね。

というのもあくまでラスベガスの主役はカジノ、カジノに行ってもらうためにホテルが存在するので、そのホテルが高かったらカジノでお金を落とさなくなるし客も来なくなる。
なので、ホテルは安めに設定されているのです。


こんな話も聞きました。
ラスベガスって巨大観光地で日本人の旅行者も多いのに、日本語のメニューだったり、サービスが全然無いのはなぜ?

答えは簡単。

日本人はケチなのです。
とにかくカジノでお金を落とさないんだそうです。
なのでそんなケチな人種に対してサービスを拡充する必要も無いというのが答えなのです。


アメリカ人のカジノでの平均使用金額が10万なら日本人は5千円位だそうです。
アメリカ人はカジノに遊びに来てるけど、日本人はカジノはあくまでスパイス、基本は観光メインなんですよね。
さすが明朗会計文化、きっちりした国民性です。

パチンコ、スロット、競馬、競艇、競輪と比較的ギャンブルには嗜みのある人種なのに、意外と旅先じゃ倹約なんですね。

実際にカジノ内を見ても日本人の姿は少なかったです。
特にディーラーの居る台(バカラ、ブラックジャック、ルーレット、クラップス)には全く日本人はいません。
殆どが掛け金の少ないスロットをやってるのです。

宵越しの金は持たないといってた日本人はどこに行ったんでしょうかw

でもそれも日本人のいい所だとは思うんですけどね。


そんな問題提起みたいな内容で今回は終了です。
ようやく今回から旅行編です。

2015年9月15日出発の日を迎えました。
成田へは東京駅から京成バスを使って向かうのですが(コレが一番安くて早い!)バス予約を忘れる失態・・・。
当日そのまま行っても基本乗車可能ですが、予約したほうが100円安いんですよね。


成田に到着し、まずは¥→$に両替します。
これも早めに大黒屋に行って換金しておくのが一番よかったのですが、結局手数料が高めの空港でやってしまうという無駄を。
しかも空港内にはいくつか両替所があるのですが、それが必ずしも全て手数料が同じとは限らないので注意です。


そして事前に予約をしておいたグローバルwifiのポケットルーターをカウンターで受け取ります。
こいつは旅の生命線ですね。
auの海外パケットかけ放題にした場合一日最高2,980円ですが、wifiオンリーであれば一日1,680円。
しかもこれが12日間ともなると、その金額差は\15,000円以上にも膨れ上がるので、海外旅行の際には絶対に契約をしたほうがいいです。


そんなお得情報をお届けした所で最初の目的地、ラスベガスに向けて出発!





今回ラスベガスへは直行便ではなく、サンフランシスコを経由して向かいます。
サンフランシスコまでは約9時間のフライトです。
時差が16時間、日本を15日の17時に出発して、着くのが現地時間で15日の10時なので、ちょっとしたタイムスリップ気分です。




格安航空券だったため、ユナイテッド航空だったのですが、そこは流石格安・・・。
機内食が美味しくない・・・。





特にこの2回めに出された朝ごはんのオムレツとソーセージは残すレベル・・・。

それと座席にはモニターは無く、映像などを見る場合は予めユナイテッド航空アプリをiPhoneやiPadにダウンロードしておき、専用の機内wifiで接続しなければ映像コンテンツを見ることが出来ません。
しかも、日本語で見れる作品はわずか・・・(ドラえもんとか)

行きの飛行機ではそんなことも知らなく、隣に座ってた外人がそれをやっているのを見て初めて知ったので、今回の旅中機内では、あらかじめダウンロードしておいた電子書籍をずっと読んでいたのでした。


実はそんな行きの機内でこの旅一番の危機を迎えていたのでした。


長旅ということもあり、なるべくなら機内は寝て過ごしたかったので、最初の機内食が出されるタイミングでワインをもらい、2本ほどグイッと飲んだのです。

そして食事後ほろ酔いでウトウトしていたら、急に胃のあたりがムカムカしてきました。
「あぁ、ちょっとハイペースでワイン流したのが悪かったかなぁ」くらいに考えていたのですが、そのムカつきがどんどん強くなり、強い吐き気が襲ってきました。

この時飛行機は満席で、自分の席は中央4列シートの内側、隣は外人。
しかも機内食も終わり照明も暗くなっている時でCAにも声がかけずらい状況。
ここでゲロったらとんでもないことになる・・・。

ヤバイ、とんでもなくピンチだ・・・


どうしようもなく、ペットボトルの水を一口飲み、限界だ、CAを呼ばなきゃ!と思った矢先突然目の前がブラックアウトしたのです。

頭の痛みと共に、視界が完全に真っ暗に。

しかもここは上空1万メートルでこれから10日間以上一人で海外に行く、そんな状況が合わさって、生まれて初めて陥る状態と不安で軽くパニックになりました。

なんとかペットボトルの水を再度一口含み、祈るような気持ちで俯いていました。
その状態が数分経ったところで、ようやくブラックアウトした視界が開けてきて、同時に頭もスッキリとしてきました。


助かった・・・。


ようやく視界がクリアになった時には高熱になった時のような尋常じゃないくらいの冷や汗をかいておりました。
そして胃のムカつきも綺麗になくなり、それまでよりも頭がクリアになる謎の状態に。


僕は特に下戸でもありませんし、普段ならそのくらいの酒の量では酔いつぶれる程弱くはありません。
おそらく狭い機内で一気にアルコールを摂取し、うつ伏せ状態でウトウトしていた事で血流が悪くなり、一時的な貧血を起こしたのだと思います。

こんな状態になったのは生まれて初めての経験だったので、とにかくビビリました。

後で調べてみたところ、やはり飛行機内で同様の状態になる人が結構いました。

国際線は特に高度が高く、機内の気圧も低くなるにつれて血圧も低くなるそうです。
その状態で強い酒を一気に摂取、しかも狭い機内で血流が悪くなる状態、という貧血グランドスラムを達成していたのでした。

回復方法として水を飲むのは正しい処置だったようで、そこだけは自分を褒めたいですね。
というか、ペットボトルの水を用意しておいて良かった・・・。


そんな形で旅のピンチを迎えるという、ものすごくダサい話でした。