ピーチガール | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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現実離れが逆にドキドキ?究極の青春恋愛ムービー!!

 

2017年5月20日公開
監督:神徳幸治
出演:山本美月・伊野尾慧・真剣佑・永野芽郁 他

 

【賛否両論チェック】
賛:2人の異性の間で揺れ動くヒロインの恋模様が、次から次へと巻き起こる恋の事件の中で、切なく描かれていくのが印象的。作品を彩る楽曲も魅力。
否:起こる事件の内容も含め、設定やストーリーはかなりハチャメチャなので、現実味はまるでなし。

 

ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・基本的にはなし

 

 

 人気少女コミックの実写映画化です。2人の男子の間で揺れ動く、ピュアな女子高生の姿を描きます。主演は山本美月さん。

 

 物語の主人公は、女子高生の安達もも(山本美月)。かつて水泳部で日焼けをしてしまった彼女は、その容姿から遊んでいると勘違いされていましたが、実際は恋愛には純粋な乙女なのでした。そんなももは、幼馴染みの同級生・東寺ヶ森一矢【とーじ】(真剣佑)に片想いをしていましたが、ある時食堂で、何でも自分と同じものを欲しがる友人・柏木沙絵(永野芽郁)から、
「ももちゃんの好きな人、当ててあげようか!?」
と声をかけられます。沙絵が自分と同じようにとーじを好きになるのを恐れたももは、とっさに別の男子を指差します。それが、常に女子達に取り巻かれている学校1のモテ男・岡安浬【カイリ】(伊野尾慧)。すると、ももの言葉が聞こえたのか、カイリはももの方を見ると、ウインクを返すのでした。

 

 ところが面白くないのは、カイリの取り巻き女子達。ももは早速彼女達に詰め寄られると、携帯電話を壊されてしまいます。どうやらカイリが、
「ももちゃんとキスをした。」
と言いふらしているらしいと知ったももは激怒し、カイリを呼び出して問いつめます。実はカイリは、1年前に白浪海岸で溺れたところをももに助けられ、人工呼吸をされていたため、それを“キス”と触れ回っていたのでした。しかし実際には、その時に人工呼吸をしたのはももではなく、チャラチャラしたライフセーバー。・・・だったのですが、
「これ以上噂が広まらないようにして!!」
というももの言葉に、カイリはなんとその場でももにキスをし、既成事実を作ってしまうのでした。

 

 そんな2人の様子を隠し撮りしていたのが、内面は小悪魔の沙絵。沙絵が2人のキスの動画をSNSで拡散したため、ももの陰口は学校中に広まってしまいます。勿論噂はとーじの耳にも入りますが、とーじはカイリを呼び出すと、
「もし遊びだったらやめろ!!」
と忠告します。しかしカイリは
「本気だよ!!」
と応酬。かくしてももは、とーじとカイリの恋路の間に挟まれてしまうのでした・・・。

 

 さすが少女コミックの映画化とあって、展開はかなり強引で、現実離れしている感は否めません。
「5分に1度、恋の事件が巻き起こる!」
というキャッチコピーも、まんざらではないですね(笑)。

 

 しかしそこを割りきってしまえば、そのストーリーはキュンキュンの連続です。“自分を好きでいてくれる”カイリと、“自分がずっと好きだった”とーじ。2人の間で揺れ動くヒロイン・ももの運命の行方に、目が離せません。

 

 YUKIやいきものがかりといった、物語を際立たせる楽曲も満載ですので、究極の青春恋愛ムービーを是非チェックしてみて下さい。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※永野芽郁さん・・・本作では、ももを苦しめる小悪魔・紗絵役。新進気鋭の女優さんで、最近の映画では「俺物語!!」「ひるなかの流星」「帝一の國」と、コミックの実写映画化作品でヒロイン役を多く演じていらっしゃいます。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<デートで観たい>

 

 

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