ザ・プレデター | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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知識は不要。考えずに楽しめる、想像を越えたし烈な戦い。

2018年9月14日公開
監督:シェーン・ブラック
出演:ボイド・ホルブルック
トレバンテ・ローズ 他

【賛否両論チェック】
賛:より高次元に移行した人類とプレデターの戦いに、観ていて手に汗握る。親子愛や戦友との絆が垣間見えるのも印象的。予備知識がなくても、充分楽しめる。
否:ストーリーは、割と有って無いようなもの。グロシーンも勿論非常に多いので、苦手な人には全く向かない。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり


 あの人気シリーズの最新作です。再び地球に現れたプレデターが、人類を恐怖に陥れます。

 遠い宇宙の彼方で、追手から逃げている一隻の宇宙船がありました。その船はなんとか追手を振り切り、地球上空へとワープしてくると、そのままメキシコの密林地帯へと不時着。途中で脱出ポッドらしきものが切り離され、落下していくのでした。

 同じ頃密林の内部で、身を潜めている傭兵のクイン・マッケナ(ボイド・ホルブルック)の姿がありました。カウンタースナイピングのスペシャリストである彼は、仲間のディプリーやケインズと共に、麻薬組織による人質交換の瞬間を待ち構えていました。ところがいざ麻薬組織が到着し、照準を合わせていたその時、上空からあの脱出ポッドが墜落し、辺りはメチャメチャに破壊されてしまいます。すぐさま墜落現場を確かめたクインは、発見したヘルメットとガントレットを、証拠品として回収するのでした。無事にディプリーとも合流したクインでしたが、その直後、惨殺され木々の間に吊るされたケインズの遺体を発見。さらに目には見えない“何か”の襲撃を受け、ディプリーも死んでしまいます。するとはずみで、ガントレットに装備されていた武器が作動し、見えない敵に命中。ケインズの遺体から滴る鮮血で姿を現したその敵は、負傷した様子でした。クインはその隙に逃走し、ほどなくしてトレーガー(スターリング・K・ブラウン)率いる部隊が到着します。クインは翌朝、地元の店でヘルメットとガントレットを本国へと郵送させますが、その直後にやって来た部隊に拘束されてしまうのでした。

 トレーガー達の取調べに対し、のらりくらりと応じていたクインでしたが、すぐに彼は今回の一件が隠蔽される様子だと察します。果たして彼の読み通り、クインはPTSDを追っている退役軍人として、軍刑務所へと護送されることになってしまうのでした。そんな彼は乗せられた護送車の中で、ひと癖もふた癖もあるネブラスカ(トレバンテ・ローズ)達と出逢います。一方本国では、飛来した“何か”への対応が急ピッチで進められており、進化生物学者のケイシー・ブラケット(オリビア・マン)博士が召集されます。ケイシーが連れて来られたのは、「スターゲイザー計画」と呼ばれる計画が進められている基地。そこで行われていたのは、今回捕獲され、トレーガーが“プレデター”と名付けた地球外生命体の研究でした。

 時を同じくして、現在はクインと別居している妻・エミリー(イボンヌ・ストラホフスキー)の下へ、あの証拠品が送られてきます。しかしあいにくエミリーが外出していたため、受け取ったのはまだ幼い息子のローリー(ジェイコブ・トレンブレイ)でした。ローリーは自閉症を患っていましたが、頭は非常に良かったため、好奇心に駆られてヘルメットやガントレットを物色。その際に、偶然ガントレットを起動させてしまいます。その信号に気がついたのは、基地で拘束されていたプレデター。プレデターは突如激しく暴れ出し、拘束を自力で解くと、職員や警備員を惨殺しながら逃走してしまいます。ケイシーが必死にその後を追いかけますが、そんなプレデターの姿を目撃したのは、急きょ基地へと寄ることになり、護送車で待たされていたクイン達。彼らは協力し合って護送車を乗っ取ると、プレデターの追跡を始めるのでしたが・・・。

 過去のシリーズの話題も出てきますが、基本的には特に予備知識がなくても、全く問題ありません。

 歴戦の猛者である主人公が遭遇する、未知の生物。一方で、密かに対プレデター計画を進行させていた当局。本作ではこれまで以上にプレデターの研究が進んでおり、人類とプレデターの激しい戦いから、目が離せません。

 そんな極限状態の中にあって、クインとローリーの確かな親子愛が光るのも見逃せないところです。また、し烈を極める戦いを共にするネブラスカ達との絆にも、思わずグッときます。

 最終的に明らかになる真実も、また衝撃的です。プレデターは何故度々襲来するのか、そして今回の目的にも驚かされてしまいます。

 勿論グロシーンはメチャメチャ多いので、苦手な人は観られませんが、ただの異星人モノでは片付けられない本作を、是非チェックしてみて下さい。


【ワンチャン・ポイント】
※ジェイコブ・トレンブレイ・・・本作では、物語のカギを握る少年・ローリー役。最近の映画では、何といっても「ルーム」や「ワンダー 君は太陽」での活躍が有名なところですね。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>