ボン・ボヤージュ ~家族旅行は大暴走~ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

ただただ笑える。暴走必至のシチュエーション・コメディ!!

 

2017年7月22日公開
監督:ニコラ・ブナム
出演:ジョゼ・ガルシア
アンドレ・デュソリエ 他

 

【賛否両論チェック】
賛:家族旅行の最中に想定外のトラブルに遭遇し、奮闘する一家の姿が、おかしくて思わず笑ってしまう。
否:結構シュールな笑いも多いので、観る人を選びそう。ラブシーンもあり。

 

ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・ほんの少しだけあり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・なし

 

 

 フランス発のコメディです。家族旅行で乗った最新鋭の自家用車が、時速160キロで暴走を始めてしまいます。

 

 主人公は整形外科医のトム・コックス(ジョゼ・ガルシア)。彼は身重の妻・ジュリア(カロリーヌ・ビニョ)と、ちょっと変わった娘のリゾン(ジョゼフィーヌ・キャリーズ)と幼い息子のノエ(スティラノ・リカイエ)を連れて、家族旅行へ出かける準備をしていました。ところが何故かそこへ、トムの父であるベン(アンドレ・デュソリエ)もやって来てしまいます。
「お義父さんも来るなんて聞いていない!!」
とジュリアは憤慨し、トムに詰め寄りますが、今さら追い返すことも出来ず、仕方なく5人で旅行に行くことになります。しかもベンは行きしなに、家のトイレをちゃっかり詰まらせていってしまうのでした。

 

 一家が乗り込んだのは、“メデューサ”という名前の最新の自動車でした。快適なドライブを楽しみながら、高速道路に入って最初のサービスエリアで、一旦休憩をとることに。ところがトム達が車から離れている間、1人給油をしていたベンは、ヌーディストビーチに行く途中で母親に置き去りにされたと嘆く女性・メロディと出逢い、こっそりと後部座席に乗せてしまいます。そうとは知らないトム達は、後部座席にメロディが隠れているとも知らずに、ドライブを再会してしまうのでした。

 

 その後、高速道路の流れに乗ったトムは、メデューサの速度制御システムを使い、時速130キロで快適に走行を続けます。その間も一家はとりとめもない会話を続けますが、次第にトムの表情は硬くなり、運転も危なっかしいものになっていきます。それもそのはず、実はこの時メデューサのシステムが故障し、ブレーキが効かなくなっていたのでした。しかも慌て始めるトムに対し、ベンが
「一旦アクセルを踏んでから、離したらどうだ?」
と余計なアドバイスをしたため、とうとう車は時速160キロまで加速したまま、暴走を続けてしまうのでした・・・。

 

 ちょっぴりギクシャクした一家が、家族旅行のために乗り込んだ、最新鋭の新車。・・・のはずが、その車が高速道路で止まらなくなるという、設定としては王道のシチュエーション・コメディです。

 

 よーく大元を辿ってみると、大方のトラブルの原因は祖父だったりするのですが(笑)、想像以上におバカで、でもどこか憎めない家族達の奮闘ぶりが、またユーモラスで笑ってしまいます。

 

 家族愛の再生・・・なんて深いテーマも考えずに、ただただ笑って楽しみたい、そんな作品かも知れません。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※ニコラ・ブナム監督・・・本作の監督さん。最近の映画では、こちらもおバカなコメディ「世界の果てまでヒャッハー!」と、その前日譚を描いた「真夜中のパリでヒャッハー!」で、監督を務めていらっしゃいます。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<笑いたい>

 

 

<「映画の通信簿2016」発売中!!>