レザーフェイス 悪魔のいけにえ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

グロ+ホラーのダブルパンチ。観るなら覚悟して。
 
2018年5月12日公開
監督:ジュリアン・モーリー
アレクサンドル・バスティロ
出演:バネッサ・グラッセ
スティーブン・ドーフ 他
 
【賛否両論チェック】
賛:悲劇の主人公が、いかにして恐怖の殺人鬼へと変わっていったのか。その切ない過程がショッキングな描写満載で描かれていくのに、観ていてハラハラさせられること必至。
否:グロいシーンが嫌というほど続くほか、急に驚かせるシーンも多いので、スプラッター映画やホラー映画が苦手な人は絶対に観られない。
 
ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがメッチャあり
 
 
 あの「悪魔のいけにえ」の前日譚を描いた作品です。恐怖の殺人鬼“レザーフェイス”誕生の真実を描きます。
 
 始まりは1955年のテキサスでした。ソーヤー家が営む農場、その中に佇む一軒家で、まだ幼い三男・ジェドの誕生日が祝われていました。やがて母親のヴァーナ(リリ・テイラー)がプレゼントを持ってきますが、それは何故かチェーンソー。そしてその食卓には一家の他にも、彼らが
「ウチの豚を盗んだ。」
と難癖をつけて捕らえた男が縛られていました。ヴァーナ達は早速ジェドに、チェーンソーで男を殺すよう迫りますが、まだ幼いジェドには殺すことが出来ず、最終的には祖父が代わりに殴り殺すのでした。
 
 数日後、ソーヤー家の近くを車で通りかかったベティ(ロリナ・カンブローバ)とその恋人は、道端に“何か”が横たわっているのを見つけます。急ブレーキをかけて確かめると、なんとそれは豚の皮を被った子供で、
「お願い、助けて。」
と呟くと、逃げていってしまうのでした。放っておけなかったベティは後を追いかけ、古びた納屋へと辿り着きます。ところがこれは、ソーヤー家の長男・ドレイトン(ネイサン・クーパー)達による罠で、ベティは床に空いた穴へと落下し、その上から石材を落とされて惨殺されてしまうのでした。事件はすぐに警察の知るところとなり、やって来たベティの父で保安官のハートマン(スティーブン・ドーフ)は、ドレイトンに対して怒りを露にします。実はこうした事件が起きる度に、毎回のようにソーヤー家の人間が現場に居合わせるため、ハートマン達も薄々彼らが犯人だと分かっているものの、証拠がないため捕まえられずにいました。しかし今回ばかりは我慢ならないハートマンは、やって来たヴァーナに対し、
「お前の子供達を全員施設に入れる!!」
と宣言するのでした。
 
 それから月日は流れ、10年後。問題がある児童を保護している「ゴーマン・ハウス」という施設へ、新人看護師のエリザベス(バネッサ・グラッセ)がやって来ます。院長のハリスに施設内を案内された彼女は、紳士的な青年・ジャクソン(サム・ストライク)と、無口な巨漢・バド(サム・コールマン)に出逢います。その直後、エリザベスは好色な男・アイザック(ジェームズ・ブルーア)に絡まれますが、とっさにバドが守ろうとし、2人はケンカになってしまいます。また深夜になると、今度は問題児の少女・クラリス(ジェシカ・マドセン)が、浴室で他の少女にネズミを食べさせようとしている現場を目撃したエリザベス。
 
 そんなある日、再婚して姓がカーソンとなったヴァーナが弁護士を連れ、収容されているジェドと面会するべく、ハリスの下を訪れます。しかしハリスはこれを固辞。それでも諦めきれないヴァーナは、トイレに行くフリをして施設に侵入し、ジェドを探し回ります。こうしてヴァーナがカギを開けてしまったため、施設内の患者達が暴徒と化し、一斉に脱走を始めてしまうことに。するとバドは混乱に乗じ、「電気療法」と称して自分達を虐待していたハリスを惨殺。一方のエリザベスは、他の少年に襲われたところをジャクソンに助けられ、2人で脱出を図りますが、運悪くアイザックとクラリスの人質となってしまいます。アイザックは2人をトランクに押し込み、偶然居合わせたバドも車に乗せると、クラリスと共に逃走してしまうのでした・・・。
 
 さすがはあのスプラッター映画の前日譚だけあって、メチャメチャグロくて怖いです。身体がちぎれたり飛んでいったりするシーンが次々に出てくるほか、ホラー映画特有の急に驚かせるような演出もかなり多いので、まずそこで苦手な人は観られないこと請け合いです(笑)。
 
 予備知識は特に要りません。狂気の一家で生まれ育ち、その後10年に渡って虐げられてきた少年・ジェドが、いかにしてあの「レザーフェイス」へと変貌を遂げていったのか。その辺の少し切なさも感じさせるストーリーが、追う方も追われる方もヤバすぎる逃亡劇の中で描かれていきます。
 
 観るには結構勇気がいる作品ですが、怖いもの観たさに是非チェックしてみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>