ピーターラビット | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

教育上はよろしくない?キュートな動物達の破天荒ムービー!!
 
2018年5月18日公開
監督:ウィル・グラック
出演:ローズ・バーン
ドーナル・グリーソン
(声)ジェームズ・コーデン/千葉雄大 他
 
【賛否両論チェック】
賛:生きるために、マグレガー家と破天荒な戦いを繰り広げて来たウサギのピーター達が、ビアや兄弟達との絆の修復をかけて大冒険へと挑んでいく姿が、痛快かつキュートでカワイイ。
否:ピーター達の行動は、必ずしも誉められたものばかりではないので、教育上は決してよろしくはない。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・かなりあり(笑)
怖シーン・・・基本的にはなし
 
 
 あの世界的人気キャラクターの実写映画化です。ウサギのピーター達が大騒動を巻き起こします。ピーターラビットの声はジェームズ・コーデン、吹替版は千葉雄大さんです。
 
 物語の舞台となるのは、イギリスのウィンダミアという田舎町。父親譲りの青いジャケットを着た、ウサギのピーター(声:ジェームズ・コーデン/千葉雄大)は、フロプシー(声:マーゴット・ロビー)・モプシー(声:エリザベス・デビッキ)・カトンテール(声:デイジー・リドリー)の三姉妹と、ピーターを放っておけない親友のベンジャミン(声:コリン・ムーディ)と、元気いっぱいに暮らしていました。その日も彼らは、動物嫌いで頑固者のマグレガーおじさん(サム・ニール)の畑から、野菜を狙っていました。上手く潜り込んだピーターは、マグレガーに気づかれないよう野菜を盗み出しますが、あと一歩のところでジャケットが柵に引っかかってしまい、マグレガーに捕まってしまうのでした。実はかつてピーター達の父親は、マグレガーに捕まってパイにされており、危うくピーターも殺されそうになってしまいます。しかし間一髪のところで、マグレガーの隣の家に住む、ウサギ好きの画家・ビア(ローズ・バーン)に助けられ、事なきを得るのでした。
 
 その後ピーター達は、ビアの家へとついていきますが、部屋の窓からマグレガーの畑を覗いたピーターは、自分のジャケットが案山子にかけられているのを発見。いてもたってもいられなくなり、単身で再び畑へと潜入しますが、実はこれはマグレガーの罠でした。またしてもマグレガーに捕まってしまうピーターでしたが、その直後、マグレガーは苦しみながら倒れ、死んでしまいます。実はこれはピーターの手柄でもなんでもなく、マグレガーの日頃からの不摂生が祟っての心臓発作でしたが、この一件でピーターは“マグレガーを倒した英雄”として、動物達の間でチヤホヤされるようになるのでした。
 
 マグレガーの死後、彼の家は空き家となり、動物達は昔のように畑の食べ物を自由に食べられるようになります。大喜びした彼らは、マグレガーの家で宴を催し、夜通し騒ぎまくるのでした。ところ変わって、こちらはロンドンに住む、マグレガーの又甥のトーマス(ドーナル・グリーソン)。彼は老舗オモチャ屋の出世頭でしたが、狙っていた副支配人の座を、社長の親戚でもあるダメ同僚・バナマンに奪われてしまい、我を忘れて店で大暴れ。半ば強制的に休暇をとらされることになってしまうのでした。時を同じくして彼の下には、大叔父のマグレガーの急逝によって、遺産としてウィンダミアの家と畑が相続されるとの連絡が入ります。元々全く知りもしない大叔父の存在に面食らいながらも、トーマスは家と畑を売却するべく、すぐに下見へとやって来てしまうのでしたが・・・。
 
 冒頭からマグレガーおじさんが死んで喜んだり、アレルギーのトーマスにブルーベリーを食べさせたりと、教育上はなかなかよろしくない印象は拭えません。なんともヤンチャなウサギの兄弟達です(笑)。しかしその実、彼らにも勿論言い分は有るわけで。両親亡き後、生きるために躍起になり、新しくやって来たトーマスの邪魔をするべく大作戦に挑んでいく姿が、キュートなルックスとイマドキのミュージックに乗せて、とってもコミカルに描かれていくのが印象的です。
 
 そして後半は、失ってしまった絆を修復するために、ピーター達がどんな行動をとっていくのか、その辺りからも目が離せません。あまり言うとネタバレになってしまいますので、詳しくは是非観てみて下さいませ(笑)。
 
 豪華な声優陣も含めて、基本的にはどんな世代にもオススメ出来そうな作品です。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※ジェームズ・コーデン・・・本作では、主役となるピーターラビットの声をご担当。最近の映画では、オーディション番組から輩出されたオペラ歌手、ポール・ポッツの半生を描いた「ワンチャンス」での主演や、「はじまりのうた」でのキーラ・ナイトレイ演じる主人公の親友役、「イントゥ・ザ・ウッズ」でのパン屋の夫役等でも出演していらっしゃいます。
 
※マーゴット・ロビー・・・本作では、ウサギのフロプシーの声をご担当。最近の映画では、あの「スーサイド・スクワッド」でのハーレイ・クイン役が有名ですが、他にも「ターザン:REBORN」や「フォーカス」でのヒロイン役、そして「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」ではトーニャ・ハーディング役も務めていらっしゃいます。
 
※エリザベス・デビッキ・・・本作では、ウサギのモプシーの声をご担当。最近の映画ではレオナルド・ディカプリオ主演の「華麗なるギャツビー」や、ジョシュ・ブローリン主演の「エベレスト3D」、ヘンリー・カビルとアーミー・ハマーがアメリカとソ連のスパイを演じた「コードネームU.N.C.L.E.」や、シェイクスピアを映画化した「マクベス」、そしてマーベルの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」等に出演されています。
 
※デイジー・リドリー・・・本作では、ウサギのカトンテールの声をご担当。最近の映画では、何といってもあの「スター・ウォーズ フォースの覚醒」「同 最後のジェダイ」でのヒロイン役が有名な方ですが、他にもアガサ・クリスティ原作の「オリエント急行殺人事件」にも出演していらっしゃいますね。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>