謎の死体と謎の絆
かなり面白かったし、かなり深かった。
あらすじとしては無人島で1人寂しく過ごしていたハンクは自殺を図ろうとする。すると一体の人間が流れてきた。だがそれは死体だった。
それで彼は一緒に生きたい、どうか生きてて欲しいって、一緒に洞窟の中で過ごすんだけどある日こいつが喋り出す訳。それから一緒に過ごすにつれこの死体に着いている色んな機能を知る。
股間がコンパスになっていたり。指パッチンが火打石みたいになったり...
この便利な死体とのサバイバルを通して2人お互いがはなくてはならない存在なんだと気づいていく。
このスイスアーミーマンという題名はスイスアーミーナイフ
というナイフにもなるし変形してハサミにもなるしっていう便利な道具。それが人間になったからこういう題名なんです。
死体メニーを演じたのはハリー・ポッターシリーズで全世界を魅了した
ダニエル・ラドグリフ
そしてハンク役を演じたのは ポール・ダノ
いいコンビですねー
そしてめちゃめちゃいい映画でした!感動するし、2人のバカっぽさがまた大好きなんです!
ネタバレ注意⚠️
何も知らない赤ちゃん同然の死体が色んなこと人間界の教えてもらうんだけどなんか死体が可愛くて笑(最後まで見て気持ち悪いとか言ってる人は自分にはよく分からない)
たまたまあった2人がサバイバルを通して絆を紡いでいく、過程がちゃんと描かれていました。1番大きなものは恋愛を教えてもらう。
いざ会いに行くとやっぱり世間的に死体が動いていたらそりゃ通報されるし、気味悪がられる。だからハンクは一緒に脱出した死体と最後の最後まで一緒にいることを選んだ。
中盤メニーが言った「なぜ自由が制限されるのに戻るのか」
ハンクもきっと同じように思ったのだと思います。そして、このままだと自分だけが助かって彼を世間的に殺してしまうと思ったのでしょう。
とてもいい映画で死体と人間のコンビっていうのも面白かったです。とても泣けました。
以上が僕のレビューです!最後まで読んでくださりありがとうございました!