オペレーション・メコン | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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桁違いのアクションの連続。男達の孤高な戦い!!
 
2017年5月27日公開
監督:ダンテ・ラム
出演:チャン・ハンユー
エディ・ポン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:息もつかせぬアクションの連続に圧倒される。完全アウェイの状況下で、正義のために戦い続ける主人公達の姿は、哀愁も感じさせる。
否:実話を基に作られているとはいえ、脚色感は半端ないので、現実感はあまりない。グロシーンもかなり多め。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも
 
 
 2011年に実際に起きた事件を基に、脚色された作品です。
 
 タイ・ミャンマー・ラオスの3国にまたがるメコン川流域は、ゴールデントライアングルと呼ばれ、麻薬密造の温床となっていました。2011年10月5日、そのメコン川を航行していた中国船籍の貨物船が、何者かによる襲撃を受ける事件か発生。事件直後、タイの新長官・フアンが、
「中国船が麻薬を密輸しようとしたため、拿捕した。乗組員は逃走したが、大量の麻薬を押収した。」
との声明を発表するのでした。
 
 ところが、中国の国家公安部の見方は違っていました。中国側の調べによると、メコン川の下流で、船の乗組員達と見られる13名の遺体が発見されており、彼らには縛られた跡や、斜め上から撃たれた跡があったとのこと。また、事件現場付近の弾痕から銃撃位置を割り出したところ、どうやら一方的に撃たれたようだということや、タイ国内で事件直前に、押収された麻薬の紛失事件があったこと等から、乗組員達は密輸の濡れ衣を着せられた可能性が高いとみていました。
 
 そんな折、先にゴールデントライアングルに潜入していた麻薬取締官のチー・フー(エディ・ポン)が、情報屋から入手した情報を下に、事件に関わっている男の身柄を確保します。尋問の結果明らかになったのは、事件の実行犯・イエンドゥンカと、その背後にいる首謀者・ノーカーの存在でした。ノーカーは、ゴールデントライアングルを事実上支配している武装勢力のボス。そこで国家公安部は、麻薬取締官のカオ・カン(チャン・ハンユー)をリーダーとする捜査チームを編成。タイ・ミャンマー ・ラオス3国の捜査機関にも協力を要請し、ゴールデントライアングルの密造施設を、一気に叩く作戦に出るのでした。
 
 作戦は一定の成果を挙げましたが、中国側の目的は、あくまでもノーカー一味の検挙。そこでカオ・カンのチームは、極秘裏にゴールデントライアングルへと潜入。現在はノーカーによって監禁されているイエンドゥンカを証人として捕らえるために、敵の懐に飛び込んでいく作戦を展開するのでしたが・・・。
 
 武装勢力が支配する一帯で起きた、凄惨な事件。地の利もなく、地元の警察にも捕まってはならないという、まさに“完全アウェイ”の状況下で、任務のために身をなげうって戦い続ける主人公達の姿が、痛快でもありどこか哀しげでもあります。
 
 アクションも桁違いです。5分と経たず次々と襲う事件の数々に、思わずハラハラさせられます。緊迫のラストの30分以上に渡る銃撃戦は、まさに戦場という感覚を引き起こされるようです。
 
 グロいシーンもかなり多めですが、苦手でなければ是非。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>

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