★TEAM★AMERICA WORLD POLICE

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すごい!!!人形の精巧さ、セットの見事さ!言うことない。それに反して、言葉の汚さ、下品さは、悪ふざけだ。アメリカっぽいと言えばそうだが。汚い言葉まで茶化しているのだから仕方ない。
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★チーム★アメリカは、世界のテロリストと戦う正義の戦士!。ラシュモア山に基地をもち、テロリストの情報があれば、どこにでも出撃して、悪を滅ぼすことに全力を尽くす。民間人の犠牲もまったく厭わない。文化財だって、テロリストを殺すためなら、木っ端微塵。エッフェル塔も、ルーブルも、ピラミッドもスフィンクスも、誤爆しても正義のためなら仕方ない。

死ぬか生きるかの激務の間にも、芽生えるロマンス。珍妙なラブ・ストーリーが繰り広げられる。人形は、顔の微妙な動きまでできる。上半身だけ見ていると、シリアスなドラマに入り込むほどだ。引きの画面になって、歩き始めると、ことさら人形であることを強調するかのように、ぴょこぴょことぎこちなく歩く。このギャップに笑う。

インテリジェンスと呼ばれるコンピュータの間抜けなこと。戦闘シーンやアクションもすごい。「ナショナル・トレジャー」でおなじみの、ブラッカイマーをからかっているのだ。「教育のない、頭の悪い観客」に向けて作られたアクション映画。スリルとスピードだけの見せ物映画。それを、間抜けな糸あやつり人形で再現してみせる。半端な模倣ではない。巨大で精巧なセットと、撮影アングルの工夫などによる丁寧な仕事によって、初めて茶化すことが出来る。すごいな!!!

北朝鮮の独裁者、金正日も、何の遠慮もなく茶化している。人形の良くできていること!!本人が入っている着ぐるみだ、と言う説も・・・・・ないが。北村総一郎がダークサイド・モードで演じたらそっくりかな?
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金日成の肖像もそのまま出てくる。金正日が歌う「I'm ronry」のバラードは、チャップリンの「独裁者」に出てくる地球儀のダンスに匹敵する。悪役ぶりが徹底している。現実の世界も森喜朗のような馬鹿が仕切っているわけだから、金正日もあの程度なのではないか、と悪寒がする。アジア人蔑視も入っている。ステレオタイプの「r」と「l」の区別がつかないネタ。

日本人はどんなとき投票(vote)する?

答え:irection!(笑えないあなた、アメリカ人はあなたを嘲笑っていますよ)

ハリウッドの大物俳優をおちょくっているのが面白い。スーザン・サランドン、ショーン・ペン、マット・デイモン、ティム・ロビンスなど、おなじみの俳優が、とほほな役で出てくる。マット・デイモンがなぜか馬鹿っぽくておかしい。

アメリカの思想を感じるのは最後の大演説。 証拠を挙げるわけでもなく、どちらの演説に説得力があるか、ということが重視される。弁舌こそ第一、という欧米のスタイルだ。

金正日の悪巧みに乗せられた、全米俳優協会(F.A.G.)会長、アレックス・ボールドウィンが、世界の元首を前に演説をする。最初は優勢だが、チーム★アメリカの代表が、金正日の悪巧みを暴く演説をする。内容は、悪事に荷担すると、悪くない人まで悪事に染まってしまう、ということ。それを、下ネタで、可能な限り下品に汚く演説する。セクハラおやじがビジネス格言をことさらエロにたとえるのと同じだ。

おふざけだから、当然、チーム★アメリカの演説は、世界中の元首たちの心を動かす(!)。

悪だくみは滅ぼされ、正義は勝つ。チーム★アメリカ、万歳(Fuck Yeah!!)!!というお話しです。
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物好きにはおすすめ。人形やセットの懲りようはただごとではない。アメリカ批判をしているとか、共和党を擁護している、とか小難しいことは関係ない。制作者のアホさ加減(ほめ言葉です)を見て欲しい。

(金正日を日本人が演じるとしたら北村総一郎だ、と思ったらクリックお願いします。)


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コメント(3)