ヘレディタリー 継承 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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静かに襲い来る恐怖。後味の悪いB級定番ホラー。

 

2018年11月30日公開
監督:アリ・アスター
出演:トニ・コレット
アレックス・ウルフ 他

 

【賛否両論チェック】
賛:奇妙な雰囲気の漂う一家に、徐々に忍び寄ってくる恐怖とその正体に、驚かされハラハラさせられる。
否:特に前半は、ただただ不気味なままにストーリーが進むだけで、意外と退屈。ラストも消化不良感が半端ない。

 

ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・急に驚かせる描写があり

 


 ホラー映画です。祖母が亡くなった一家を、不気味な影が襲います。主演はトニ・コレット。

 

 始まりは2018年4月3日、グラハム一家の祖母・エレンが亡くなったことでした。葬儀を執り行った娘のアニー(トニ・コレット)は、既に父と兄も他界していたこともあってか、特に悲しみも抱くことがなく、我ながら違和感を禁じ得ませんでした。そんな彼女はミニチュア製作の仕事をしながら、夫のスティーブ(ガブリエル・バーン)と長男のピーター(アレックス・ウルフ)、そして幼い娘のチャーリー(ミリー・シャピロ)と共に、森の中の一軒家で暮らしていました。

 

 スティーブもピーターも、さほど悲しみは見せない中、おばあちゃん子だったチャーリーだけは、ひどくショックを受けた様子でした。一方でアニーは以前から夢遊病の気があり、昔起こしてしまったとある事件をきっかけに、ピーターは彼女を毛嫌いしていました。

 

 そんなある日の夜、ピーターは学校で、友人からパーティーへと誘われます。
「学校でバーベキューがある。」
と嘘をつき、夜中にアニーから車を借りようとしますが、アニーは
「チャーリーも連れて行って。」
と条件を出すのでした。渋々チャーリーを連れ、パーティーへと出かけたピーター。その最中、気になる女子からマリファナに誘われた彼は、チャーリーに
「あそこにケーキがあるから、もらってきなよ。」
と声をかけ、彼女を残して別室へと向かうのでした。

 

 ところがそれからしばらくして、苦しそうな様子のチャーリーが、ピーターの下へとやって来ます。アレルギー体質の彼女は、ケーキに入っていたナッツでショックを起こしてしまったのでした。慌てたピーターは、チャーリーを車に乗せて病院へと向かいますが、その途中、息苦しくなったチャーリーは窓から身を乗り出してしまい、電柱に激突。首を切断されて死んでしまうのでした・・・。

 

 何というか・・・、最近よくありがちな感じのホラーです(笑)。祖母が亡くなるも、どこか違和感のある一家。そんな彼らに少しずつ、不気味な【何か】が忍び寄ってくる様が、静かな中にも恐怖を感じさせます。

 

 ただホラーにしてはかなり淡々と進む方なので、特に前半は気をつけないと眠くなってしまいそうです。結構グロいシーンも多いので、その辺りも好き嫌いは分かれそうなところです。

 

 ラストもかなり強引というか、
「あ、そういう感じになっちゃいますか・・・」
といった印象が否めませんが(笑)、気になった方は是非チェックしてみて下さい。

 


【ワンチャン・ポイント】
※アレックス・ウルフ・・・本作では、物語のカギを握る息子・ピーター役。最近の映画では「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」での、ドウェイン・ジョンソンになる前の少年役(笑)や、「ライ麦畑で出会ったら」での主演が有名なところです。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>