人狼ゲーム マッドランド | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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命懸けの心理戦で結ばれる、2人の絆。
 
2017年7月15日公開
監督:綾部真弥
出演:浅川梨奈・松永有紗 他
 
【賛否両論チェック】
賛:通常とは異なるゲーム設定で、圧倒的不利な状況下に置かれながらも、生き残るために奔走するヒロインの姿が印象的。そんな中で結ばれるヒロイン達の絆にも注目。
否:物語の設定や展開はかなり強引で、無理もある。グロシーンも結構多め。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーンがかなりあり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも
 
 
 閉じ込められた若者達が、命を賭けたサバイバルゲームに挑む様を描いた作品・第6弾です。主演は浅川梨奈さん。
 
 主人公・小池萌(浅川梨奈)が目を覚ますと、そこはどこかの建物の中の一室でした。周りを見回すと、彼女と同じように目を覚ました若者達が多数。その直後、置いてあったテレビから、ゲームのルール説明が流れ始めるのでした。それによるとゲームの目的は、10人の「村人」の中に紛れ込んでいる1人の「人狼」を見つけ出すこと。人狼は夜中に村人を殺害するため、全員で毎晩8時に人狼だと思う人物を選び、〝処刑”。最終的に人狼が処刑されれば村人側の勝利、逆に村人と人狼が同数になれば人狼の勝利。ただし、役割が書かれている自分のカードを他人に見せたり、暴力をふるったり、逃走したりすると、〝処刑”されるというもの。・・・と、ここまでは通常の人狼ゲームと同じで、若者達の中にも〝人狼ゲーム”で遊んだことのある者はいましたが、ふとそれぞれの役割が書かれた説明を読み、面々は困惑します。そこには、1日1回誰かの役割を知ることが出来る「予言者」と、毎晩誰か1人の部屋の鍵をロックして守ることが出来る「用心棒」の他に、村人として行動するが人狼が勝った場合にのみ勝者となる「狂人」が〝7人”と記されているのでした。賞金は1億円。かくして彼らは、命を懸けた究極のゲームに巻き込まれていきます。
 
 萌の役割は「用心棒」。各自一旦自室に入った後に、すぐに話し合いが始まりますが、通常であれば“まず予言者が名乗り出て、用心棒に守ってもらう”というパターンがセオリーであるにも関わらず、誰も名乗り出ようとしません。それもそのはず、今回は用心棒と予言者以外は、人狼を勝たせないといけない狂人なので、予言者が名乗り出ればすぐに〝処刑”の標的になってしまうからなのでした。一方、逆に人狼は処刑されないように名乗り出た方が有利な状況であるため、庄司蒼空(佐奈宏紀)と佐藤彩乃(松永有紗)の2人が名乗り出ます。
 
 通常とは勝手が違うゲームの中、蒼空は〝襲撃”をちらつかせ、まるで王様のように傍若無人な振る舞いを見せ始めます。そんな蒼空に冷たい視線を浴びせる萌。その日の夜、投票が行われ、杉本陽翔(坂田将吾)が処刑されてしまいます。ところがその後、一夜が明けても、何故か人狼による犠牲者は出ませんでした・・・。
 
 今回は通常の人狼ゲームとは異なり、言ってみれば人狼側である“狂人”が大半を占める、特殊なルールなのが特徴的です。そのため、人狼を名乗るプレイヤーが幅を利かせ、全員で村人を暴こうとする逆転現象が起こります。
 
 そんな中で浮き彫りになるのは、2人しかいない村人同士の絆です。ラストで仕掛ける命懸けのトラップには、思わず息を飲みます。
 
 そもそもの設定に無理があるほか、グロいシーンも結構ありますが、非日常での命のやりとりに、ハラハラしてみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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