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「恐怖に負けて、夢を諦めるな。」
 
2017年3月17日公開
監督:ガース・ジェニングス
出演(声):マシュー・マコノヒー
リース・ウィザースプーン
セス・マクファーレン
/内村光良・長澤まさみ・大橋卓弥 他
 
【賛否両論チェック】
賛:夢を諦めていた動物達が、ひょんなことから加わることになった歌のオーディションを通して、次第にそれぞれが成長していく姿に、感動させられる。豪華キャストによる名曲の数々も印象的で、家族揃って楽しめる。
否:やはり世界観への好き嫌いは、少なからずあるか。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・あり(笑)
怖シーン・・・基本的にはなし
 
 
 アニメーション映画です。動物達が人間のように暮らす世界で、潰れかけの劇場の支配人が仕掛ける、歌のオーディションを描きます。主人公の声は、マシュー・マコノヒー(字幕版)と内村光良さん(吹替版)。
 
 幼い頃、父に連れられて街の劇場で観た演劇に感動した、コアラのバスター・ムーン。そして月日は流れ、現在の彼(声:マシュー・マコノヒー/内村光良)は、その劇場の支配人になっていました。しかしヒット作は一向に生み出せず、劇場は倒産寸前。その日も銀行からの電話は鳴りやまず、劇場の外には未払いの賃金の支給を求める元スタッフ達が、色めき立っていました。そんな外の連中を上手く巻き、自転車で街へと飛び出したバスターは、親友の御曹司・エディ(声:ジョン・C・ライリー/宮野真守)と落ち合います。そこでバスターは、劇場の起死回生の一手とするべく、町の誰もが参加出来る「歌のオーディション」を開催することを打ち明けるのでした。
 
 折しも町には、極度のあがり症に悩むゾウ・ミーナ(声:トリー・ケリー/MISIA)や、恋人と慣れないロックバンドを組むヤマアラシ・アッシュ(声:スカーレット・ヨハンソン/長澤まさみ)、ギャングのボスの息子であるゴリラ・ジョニー(声:タロン・エガートン/大橋卓弥(スキマスイッチ))や、25匹の子供達の世話をする専業主婦のブタ・ロジータ(声:リース・ウィザースプーン/坂本真綾)、そして自己中心的なミュージシャンのネズミ・マイク(声:セス・マクファーレン/山寺宏一)と、歌うことは好きだけれども、実際には様々な事情を抱える動物達が溢れていました。バスターは早速オーディションのチラシを、劇場のお手伝いのトカゲのミス・クローリー(声:ガース・ジェニングス/田中真弓)に印刷するよう頼みますが、そこは御年200歳になる高齢のミス・クローリー、タイピングの途中で義眼が飛び出してしまいます。しかも慌てた拍子に賞金の桁を打ち間違えてしまい、1000ドルだったはずの賞金が、なんと10万ドルになってしまいます。気付かぬままチラシを町に巻いてしまったバスター。かくして翌朝のオーディションには、町中の動物達が押し寄せてくるのでした。
 
 その後のバスターとミス・クローリーの事前審査によって、アッシュ・ジョニー・ロジータ・マイク達がコンテストの出場者に選ばれます。ところがこの時、あがり症だったミーナは歌うことが出来ず、不合格になってしまったのでした。一方でバスターやエディも、事ここに至って、ようやく賞金が2桁間違っていることに気がつきます。しかし今さら本当の額を言うことも出来ず、バスターはそのままコンテストを続行。出場者達は翌日から猛特訓を始めるのでした。しかしそんなバスターの下には、〝資金難”という危機が容赦なく押し寄せてくるのでした・・・。
 
 様々な事情から、“歌う”という夢を半ば諦めかけている動物達。そんな彼らが、劇場支配人の主人公が仕掛けたオーディションと出逢ったことから、少しずつその気持ちが変わっていく様子が、楽しい雰囲気の中にも感動的に描かれていきます。
「恐怖に負けて、夢を諦めるな。」
という主人公の言葉が、不思議と胸に響きます。
 
 そして主人公自身も、失敗続きのチャレンジに心が折れそうになった時、周りの動物達に支えられて立ち直っていくのが、また涙を誘います。
 
 懐かしいメロディや、とっても豪華なキャスト等、字幕版でも吹替版でも子供から大人まで楽しめる要素が満載ですので、是非家族揃ってご覧下さいませ。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※タロン・エガートン・・・本作では、ゴリラの少年・ジョニーの声を担当されています。この方といえば、あの「キングスマン」で、主人公の跡を継いでスパイとなる少年役が有名なところですね。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<家族で観たい>
 
 
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