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フィクションに潜むリアル。脅威を感じるSFパニック映画!!

 

2017年7月8日公開
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:ジェイク・ギレンホール
レベッカ・ファーガソン
ライアン・レイノルズ 他

 

【賛否両論チェック】
賛:宇宙ステーションで、未知なる生命体によって脅威にさらされる主人公達の決死の戦いに、思わずハラハラさせられる。終わり方もひと捻りあり。
否:結構グロいシーンや、急に驚かせるシーンがあるので、苦手な人には向かない。

 

ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・かなりあり
アクションシーン・・・少しあり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり

 

 

 国際宇宙ステーションで、未知の生命体を回収した各国のクルー達が、想像を絶する恐怖に見舞われます。主演はジェイク・ギレンホール。

 

 その日国際宇宙ステーションでは、「ピルグリム7」と名付けられた計画の真っ最中でした、それは、火星から土壌のサンプルを採取した無人探査機を回収するというものでしたが、途中で探査機が宇宙ゴミと接触し、制御不能に陥っていました。そこで国際宇宙ステーションでは、指揮官の〝キャット”ことエカテリーナ・ゴロフキナ(オルガ・ディホビチナヤ)の指示の下、システムエンジニアのショウ・ムラカミ(真田広之)と航空エンジニアのローリー・アダムス(ライアン・レイノルズ)が連携し合い、ローリーが船外に出て探査機をアームでキャッチするという、一歩間違えれば大惨事にもなりかねない作戦がとられます。結果は見事に成功し、ローリーは探査機を回収することに成功するのでした。

 

 採取された土壌には、未知の単細胞の生命体が含まれており、宇宙生物学者のヒュー・デリー(アリヨン・バカーレ)によって研究が進められると同時に、地球上ではその生命体の名前が公募され、〝カルビン”と名付けられるのでした。その後ヒューは、まるで冬眠状態であるかのように活動を行わないカルビンに対し、ラボ内の培養地の中で様々な気象条件を再現してみますが、カルビンは一向に動く気配がありません。それでも、太古の地球と同じ気象条件下で実験を重ねるうちに、次第にカルビンはそれぞれの単細胞ごとに結合を始めるのでした。

 

 しかし、ヒューを始めとするクルーの間にも明るい兆しが見え始めた矢先、事件が起こります。結合して成長したカルビンに、ヒューが電気ショックを与える実験をしていた最中、防衛反応を見せたカルビンが、ゴム手袋の上からヒューの手に巻きついてしまったのでした。それでも始めは落ち着いていたヒューでしたが、カルビンは恐ろしい力でヒューの手を締めつけ、とうとう砕いてしまいます。激痛で気絶するヒューをよそに、カルビンは電気ショック用の針の先を折ると、それを使ってゴム手袋を突き破り、培養地の外へと出てしまうのでした。

 

 その様子をラボの外から見守っていたローリー達は、すぐに助けに入ろうとしますが、検疫官のミランダ・ノース(レベッカ・ファーガソン)は、カルビンを隔離する必要性から、ローリー達を押しとどめます。その間にもカルビンはラボ内にいたモルモットを喰い殺してしまいますが、その隙を突いて中に入ったローリーが、気絶しているヒューをなんとか脱出させることに成功します。しかしカルビンがローリーの足に巻きついてしまったため、ミランダは泣く泣くローリーをラボ内に残さざるを得ませんでした。するとカルビンはローリーの口から体内に侵入して、窒息死させてしまうと同時に、次第に巨大化を始めてしまうのでした・・・。

 

 宇宙ステーションという特殊な空間を舞台に、火星から回収された未知の生命体が進化を遂げながら、クルーを恐怖に陥れていく様は、観ていてハラハラさせられること請け合いです。物語そのものは勿論フィクションですが、決して起こり得ないお話ではない辺りが、未知なる脅威への畏怖を増幅させますね。

 

 ネタバレになってしまうので詳しくは伏せますが、ラストも個人的には好きな終わり方でした(笑)。

 

 PG-12指定でグロいシーンなんかも多いので、苦手な人には向かないかも知れませんが、一風変わったSFパニック映画を是非チェックしてみて下さい。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>

 

 

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