イップ・マン 継承 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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強くて美しいアクションは必見!!“最強”の苦悩と決断。
 
2017年4月22日公開
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン
リン・ホン
マックス・チャン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:前作までの知識は不要。イップ・マンの華麗なアクションの連続に、思わず息を飲む。同時に、家族の大切さを改めて知った彼の決断にも、また心震わされる。
否:アクションは少しやりすぎな演出もあるので、好き嫌いは分かれるか。
 
ラブシーン・・・基本的にはなし
グロシーン・・・暴力シーンが多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少しだけ怖いかも
 
 
 ブルース・リーの師として知られるイップ・マンを描いた作品・第3作です。主演はドニー・イェン。
 
 物語の舞台は、1959年の香港。イップ・マン(ドニー・イェン)は詠春拳の普及を続けながら、妻のウィンシン(リン・ホン)と幼い息子・チンと共に、穏やかな日々を過ごしていました。ある日のこと、チンが学校で同級生のファンとケンカをしてしまい、イップ・マンとウィンシンは学校へと呼び出されることになってしまいます。幸いチンもファンも元気でしたが、ファンの父親が来るのが遅くなってしまうとのことで、イップ・マンはファンを自宅へと招き、夕食を振る舞うのでした。やがてファンを迎えに来たのは、人力車の車引きをしているチョン・ティンチ(マックス・チャン)。実はチョンも詠春拳の使い手だったため、2人の話も弾むのでした。
 
 時を同じくして、香港へとやって来ているアメリカの実業家・フランク(マイク・タイソン)。実はチンやファンが通う小学校は、フランクが開発を進めている区画にあり、フランクは小学校側を立ち退かせるよう、部下のサン(パトリック・タム)に指示します。サンは早速チンピラ達を連れて、放課後の小学校へと押しかけ、校長に無理やり契約書へとサインをさせようとしますが、偶然チンを迎えに来ていたイップ・マンが気がつき、助けに入ります。なめてかかったサン達は、瞬く間に返り討ちに遭ってしまい、駆けつけてきた警察の取り調べを受けることになるのでした。地元警察のポー刑事(ケント・チェン)は、詳しく捜査をすることをイップ・マンに約束しますが、同時に、さすがに24時間ずっと警護をすることは不可能だとも告げます。そこでイップ・マンは、地元の若者達と協力して、共に警備をすることにします。校長達は喜びますが、そのためにイップ・マンの帰りは毎日遅くなり、ウィンシンは彼の体調を心配するのでした。
 
 しかし土地の買収に焦るサンは、次第にその行動をエスカレートさせます。ある日、これまでにない数のならず者達を引き連れてきたサンは、教室の中に火を放つと、校長を連れ去ろうとします。これに対しイップ・マンも、ならず者達を片っ端から倒していきます。そして偶然通りかかったチョンも助けに入り、なんとか事なきを得るのでした。しかしその頃、イップ・マンには黙ったまま医師の診察を受けたウィンシンは、自身が深刻なガンであることを知ってしまうのでしたが・・・。
 
 さすがブルース・リーの師匠、イップ・マンです。並みいる悪党を前にしても、顔色1つ変えることなく、次から次へとなぎ倒していく様は、とても痛快でカッコイイです。そして今回は、あのマイク・タイソンとも死闘を繰り広げますので、そちらも目が離せません。
 
 そんなイップ・マンが、彼を支えてきた最愛の妻・ウィンシンが病に倒れた時、初めてその存在の大きさを知り、葛藤する様子には、どこか哀しいオーラが漂います。時を同じくして、同じ“詠春拳”を掲げるライバルが現れた時、 イップ・マンかどんな決断を下すのか、そこもまた見どころの1つです。
 
 前作までの知識がなくても楽しめますので、アクション好きな方には是非。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※ドニー・イェン・・・本作では、主演のイップ・マンを好演していらっしゃいます。最近の映画では、何といっても「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」での盲目の剣士・チアルート役が有名なところですが、他にもヴィン・ディーゼル主演のアクション「トリプルX:再起動」にも出演されていますね。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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