封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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アクションはスゴいけれど・・・、ツッコミ無用の痛快バトルアクション!!

 

2017年5月27日公開
監督:コアン・ホイ
出演:ジェット・リー
ファン・ビンビン
ジャッキー・ヒョン 他

 

【賛否両論チェック】
賛:人類の存亡を懸け、冒険の旅に出た青年の成長が、ド迫力のアクションと共に痛快に描かれていく。
否:ストーリーは極めて荒唐無稽で、ツッコミ出すとキリがない。CGが満載すぎるアクションも、人によっては好みが分かれそう。

 

ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも

 

 

 中国の古典怪奇小説「封神演義」の実写映画化です。主演はジェット・リー。

 

 時ははるか昔。朝歌という国の王・紂王は、幼い頃に黒龍と契約を交わし、己の肉体と引き替えに、世界を手に入れる力を手にしていました。その後紂王は、妲己(ばっき) (ファン・ビンビン)という美しい妃をめとりますが、彼女の正体は、強力な妖力を持つ九尾の狐でした。それからの朝歌は勢力を拡大し続け、世界の覇権をも握りつつあるのでした。

 

 そんな中、朝歌に抵抗を続ける小国・西岐の精鋭達が、密かに朝歌の都へと迫っていました。彼らの師でもある姜軍師(ジェット・リー)に率いられた彼らの任務は、妲己によって捕らえられた霊族の子供達と、その大長老を救出すること。特に大長老は、黒龍の倒し方を知る唯一の人物であったため、その救出は世界の存亡にも関わる重要な任務でありました。雷(ジャッキー・ヒョン)を始めとする精鋭達は、警護の敵兵をなんなく倒すと、まるで迷宮のような城の中へと忍び込んでいきます。折しも朝歌の都では、過去と未来が見えるという大長老の“瞳”を、いままさに妲己が奪おうとしているところでしたが、そこへ姜軍師が乱入し、激しい戦闘が繰り広げられます。しかしその最中、姜軍師は妲己に“若返りの呪い”をかけられてしまい、助けに入った大長老も殺されてしまいます。それでも姜軍師は、なんとか大長老の瞳の片方を手にすると、その場を脱出。一方、霊族を救出した雷達も、追っ手をなんとか巻くことに成功するのでした。

 

 西岐の王は、姜軍師が持ち帰った瞳から、黒龍を倒すには“黄金の剣”が必要なことを知り、その発見を厳命。姜軍師はその大役を、雷に任せることにします。実は雷は、紂王によって滅ぼされた翼族の生き残りでしたが、目の前で実の父を殺された体験から、翼を持ちながらも飛ぶことが出来ないでいました。そんな雷は、姜軍師が旅の供として呼び寄せた謎の赤ん坊・ナタと共に、黄金の剣を探す旅へと出るのでしたが・・・。

 

 途中途中で必要な解説はしてくれるものの、やはり古典小説の「封神演義」を基にしているので、元ネタを知らないと
「・・・何コレ?」
と感じてしまうほど、突拍子もない世界観です(笑)。人間と妖怪が入り乱れ、その存亡を懸けた戦いが繰り広げられます。

 

 アクションはほぼCGなので、かなりの迫力です。しかしその分現実味があまりないので、好き嫌いは分かれるかも知れません。

 

 とりあえず何も考えずに、アクションを堪能したい作品といえそうです。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※ファン・ビンビン・・・本作では、闇の勢力の頂点に君臨する九尾の狐・妲己役。最近の映画では「楊貴妃 Lady Of The Dynasty」で、ヒロインの楊貴妃を演じていらっしゃるほか、ジャッキー・チェン主演の最新作「スキップ・トレース」にも出演されているそうですね。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>

 

 

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