LOGAN/ローガン | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ほのかに残る希望。受け継がれるヒーローの系譜。

 

2017年6月1日公開
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン
ダフネ・キーン
パトリック・スチュワート 他

 

【賛否両論チェック】
賛:最後の希望となる少女を守り、戦いを続ける晩年のウルヴァリンの姿が、切なくも胸に響く。その魂が着実に受け継がれていく様子も印象的。
否:描写はメチャメチャグロいので、苦手は人には向かない。ヒーローが老いて苦しむ姿には、好き嫌いもありそう。

 

ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも

 

 

 X-MENシリーズ最新作です。不死身の男・ウルヴァリンの、最後の勇姿を描きます。主演は勿論、ヒュー・ジャックマン。

 

 物語の舞台は、2029年。町の片隅で停車しているリムジンを盗もうとしている、ギャングの姿がありました。すると、気づかれずに中で寝ていた運転手・ローガン(ヒュー・ジャックマン)が出てくると、盗みをやめさせようとしますが、呆気なく撃たれてしまいます。ところが不思議と彼は死なず、鋭い爪でギャングのうち3人を惨殺、残った者達はほうほうのていで逃げ出すのでした。実はローガンの正体は、不死身の肉体と鋼の爪を持つミュータント・ウルヴァリン。しかし老いを迎えた現在、かつてのような強さはなく、撃たれた胸の傷も癒えなくなっているのでした。

 

 現在は、しがないリムジンの運転手をしているローガン。そんなある日のこと、お客の用事(葬儀への参列)が済むまでの間、離れたところで酒を飲みながら待っていたローガンに、1人の女性・ガブリエラ(エリザベス・ロドリゲス)が、
「ウルヴァリン!!」
と声をかけてきます。彼女はローガンに助けを求めている様子でしたが、ローガンはきびすを返すと、そそくさとその場を後にしてしまうのでした。仕事が終わり、共に暮らすミュータント・チャールズ(パトリック・スチュワート)の薬を横流ししてもらうために、病院を訪れたローガンの下へ、ドナルド・ピアース(ボイド・ホルブルック)と名乗る右腕を改造された男がやって来ます。どうやらピアースは、ガブリエラと彼女が連れている少女を探している様子でしたが、ローガンは
「知らない。」
と突っぱねるのでした。その後、メキシコ側の国境付近にある隠れ家へと、帰ってきたローガン。そこにいたのは、老いを迎えて能力を抑えきれなくなりつつあるチャールズと、ローガンと共に彼の介護をしているミュータント・キャリバン(スティーブン・マーチャント)でした。

 

 翌日の夜、配車で呼ばれたモーテルへと向かうローガンでしたが、そこにはあのガブリエラと少女・ローラ(ダフネ・キーン)の姿がありました。ガブリエラは、
「ローラは自分の娘だ。5万ドルでノースダコタまで連れていってほしい。」
と告げます。最初は渋っていたローガンでしたが、チャールズの治療薬には大金が必要なこともあって、この依頼を引き受けることにし、帰宅するとキャリバンとチャールズにも荷造りをさせるのでした。ところが翌日、モーテルへ迎えに行ったローガンの目に飛び込んできたのは、惨殺されたガブリエラの遺体でした。慌てて隠れ家へと戻ったローガンは、車に隠れていたローラと遭遇。チャールズは彼女に朝食を食べさせますが、そこへピアースが傭兵を引き連れて押し寄せてくるのでした・・・。

 

 R-15指定なので、描写はメチャメチャグロいです。アクションシーンでは、頭とか手足とかがどんどん飛びますので、ご注意を。

 

 全盛期からは想像も出来ないような、老いて強さを失ったウルヴァリンが、最後の力を振り絞り、ミュータントの最後の希望となるであろう少女を守り、戦い続けていく姿が、痛々しくも胸を打ちます。

 

 そしてそのヒーローのとしての覚悟にも似た想いは、同じ力を持つ少女・ローラにも、確実に受け継がれていきます。
「人を殺したら、元には戻れない。背負って生きていくんだ。」
というウルヴァリンの言葉に、その重みが感じられます。

 

 ヒュー・ジャックマンの最後の勇姿を、是非ご覧下さい。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>

 

 

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