ミッション:インポッシブル フォールアウト | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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予備知識は必須。息もつかせぬ怒濤のド迫力アクション!!

2018年8月3日公開
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ
ヘンリー・カビル 他

【賛否両論チェック】
賛:トム・クルーズによる壮絶なアクションの数々や、痛快なトラップで悪党を追いつめていく様が、観ていてハラハラドキドキさせられる。
否:予備知識なく観ると、訳が分からないまま話が進んでしまいそう。展開もお約束のご都合主義。


ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン等かなりあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも


 あの大人気スパイアクションシリーズ・最新作です。今回は奪われたプルトニウムを追って、イーサン・ハントが壮絶な戦いに挑みます。主演は勿論トム・クルーズ。

 IMFのエージェントであるイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、どこかの湖畔に立っていました。そこで彼は、元妻のジュリア(ミシェル・モナハン)と再び結婚の誓いをしていましたが、ふと神父の言葉が変わり、顔を見たイーサンはがく然とします。それは犯罪組織「シンジケート」のボスで、かつて自身が捕らえ収監中のソロモン・レーン(ショーン・ハリス)でした。次の瞬間、ジュリアの後方で大きな爆発が発生。とっさにジュリアを庇うイーサンでしたが、結局2人共その爆発に巻き込まれてしまうのでした。

 隠れ家で目覚めるイーサン。先ほどの爆発は悪夢にすぎませんでした。するとそこへ、伝令が上層部からの指示を伝えにやって来ます。それは、盗まれた3つのプルトニウムを回収するために、謎の男“ジョン・ラーク”率いるシンジケートの残党組織「アポストル」に成りすまし、盗んだ組織と取引をするというものでした。イーサンは早速IMFの仲間を集めると、ジョン・ラークに成りすましてマフィアと接触を開始し、取引現場へと向かいます。取引も順調に進み、マフィアが3個のプルトニウムを持参したことも確認。後は車から金を持ってくるだけという段階になって、事件が起こります。車にいたルーサー(ビング・レイムス)が何者かに捕まってしまい、イーサンとベンジー(サイモン・ペッグ)に銃撃を加えてきたのでした。逃走するマフィアからなんとかプルトニウムが入ったケースを奪い取ったイーサンは、ルーサーを盾にする犯人に対し、ルーサーもろとも撃ち倒します。防弾チョッキを着ていたルーサーは事なきを得ますが、イーサンがケースから目を離したそのわずかな隙に、ケースは忽然と消えてしまうのでした。

 その後テレビでは、3大聖地が核攻撃を受けたとのニュースが流れ、甚大な被害の様子も克明に映し出されていました。イーサンとルーサーが訪れたのは、今回のプルトニウム流出に関わったとされる専門家で、無政府主義者のデルブルック博士。彼は3週間前に交通事故に遭い、病室で目を覚ましたところでした。そこでイーサン達は、デルブルックの声明文を全米ニュースで流すことを条件に、プルトニウムの起爆解除コードを聞き出します。するとその直後、病室の壁が倒れ、現れたのは何もない倉庫。実は3大聖地が核攻撃を受けたというニュースは、デルブルックを説得するためのフェイクで、彼が遭遇した事故の相手はイーサン達、そして事故からは3週間どころか、まだ1時間しか経っていなかったのでした。

 その後イーサン達は、ジョン・ラークが取引をすると見られているマフィアの重要人物の女性、通称“ホワイト・ウィドウ”と接触するべく、作戦を開始しますが、そんなIMFの動きに不信感を募らせていたのが、CIAのスローン長官(アンジェラ・バセット)でした。スローンはイーサン達の行動を監視するために、エージェントのオーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カビル)を同行させることを条件に、CIA機の利用を許可します。かくしてイーサン達は、ジョン・ラークとホワイト・ウィドウがいると見られるパーティーへと潜入するべく、一路パリへと向かうのでしたが・・・。

 特に冒頭では何も説明してくれないにも関わらず、前作までの関連や登場人物も沢山出てくるので、予備知識は必要不可欠です。

 勿論皆さんご存知の通り、この映画の1番の見どころは、なんといってもトム・クルーズによる生身のアクションの数々です。毎回観る側の期待を大きく越える活躍を見せてくれるイーサン・ハントですが、今回も思わず度肝を抜かれること請け合いです。

 大切な人を守るため、そして世界規模の犯罪を防ぐために、イーサン率いるIMFのメンバー達が孤立無援で挑んでいく様は、ご都合主義な展開と分かってはいても、観ていて手に汗握ります。クライマックスに待つ痛快なトラップも必見です。

 細かいことはツッコまず、怒濤のアクションに酔いしれたい、そんな作品です。


【ワンチャン・ポイント】
※レベッカ・ファーガソン・・・本作では、女エージェントのイルサ役。最近の映画では、なんといっても「グレイテスト・ショーマン」での歌姫役が有名なところですが、他にも列車の車窓から目撃した不倫が殺人事件へと繋がっていく「ガール・オン・ザ・トレイン」や、実在したソプラノ歌手を描いた「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」、宇宙ステーションで未知の生命体による恐怖に見舞われる「ライフ」等にも出演されています。


オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>