スカイライン 奪還 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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描写はかなりグロテスク。生き残りを賭けた、人類決死の戦い!!

2018年10月13日公開
監督:リアム・オドネル
出演:フランク・グリロ
ボヤナ・ノバコビッチ 他

【賛否両論チェック】
賛:前作の知識はなくても大丈夫。宇宙人の侵略というマクロな戦争を、主人公達の生き残りを賭けた戦いというミクロな視点で描いていくのに、観ていてハラハラさせられる。
否:グロいシーンが結構多いので、苦手に人には向かない。展開もメチャメチャご都合主義。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気はかなり怖いかも


 地球外生命体による突然の侵略を描いた「スカイライン 侵略」の続編です。前作と同じ時間帯に起きていた、別の主人公の戦いを描きます。主演はフランク・グリロ。

 浮かない顔で車に乗り、ロサンゼルス市警までやって来た、主人公の刑事・マーク(フランク・グリロ)。その理由は、素行不良の息子・トレント(ジョニー・ウェストン)が逮捕され、迎えに来たからでした。マークの同僚のガルシアのお陰で、なんとか起訴は免れたトレントは、渋々父親の車に乗り込みますが、あいにくエンジンが故障してかからなかったため、2人は仕方なく地下鉄で帰路へと着きます。その間ほとんど会話のなかったマークとトレントでしたが、良き妻であり母であったローズの死後、共に困難を乗り越えてきた2人は、どこか似た者同士の絆で結ばれているのでした。

 ところが地下鉄に乗車中、突然何かの衝撃を受け、列車が急停車します。マークはすぐさま車掌の女性・オードリー(ボヤナ・ノバコビッチ)に確認をしますが、彼女も何が起きたか分からない様子。車内は停電しており、しかも無線も通じません。危険を感じたマークはオードリーを説得し、彼らは他の乗客達と共に、最寄り駅まで歩くことにします。真っ暗な地下を進み、なんとか近くの駅へと着きますが、地上からは不気味な青白い光が差し込んでおり、それを見た者は操られるように、次々と上空に浮かぶ巨大な宇宙船へと吸い込まれてしまうのでした。他の乗客を止めようとし、光を見てしまったトレントも、操られて宇宙船へと吸い込まれてしまいそうになりますが、間一髪でマークがこれを救います。やむなく地下へと戻り、建設中の地下道へと進むことにしたマーク達は、途中で警察署から逃げてきたガルシアとジョーンズ、そして盲目の物乞い・サージとも合流します。ガルシア達の話によると、警察署でも人が消えてしまったとのことでした。

 その後マークは、進む道すがらにあった排水溝から、空軍の戦闘機が宇宙船と戦っている様子を目撃しますが、強大な火力を誇る宇宙船には全く歯が立たず、空軍機は全滅してしまうのでした。しかもその残骸が、マーク達のいる付近へと落下し、地下道は崩落してしまいます。マーク達はなんとか瓦礫の隙間から抜け出しますが、そんな彼らを、今度は地上へと降り立った生命体が襲撃します。一旦飲み込まれてしまったガルシアは、すぐにマークが助けたために無事でしたが、ジョーンズは脳をむしり取られてしまい、帰らぬ人に。マーク達は激しい戦闘を繰り広げ、なんとかその場を逃げ延びるのでした。

 空軍からの無線で、「港のH埠頭」が救出ポイントだと聞いたマーク達は、必死の思いで港へと向かいますが、そこへ現れたのは巨大な生命体。ケガをしてこれ以上は走れないというガルシアが、自らおとりになって時間を稼ごうとしますが、あえなく殺害されてしまうのでした。その後なんとかH埠頭へと到着したマーク・トレント・オードリー・サージの4人でしたが、救出ヘリは先ほどの生命体によって殲滅されてしまいます。とうとう逃げ場を失ってしまったマーク達は、そのまま宇宙船へと吸い込まれてしまうのでした・・・。

 前作の知識は、最悪なくても大丈夫そうですが、意外なところで意外な人物と繋がっていたりするので、やはり観ていた方がより楽しめるのは事実です。

 突如として謎の生命体による攻撃を受けた地球を舞台に、なんとか生き残ろうと奔走する主人公達と、それを嘲笑うかのように圧倒的な力を見せつける生命体。本作では宇宙船に吸い込まれた主人公親子が、そんな絶体絶命の状況下をどう切り抜けていくのか、ハラハラ必至のサバイバルが繰り広げられていきます。

 ストーリーは割と有って無いようなもので、グロいシーンもメチャメチャ多いので、CG感満載の描写も含め、良くも悪くも好みはハッキリと分かれそうな作品です。


【ワンチャン・ポイント】
※フランク・グリロ・・・本作の主演です。最近の映画では「キャプテン・アメリカ」シリーズでの悪役・クロスボーンズ役や、「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」での敵のボス役、1年で一晩だけあらゆる犯罪が合法化される混乱を描いた「パージ」シリーズでの主演等が有名なところです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>