CINEMA FIGHTERS | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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楽曲から映画への不思議な変化。味わい深い大人のオムニバス映画。
 
2018年1月26日公開
監督:河瀬直美・A.T.・萩原健太郎・齋藤俊道・常盤司郎・落合賢
出演:山田孝之・AKIRA・倍賞美津子・Ami・町田啓太・岩田剛典 他
 
【賛否両論チェック】
賛:6つの異なる世界観を通して、人間の本質を感じ取れるのが印象的。基の楽曲そのものも魅力。
否:設定はかなり無理があり、ツッコミどころも多め。楽曲の好き嫌いも分かれそう。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・基本的にはなし
 
 
 別所哲也さんとHIROさんがタッグを組んだプロジェクトで製作された、オムニバス映画です。
 
 全6作品がそれぞれ、LDHの楽曲の世界観を基に作られています。
 
①高校時代の切なすぎる恋模様を描いた「パラレルワールド」(主演:山田孝之)。
 
②感情を処方出来る近未来で、1人の少女の心を開こうとする「キモチラボの解法」(主演:AKIRA)。
 
③不治の病を患った恋人を、薬が出来るまで50年間冷凍保存した行く末を描いた「Snowman」(主演:倍賞美津子)。
 
④“色”が受け入れられなくなった町で、服屋を営む主人公が1人の画家と出逢う「色のない洋服店」(主演:Ami)。
 
⑤遠距離恋愛の恋人に逢いに行く過程で、彼女の過去を知り苦悩する「終着の場所」(主演:町田啓太)。
 
⑥豪雪に閉ざされた近未来の東京で、1人の女性を探し続ける主人公を描いた「SWAN SONG」(主演:岩田剛典)。
 
 6本の作品が、それぞれ毛色の違うテイストながら、儚い恋の姿だったり、信念を持とうとする1人の姿だったり、そんな人間の本質を一風変わった設定や視点から切り取っていく様が印象的です。個人的には、笑いも有りながらひとひねり有って感動させられる「キモチラボの解法」が好きでした。
 
 どれも楽曲を基にしたというよりは、楽曲からインスパイアされた世界観を映像化したという感じでしょうか。劇中やエンディングで流れる基の曲を聴きながら、その辺りを想像してみると、より深く味わえるかも知れません。
 
 出演されている皆さんもかなり豪華ですので、是非チェックしてみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※水崎綾女さん・・・本作では、「キモチラボの解法」にご出演。最近の映画では、実写映画化された「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」や「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」、「彼岸島 デラックス」や「ReLIFE リライフ 」等に出演されているほか、永瀬正敏さん主演の視力を失いゆくカメラマンを描いた「光」にも、ヒロイン役で出演していらっしゃいますね。
 
※藤井美菜さん・・・本作では、「Snowman」にご出演。最近の映画では、他人を操れる男と唯一操れない男との戦いを描いた「MONSTERZ」での刑事役や、イマドキ女子達が正義のヒーローになる「女子ーズ」でのブルー役、そして「デスノート Light up the NEW world」でのデスノート対策室の刑事役等が有名なところですが、他にも韓国映画の「もっと猟奇的な彼女」にも出演されています。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<感動したい>