ホース・ソルジャー | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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生き抜く覚悟。不可能な戦いに挑んだ男達の雄姿!!
 
2018年5月4日公開
監督:ニコライ・フルシー
出演:クリス・ヘムズワース
マイケル・シャノン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:死をも免れない困難な作戦の中、生きて帰る意志を持った主人公達の孤軍奮闘ぶりや、現地人との絆が印象深い。戦闘シーンも緊迫感に溢れ、圧倒される。
否:戦死や虐殺等、殺害シーンやケガのシーンがかなり多いので、苦手な人には当然向かない。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン等メッチャあり
アクションシーン・・・戦闘シーンがメッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも
 
 
 9.11直後に行われたという、アメリカ陸軍特殊部隊の作戦を描いた実話です。主演はクリス・ヘムズワース。
 
 2001年9月11日。アメリカ・ケンタッキー州で家族と休暇を過ごしていた、陸軍のミッチ・ネルソン大尉(クリス・ヘムズワース)。彼はテレビのニュースで、世界貿易センタービルに旅客機が突っ込むというテロ事件が起きたことを知ります。一方、同じくケンタッキー州で脱出訓練を行っていたミッチの部下達、特殊部隊「グリーンベレー」の面々も、テロ事件発生の一報を知らされるのでした。
 
 翌日、休暇を切り上げて基地へと戻ってきたミッチは、早速上官のバワーズ中佐(ロブ・リグル)に前線への復帰を志願しますが、タイミング悪く、ミッチが先日内勤への転属願を出していたため、あえなく却下されてしまいます。自室に入り、いらだちを募らせるミッチ。実戦経験こそないものの、ミッチがそんな熱い志を持っている男だと知っている、古参のハル・スペンサー準尉(マイケル・シャノン)は、改めてバワーズを説得。ようやくバワーズも折れ、ミッチはサム・ディラー(マイケル・ペーニャ)を始めとする自身の部下を連れ、総勢12名で中東へと向かうのでした。
 
 迎えた10月16日。ウズベキスタンの米軍基地へと到着したミッチ達。早速ミッチ1人だけがマルホランド大佐(ウィリアム・フィクトナー)の下へと呼び出されると、任務の説明をされます。今回の任務は、反タリバン勢力である北部同盟のドスタム将軍(ナビド・ネガーバン)の信頼を得て、最終的にタリバンの重要拠点であるマザーリシャリーフを制圧すること。「猶予は6週間だ。」
と告げるマルホランド大佐に対し、ミッチは
「ソ連軍がかつて残した情報によると、11月中旬以降は例年雪に閉ざされ、侵攻が出来ない。猶予は3週間です。」
と進言。そんな彼の熱意が認められ、候補となっていた5つの隊のうち、ミッチが率いる隊が任務に選ばれるのでしたが・・・。
 
 たった12人で現地勢力の信頼を勝ち取り、5万人のタリバン勢力に挑むという、不可能を絵に描いたようなミッション。志願した誰もが名誉の戦死を覚悟する中、
「必ず帰る。」
という家族との約束を胸に、
「全員で生きて帰る。」
という意志を貫き続ける主人公の強さが印象に残ります。
 
 そんなミッチを、始めは「客」として軽く見ていた現地のドスタムが、危険を省みずに先陣を切っていく彼の姿に感化され、次第に「兵士」として、そして「戦士」として認め、絆を深めていく様は、なかなか感慨深いものがあります。
 
 戦闘シーンもかなり本格派で、戦場の緊迫感にハラハラさせられること間違いなしです。
 
 アメリカ偏重の内容はさておき、主人公達の孤高な戦いに感動出来る、そんな作品です。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※エルザ・パタキー・・・本作では、主人公のミッチ・ネルソンの妻・ジーン役。何といっても「ワイルド・スピード」でのドムの元恋人・エレナ役が有名なお方です。実はクリス・ヘムズワースとは、実際のご夫婦だそうですね。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>