LEGO(R)バットマン ザ・ムービー | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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意外にも情操教育に最適?教えられる絆の大切さ。

 

2017年4月1日公開
監督:クリス・マッケイ
出演(声):山寺宏一・小島よしお・子安武人 他

 

【賛否両論チェック】
賛:孤独に戦ってきたバットマンが、新たに出来た仲間を通して、“家族”の大切さを知っていくのが感動を誘う。シュールな笑いも満載で、家族サービスには最適。
否:当然ながらLEGO(R)なので、世界観の好き嫌いはあり。展開もかなり強引。

 

ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・メッチャあり(笑)
怖シーン・・・雰囲気が少しだけ怖いシーンがあり

 

 

 あのバットマンが、LEGO(R)で映画化されました。

 

 ゴッサムシティ上空を飛ぶ、大量の爆薬を積んだ輸送機。呑気な2人のパイロットが操縦するその機を狙って、背後から怪しげな影が飛来すると、あっという間に輸送機を乗っ取ってしまいます。陰の正体は最凶の犯罪者・ジョーカー(声:子安武人)率いる、無数の凶悪犯達。彼らは地上にある発電所にも襲いかかると、すぐに制圧してしまうのでした。ジョーカーはメディアを通じ、市長にゴッサムシティを明け渡すよう要求。市長は仕方なく、単身で発電所へとやって来ますが、実はこれはバットマン(声:山寺宏一)による変装でした。姿を現したバットマンは、並みいる悪党達を瞬く間にやっつけてしまうと、発電所に仕掛けられた爆弾も解除することに成功します。しかしその過程で、バットマンに
「お前なんて、敵でもなんでもない。」
と言い切られてしまったジョーカーは、ひどくショックを受けてしまうのでした。

 

 無事にジョーカー達を撃退したバットマンは、その足で孤児院へと寄り、子供達にバットマングッズを配って回ります。その中には、バットマンに憧れる変わり者の少年・ディック(声:小島よしお)の姿もありました。その後、表向きの顔であるブルース・ウェインの邸宅へと帰ったバットマンでしたが、帰りを待つものはコンピューターと執事のアルフレッドしかいません。そんな彼は、居間で1人幼い頃の家族写真を見ながら、物思いにふけるのでした。

 

 翌日、ゴードン署長の退任式が開かれ、バットマンもブルース・ウェインとして式場を訪れます。式ではゴードンの勇退に伴い、娘のバーバラ(声:沢城みゆき)が新たな署長に就任。彼女は演説で、
「これからはバットマンと警察が協力し、法律の範囲内で共闘することを目指す。」
と理想を掲げます。そんなバーバラにバットマンは驚くと同時に、彼女に惹かれてしまうのでした。バーバラを目で追い、上の空になっているバットマンに、合唱団のメンバーとしてやって来ていたディックが声をかけてきます。しかしバーバラしか見えていなかったバットマンは、ついついディックに言われるがままに、彼を養子にする約束をしてしまうのでした。一方その頃、バットマンに相手にされなかったジョーカーは、仲間達と共に、次なる犯罪計画を練っているのでしたが…。

 

 たかがLEGO(R)と侮るなかれ。そのキュートな世界観で描かれるのは、“絆”の大切さという普遍的なテーマです。大切な家族を失って以来、
「仲間なんて要らない!!」
と孤独な戦いを続けてきたバットマン。そんな彼が、ひょんなことから養子にとってしまった変わり者の少年・ディックや、一目惚れした新警察署長のバーバラ、そして親代わりだった執事のアルフレッドとの絆を通して、“家族”という大切なものの存在に気づかされていく様が、痛快なストーリーの中にも感動的に描かれていきます。

 

 ・・・と、テーマはステキですが、勿論このシリーズならではの、シュールな笑いもてんこ盛りです。個人的には、バットマンの基地のパスワードが、
「アイアンマンのバーカ!!」
なのが好きでした(笑)。ラストも
「えっ!?それは反則でしょ!?(笑)」
という手段が登場しますので、是非ご注目を。

 

 家族で笑って泣いて楽しめる、ステキなファンタジームービーです。

 

 

【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。

 

オススメジャンル&オススメ度・・・<家族で観たい>

 

 

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