BLEACH | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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原作好きに賛否はあれど。愛する者を守るための壮絶な戦い!!
 
2018年7月20日公開
監督:佐藤信介
出演:福士蒼汰・杉咲花・吉沢亮 他
 
【賛否両論チェック】
賛:かつて守れなかった愛する人々を再び守るために、悪霊や死神達との壮絶な戦いに身を投じていく主人公の姿が、痛快でカッコイイ。グロシーンが思いのほか少ないのも嬉しい。
否:やたらと説明ゼリフが多く、似たようなシーンも続くので、興味を惹かれないと退屈してしまうかも。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・少しあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも
 
 
 大人気コミックの実写映画化です。ひょんなことから死神代行となった主人公が、大切な人々を守るために、壮絶な戦いに身を投じていきます。主演は福士蒼汰さん。
 
 始まりは、雨が降りしきる日でした。まだ幼かった主人公・黒崎一護は、母・真咲(長澤まさみ)に連れられ、川原の道を歩いていました。大型のトラックが通り、道路側を歩いていた一護はずぶ濡れになってしまいますが、
「母ちゃんは俺が守る。」
と一護は胸を張ります。するとその時、人気(ひとけ)のない川辺に傘も差さずに濡れている少女を見かけ、駆け寄る一護。次の瞬間の彼の記憶は、自分を庇って倒れている真咲の姿でした。
 
 時は流れ、現在の空座町(からくらちょう)。路地裏で3人の不良とにらみ合っている、1人の高校生の姿がありました。殴りかかってくる不良達を一蹴した彼こそ、成長した黒崎一護(福士蒼汰)でした。一護は不良達に対し、
「あいつに謝れ。」
と詰め寄りますが、不良達は何のことか分からず、面食らいます。それもそのはず、実は一護には“幽霊が見える”という特技があり、この場所で以前亡くなった少年に向けて備えてあった花束を、先日不良達がスケートボードで倒したため、悲しんでいる少年の幽霊を見た一護が、代わりに一肌脱いだのでした。そんな彼は今、この空座町で父・一心(江口洋介)と、2人の幼い妹・遊子(平澤宏々路)と夏梨(安藤美優)と共に、平凡に暮らしていました。
 
 その日の夜帰宅した一護は、自分の部屋に黒装束を着た1人の少女がいることに気がつきます。いつものように幽霊かと思いますが、彼女は自分のことを“死神”と名乗るのでした。少女の正体は、死神の朽木ルキア(杉咲花)。呆気に取られたのも束の間、夏梨の叫び声を聞きつけた一護はリビングへと駆けつけますが、次の瞬間、壁を突き破って伸びてきた巨大な腕が、夏梨を連れ去ってしまいます。驚きながらも追いかけた一護の目に飛び込んできたのは、彼にしか見えない巨大な悪霊・虚(ホロウ)でした。すぐさまルキアが駆けつけ、斬魄刀(ざんぱくとう)で対峙しますが、不意を突かれて利き腕をやられてしまいます。虚の狙いは、霊圧の高い一護の魂。絶体絶命の窮地に陥ってしまう一護達でしたが、そこでルキアが下した決断は、斬魄刀を通じて自身の霊力を一護に注ぎ込むことで、一護へ死神の力を一時的に与えるというものでした・・・。
 
 コミック原作の実写映画化は勿論多いですが、これだけ好き嫌いが分かれる作品も珍しいのではないでしょうか(笑)。原作の人気が高い分、その辺は致し方がないところですね。
 
 大切な母を守れなかったという過去を背負い、時にその思い出に苦しみながらも、今度こそ家族やルキア、仲間達といった大切な者達を守るために、何度倒れても立ち上がり続ける一護の姿が、とてもカッコイイです。
「赤の他人のために命を賭けるほど立派な人間じゃねえが、目の前の困ってる奴をほっとくほどクズでもねえ!!」
という彼のセリフが、非常に印象的でした。
 
 ド迫力のアクションの中で、[ALEXANDROS]の主題歌や挿入歌も、見事に世界観にマッチしているのもステキです。良くも悪くも、是非ご覧になっていただきたい作品です。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※佐藤信介監督・・・本作の監督さん。最近の映画では「GANTZ」や「図書館戦争」シリーズ、「アイアムアヒーロー」や「デスノート Light up the NEW world」「いぬやしき」といったアクション映画の監督を務めていらっしゃいますが、他にも「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」といったミステリーや、アニメーション映画の「ホッタラケの島 遥と魔法の鏡」等の監督も務めていらっしゃいます。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>