MEG ザ・モンスター | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

ありがちだけど手に汗握る。お約束満載のパニック映画!!

2018年9月7日公開
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ジェイソン・ステイサム
リー・ビンビン 他

【賛否両論チェック】
賛:圧倒的な脅威を持つメガロドンに対し、人間達がどう戦っていくのか、その行方にハラハラさせられる。
否:展開は非常にご都合主義で、かなり無理もある。グロシーンや怖シーンもあり。


ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・かなりあり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンが結構あり


 新たに発見された深海から現れた、絶滅したはずの巨大サメ・メガロドンの恐怖を描きます。主演はジェイソン・ステイサム。

 始まりは深海で起きてしまった、原子力潜水艦の事故でした。レスキュー・ダイバーのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、同僚のディアンジェロとマークスと共に救助活動を行い、9名を救出して救助艇へと搬送。しかしもう1名を発見したところで、巨大な“何か”が潜水艦に体当たりを始めます。ジョナスはなんとか要救助者と共に救助艇へと到達しますが、その“何か”の威力は凄まじく、このままでは船体が破壊されて全滅してしまうと判断したジョナスは、苦渋の決断を下すのでした。彼はディアンジェロとマークスを置いてハッチを閉め、救助挺を発進させます。すると潜水艦は、その直後に大爆発を起こしてしまうのでした。

 それから5年後。中国沖200キロに建設されていたマナ・ワン海洋研究所に、出資者であるジャック・モリス(レイン・ウィルソン)が到着します。出迎えたのは現場責任者のマック(クリフ・カーティス)とジャン博士(ウィンストン・チャオ)、そしてジャンの娘のスーイン(リー・ビンビン)と、彼女の娘のメイイン(ソフィア・ツァイ)。彼らは早速、モリスを「Oレベル」と呼ばれる階へと案内します。実はこの付近では、これまで海底と考えられていた場所の下に、さらに水温躍層と呼ばれる水温の高い海水があると考えられており、今まさに深海探査艇「オリジン号」が、調査のために発進しようとしているところでした。オリジン号には、ローリー(ジェシカ・マクナミー)・ウォール(オラフル・ダッリ・オラフソン)・トシ(マシ・オカ)が乗船。調査は順調に進み、まるで雲のような海底を抜けると、そこは未知の深海が広がっていました。オリジン号は早速ライトを投下し、探査艇を発進させますが、その直後“何か”の襲撃によってオリジン号は潜航不能になり、深海1万1000メートルに沈んでしまうのでした。

 超深海での不測の事態に、マック達は対処法を検討します。オリジン号内の酸素は、持って18時間。そこでジャンは、“ある人物”の協力を提案します。かつて事故を起こした原子力潜水艦に乗っていた医師のヘラー(ロバート・テイラー)が反対する中、ジャンはモリスと共にある人物を迎えに、一路タイへ。その人物とは、原子力潜水艦の事故以来海を離れ、飲んだくれていたジョナスでした。ジャンの依頼に対し、ジョナスは
「今の俺は、金でも良心でも動かない。」
と頑なな姿勢を崩しませんでしたが、ローリーが最後に残した、
「ジョナスは正しかった・・・」
という通信の録音を聞き、顔色が変わります。実はローリーは、ジョナスの元妻。最終的にジョナスは、救助を承諾するのでした。

 その頃オリジン号では、ウォールやトシの復旧作業によって電力が回復しますが、明かりに反応する“何か”によって再び攻撃され、船体が損傷。ローリーも、衝撃を受けた際に工具が腹部に刺さり、負傷してしまいます。しかもこの時の損傷によって酸素が低下したため、救助のために残された時間は、わずか数時間となってしまうのでした。マナ・ワンにはまだジョナス達が到着してしませんでしたが、いてもたってもいられなくなったスーインは、マック達の制止を振りきり、救助艇「スライダー号」に乗って水温躍層へと向かいます。直後に到着したジョナスは、メイインが用意していた「エボルーション号」で、後に続くのでした。先に到着したスーインは、オリジン号を牽引しようと試みますが、またしても巨大な“何か”の襲撃を受けてしまいます。スライダー号の船体に巻きつき、破壊しようとするその生物の正体は、なんと巨大なイカでした。しかしイカは幸いにも、船体が壊れる寸前に去っていきます。しかしホッとしたのも束の間、そこへ姿を現したのは、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメ・メガロドンでした・・・。

 発見された新たな深海から現れた太古の巨大ザメ・メガロドン。その桁外れの脅威に対し、圧倒的に不利な主人公達がどう立ち向かっていくのか、見どころです。生身のアクションだけではないジェイソン・ステイサムも、クールでカッコイイですね(笑)。

 あまり言うとネタバレになってしまいますが、いわゆるサメが登場するパニック映画でよくあるようなお約束のシーンも多数登場するので、分かってはいても思わずハラハラさせられてしまいます。

 主人公達が危ないところで上手いこと助かったり、展開がかなりご都合主義だったりと、ツッコみどころは多々ありますが、パニック映画好きにはオススメの作品といえそうです。


【ワンチャン・ポイント】
※ジェシカ・マクナミー・・・本作では主人公の元妻・ローリー役。最近の映画では、かつてテニス界における男女間の不平等を訴え、男子シニア選手との試合に挑んだビリー・ジーン・キングを描いた「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」での、マーガレット・コート役等が有名なところです。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>