コールド・ウォー 香港警察 堕ちた正義 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

<ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

観たい映画に迷った時は、このムービーナビをご活用下さい。現在公開中の映画の中から、目的や好みに合わせた映画を探せます。

※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

果てなき権力闘争。事件と共に追いつめられた主人公の、反撃の一手。
 
2017年6月10日公開
監督:サニー・ルク
リョン・ロクマン
出演:アーロン・クォック
レオン・カーフェイ 他
 
【賛否両論チェック】
賛:策略によって窮地へと追い込まれた主人公が、事件を解決していく過程で、どうライバル達と対峙していくのか。事件と権力闘争の2つの面から、ハラハラさせられる。アクションも圧巻。
否:前作の知識が必要。展開はかなりご都合主義的で、無理やり感が否めない。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・かなりあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも
 
 
 香港映画で、「コールド・ウォー 香港警察 二つの正義」の続編です。
 
 物語の舞台は香港。殉職した警官の葬儀で弔辞を述べた警察長官のショーン・ラウでしたが、その帰路の車の中で、不審な男からの電話を受けます。男はラウの自宅から電話をかけており、ラウの妻・ミシェルや娘のジョジーのことを話すと、電話を切るのでした。その直後、ミシェルが何者かに連れ去られたことが発覚。犯人の要求は、一連の「警察誘拐事件」(前作)の主犯として投獄された、ジョー・リーの釈放でした。
 
 すぐにジョー・リーの聴取を行い、
「香港警察は、テロリストとは交渉しない。」
と告げるラウでしたが、ジョーは事件を既に知っている様子で、
「10分以内に電話をかけろ。」
と、電話番号を指定してきます。その後、ジョーの父親でラウとの権力闘争に破れ、離職までの休暇をとらされているM・B・リーも到着し、ジョーから事情を聞きますが、ジョーは
「ラウは家族を最優先するはずだ。」
と、自信を見せるのでした。果たしてジョーの言葉通り、指定された番号へと電話をかけたラウ。テレビ電話に映されたその映像には、銃口を突きつけられたミシェルの姿がありました。犯人グループは、
「ラウ1人でジョーを連れ、指定された場所へ来い。」
と要求。部下達も対応方法で意見が割れる中、ラウは家族を守るために、ジョーを連れて車に乗り込みます。
 
 その後、犯人に指示されるままに車を走らせ、途中で追尾の車を巻いた上に、爆弾の入ったスーツケースに手錠をさせられたラウは、ジョーと共に混雑する地下鉄の駅へと到着。すると人混みに紛れ、犯人の1人がジョーに手錠のカギを渡します。自らの手錠を外したジョーは、ラウを突き飛ばし、
「爆弾だ!!」
と叫びながら逃走。同時にスーツケースからは白煙も立ち上り出したため、パニックになった乗客の波に飲まれ、捜査員達はジョーを見失ってしまうのでした。ラウはやむを得ず、スーツケースを人波から離れた場所へと移動させます。すぐに爆発物処理班が駆けつけますが、処理の最中に爆弾が爆発してしまい、処理班の1人が重傷を負ってしまうのでした。
 
 ジョーに逃げられた上、市民を危険にさらしたラウの作戦は非難の的となってしまいます。そしてこの機に乗じたかのように、ラウを快く思わない勢力が、一気に勢いを増していくのでしたが・・・。
 
 前作に関連する内容が沢山出てくるので、前作の知識はあった方がよさそうです。
 
 家族を守るための究極の決断によって、四面楚歌の窮地に追い込まれてしまった警察長官のラウ。そんな彼が、数少ない腹心の部下達と共に、権威に取りつこうとする者達とどう対峙し、事件を解決へと導いていくのか。起死回生の一手に、思わずハラハラさせられること必至です。
 
 アクションもかなりの迫力です。サスペンス好きには必見の作品といえそうです。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※エディ・ポン・・・本作では、謀略によって逃走するジョー・リー役。最近の映画では、「激戦 ハート・オブ・ファイト」での格闘家役や、「オペレーション・メコン」での麻薬取締官役等が有名なところ。サモ・ハンがアクション監督として参加する「コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝」では、主演も務めていらっしゃいます。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
<「映画の通信簿2016」発売中!!>