アンロック 陰謀のコード | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

こじんまり感がたまに傷。復活した捜査官の孤高な戦い!!
 
2018年4月20日公開
監督:マイケル・アプテッド
出演:ノオミ・ラパス
オーランド・ブルーム 他
 
【賛否両論チェック】
賛:心の傷から戦いを通して立ち直っていくヒロインの姿や、テロの脅威を身近に感じる内容、そして裏切り者が読めない緊迫感に、観ていてハラハラさせられる。アクションも意外と豊富。
否:世界規模のテロの割に、どうしてもこじんまりし過ぎている感は否めない。主人公が都合よく助かっていくのも、かなりのご都合主義。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーン等多数あり
アクションシーン・・・かなりあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも
 
 
 前線から退いていたCIAの尋問官が、バイオテロの危機に孤軍奮闘します。主演はノオミ・ラパス。
 
 ロンドンの地区センターで、就職斡旋の仕事をしているアリス・ラシーン(ノオミ・ラパス)。彼女はタクシー運転手の青年・アムジャドから、彼のアパートの隣室に9人のインド人がやって来ているという話を聞くと、すぐにMI5の旧友であるエミリー・ノウルズ(トニ・コレット)に連絡し、ガサ入れをさせます。結果的にはただの学生達だったものの、実はアリスの正体はCIAの尋問官。彼女は2年前に、自身のミスでテロを防ぐことが出来ず、その罪悪感から一線を退いているところなのでした。アリスはCIAロンドン支局で上司だったエリック・ラッシュ(マイケル・ダグラス)からも復帰の誘いを受けますが、これを固辞してしまいます。
 
 そんな中CIAには、ロンドンに潜伏しているイスラム教の指導者・ハリル(マクラム・フーリ)が、テロリストのマーサー(ミヒャエル・エップ)に宛てて、大規模テロ決行の指示を託した使者・ラティーフ(エイメン・ハムドゥーチ)を送ったという情報が飛び込んできます。CIAはすぐにラティーフを拘束したものの、マーサーとの密会場所や手順を聞き出すための尋問官が、その日の朝に謎の死を遂げていました。他に近場で尋問官がおらず、ヨーロッパ部門長のボブ・ハンター(ジョン・マルコビッチ)は,アリスにやらせるよう指示を出します。かくして翌日アリスの下に、フランク・サッター(マシュー・マーシュ)という捜査官がやって来ると、彼女に尋問を行うよう指示するのでした。
 
 アリスはラティーフが拘束されている場所を訪れると、巧みな手段で彼と信頼関係を築いていき、なんとか接触のための手順を聞き出すことに成功します。ところが、聞き出した内容をサッター達に話す直前、CIA本部のロムリー(ブライアン・カスプ)から、
「ハリルの使者の尋問をしてほしい。」
との電話が入ります。アリスは瞬時に、この尋問が偽物で、CIA内部に裏切り者がおり、かつその人物がマーサーに接触しようとしていると気づくと、隙を突いてラティーフを連れて逃走を図るのでしたが・・・。
 
 罠にはめられたCIAのエージェントが、孤高な逃避行を繰り広げながら、テロの陰謀を防ぐために奔走するという、最近ありがちなお話ではありますが、身近に潜むバイオテロの脅威を感じさせるような展開や、
「裏切り者は誰か!?」
といった緊迫感に、思わずハラハラさせられます。
 
 ただ、やはりどうしてもB級感といいますか、
「え、大規模テロのはずなのに・・・この人数で対応するの?」
みたいなツッコミが出てきてしまうのは、ご愛嬌でしょうか(笑)。次から次へと主人公ばかり都合よく助かっていくのも、やや興ざめしそうなところではあります。
 
 アクションも結構ありますが、基本的にはサスペンス好きな方向けの作品かも知れません。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>