ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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超B級でも一癖あり。殺せない悪霊の倒し方。

 

2017年8月19日公開
監督:マイク・メンデス
出演:ドルフ・ラングレン
クリスティーナ・クリーブ 他

 

【賛否両論チェック】
賛:決して倒せない悪霊の惨劇に、主人公とヒロインがどう立ち向かっていくのか、B級の中にもハラハラさせられるものがある。
否:作品自体は、ストーリーも描写もB級そのもので、人によっては嫌いそう。グロシーンもかなり多め。

 

ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・雰囲気はかなり怖いかも

 

 

 殺した者に取り憑いてしまうという悪霊と、悪霊ハンターとの戦いを描きます。主演はドルフ・ラングレン。

 

 ミシシッピー州の小さな町、チコリー・クリーク。そこにある山奥で、1人の男・ガブリエルが愛犬のタイタスと共に、ハンティングに興じていました。鹿を見つけて仕留めようとしますが、逃げられてしまい、ガブリエルはタイタスに追いかけさせます。しかしやがてタイタスは、茂みに落ちていた金色の小瓶を見つけ、はずみでそのフタを開けてしまうのでした。やがてガブリエルが追いついた頃には、タイタスの様子はおかしくなっており、突然ガブリエルに吠えかかったかと思うと、その腕に噛みついてしまいます。本気で噛み殺そうとしてくるタイタスに対し、ガブリエルはやむなく猟銃で彼を撃ち殺してしまうのでした。その後、フラフラと自宅へと帰ってきたガブリエルは、なんと自分の家族も撃ち殺してしまいます。その目は白目がなくなっており、目全体が不気味に真っ黒に染まっているのでした。ガブリエルはそのまま隣家にも押し入り、その家の祖母を刺殺。母親にも重傷を負わせたところで、家の主に射殺されてしまいます。しかしその直後、ガブリエルを撃ち殺したはずの家の主も、同じようにおかしくなってしまい、その家の母と娘は撃ち殺されてしまうのでした。

 

 ところ変わって、夜の寂れたバーで1人酒を飲む主人公、ジェビダイア・ウッドリー(ドルフ・ラングレン)の姿がありました。そこで彼は、元カレに執拗に絡まれている女性を助け、一夜を共にしますが、目覚めた翌朝、打って変わって金を要求されてしまいます。ジェビダイアはその強かさに半ば呆れながらも、ラジオで連続殺人事件のニュースを聞くと顔色を変え、金を置いて立ち去っていくのでした。

 

 一方その頃、地元の小さな警察署には、この町の出身でFBI捜査官のイブリン・ピアス(クリスティーナ・クリーブ)がやって来ます。チコリー・クリークでは、ガブリエルらによる3件の連続殺人事件が立て続けに起きていたため、テロの可能性も視野に入れ、イブリンが捜査へとやって来たのでした。今回の一連の事件はいずれも、犯人を殺した者が家族を殺し始めるという、不可解なもの。するとその時、捜査会議にあのジェビダイアが乱入してくるのでした。事件の手がかりを知るというジェビダイアでしたが、彼が「悪霊ハンター」と名乗るや否や、イブリン達は呆れて、彼を留置場へと入れてしまいます。しかしその後、事件の生存者に事情を聴きに行こうとするイブリンに対し、ジェビダイアは
「目の色だ。」
という、謎めいた言葉を発するのでした・・・。

 

 雰囲気はまさにB級そのものですが、一筋縄では行かないのは、人々に取り憑き殺戮を行う悪霊が、「殺した人間へと次に取り憑いてしまう」というところです。そのため、倒しても倒しても悲劇が止まらず、パニックになる小さな町で、主人公がどう活躍をしていくのか、否が応でも注目してしまいます。

 

 ドルフ・ラングレン演じるジェビダイアの、絵に描いたようなニヒルなキャラクターも、なんとも憎めないところ。決して強いわけではなく、人間臭さが溢れる感じもイイですね。

 

 良くも悪くも、B級映画好きには好まれそうな作品です。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>

 

 

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