マンハント | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ツッコミどころはありすぎて(笑)。アクションメインのサスペンス!!

 

2018年2月9日公開
監督:ジョン・ウー
出演:チャン・ハンユー
福山雅治
チー・ウェイ 他

 

【賛否両論チェック】
賛:真実を追う2人が、組織や警察に追われながら繰り広げる重厚なアクションが満載。
否:話し方や演出等、日本人が観るとツッコミどころが多すぎる。

 

ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも

 

 

 高倉健主演の「君よ憤怒の河を渉れ」の再リメイク作品です。無実の罪を着せられた弁護士が、追う刑事と共に真実を暴くために奔走します。

 

 物語の舞台は大阪。主人公の国際弁護士、ドゥ・チウ(チャン・ハンユー)が、ふらりと居酒屋を訪れます。あいにく店は閉店していましたが、若い女将が気を利かせ、酒を用意してくれるのでした。2人は映画の話に花を咲かせますが、しばらくすると、店にヤクザの一行がやって来ます。どうやら金絡みのことらしいと勘づいたドゥ・チウは、
「俺は弁護士だ。力になる。」
と声をかけますが、そんな彼の申し出を女将は丁重に断ると、ドゥ・チウを帰らせるのでした。ところが、実はこの女将ともう1人の女性店員の2人、本物とすり替わった偽者で、その正体は暗殺者のレイン(ハ・ジウォン)とドーン(アンジェルス・ウー)。2人は店じまいをすると拳銃を取り出し、ヤクザ達を皆殺しにしてしまうのでした。

 

 数日後、ドゥ・チウの姿は、雇われていた天神製薬のパーティー会場にありました。既に別の製薬会社の顧問弁護士になることが決まっているドゥ・チウ。この日は天神製薬の次期社長で、現社長・酒井義廣(國村隼)の息子・宏(池内博之)の就任パーティーに顔を出したところでした。そこでドゥ・チウは、謎めいた女性・真由美(チー・ウェイ)と出逢います。彼女は、ドゥ・チウが天神製薬の弁護士として勝訴させた3年前のとある裁判について、何かを知っている様子。気になったドゥ・チウは、2日後にまた会う約束をし、自宅まで車で送ってもらうことにします。一方、彼の自宅では、パーティー会場から一足先に出た女性・希子(TAO)が待っているのでした。

 

 翌朝、ふと自室のベッドで目を覚ましたドゥ・チウ。すると隣りには、なんと希子の死体が転がっているのでした。面食らうドゥ・チウでしたが、すぐにやって来たお手伝いさんに目撃されてしまい、自ら警察に通報します。同じ頃、大阪府警捜査一課の刑事・矢村聡(福山雅治)は、突如発生した立てこもり事件の現場へ向かっていました。子供を人質にとり、爆弾とマシンガンで武装した凶悪犯達(斎藤工・吉沢悠)に対し、矢村はジャーナリストと偽って近づくと、隙を突いて一気に制圧してしまいます。その後矢村は、新しく配属されてきた百田里香(桜庭ななみ)と共に、ドゥ・チウの事件へ合流するのでしたが・・・。

 

 日本語の言い回しを始め、急にお祭りの神輿が通ったり、別荘に日本刀が飾ってあったりと、ディテールの部分のツッコミどころは多すぎます(笑)。まさに「外国の方から見た日本」を体現していますね。なので、「日本っぽい別の国」のお話だと思えば、気にならないかと(笑)。

 

 その代わり、アクションはかなりスゴいです。迫力のある殺陣は勿論のこと、カーアクションや水上バイクまでも駆使して、重厚なアクションがこれでもかと繰り広げられていきます。

 

 あまり深くは考えずにアクションを堪能したい、そんな作品といえそうです。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※ハ・ジウォン・・・本作では、暗殺者のレイン役。最近の映画では、石油掘削船の作業員と謎の生物との戦いを描いた「第7鉱区」で、ヒロイン役を務めていらっしゃいますね。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>