ねこあつめの家 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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※「声に出して読みたい映画のセリフ in 2018」 4月8日発売♪

癒し度は100%。不思議とハマる脱力系感動作。
 
2017年4月8日公開
監督:蔵方政俊
出演:伊藤淳史・忽那汐里 他
 
【賛否両論チェック】
賛:夢に挫折した主人公が、ネコ達に癒されながら、不思議と再び夢へと向かう気力を取り戻していく様が、ほんわかと描かれていく。
否:当然ながら、ネコ嫌いには向かない(笑)。展開も静かなので、眠くなるかも。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし
 
 
 人気アプリ「ねこあつめ」が、まさかの実写映画化です。主演は伊藤淳史さん。
 
 主人公は小説家の佐久本勝(伊藤淳史)。かつては賞をとったこともあり、一応雑誌に連載も持っている佐久本でしたが、現在は絶賛スランプ中。連載中の小説も、編集部からの評価は今ひとつで、
「ここらで1つ山場を。主人公がゾンビになるっているのはどうでしょう!!」
と、勝手な路線変更をされてしまうのでした。かつてデビューが一緒だった同期の作家は、既に売れっ子になっており、佐久本は引け目を感じるばかり。そんな彼を、担当である編集者・十和田ミチル(忽那汐里)は励まそうとしますが、ついつい熱の入りすぎたアドバイスをしてしまい、佐久本は余計にふさぎ込んでしまうのでした。
 
 そんなある日のこと。夜道をトボトボ歩いていた佐久本は、道端で占いをしている老婆と遭遇し、
「タコ・・・」
という、謎のアドバイスをもらいます。実はこの老婆、占い師が席を外している間に勝手に座り、タコ焼きを買ってきてくれるのを待っていただけの、本当に普通の老婆だったのですが、そうとは知らない佐久本は、〝タコ”をキーワードにインターネットで検索を開始。するとそこで見つけたのは、多古町という田舎町にある貸し物件の情報でした。
 
 そこで佐久本は心機一転、全てをリセットして執筆をやり直そうと、その貸し物件への引っ越しを決意。携帯電話も引っ越し先の押し入れへとしまい込んでしまいますが、不動産屋の猿渡めぐみ(大久保佳代子)のツイートから、十和田もすぐに佐久本の引っ越しを知り、駆けつけてくるのでした。その後も連載小説は相変わらずの絶不調で、新しく登場させたゾンビも不評でしたが、そんな中佐久本は、毎日庭へとやって来る猫達に興味を抱くようになります。そこで彼は、猫が集まってくるような工夫をあれこれし始めますが、そんな折、とうとう連載の打ち切りが決まってしまうのでした・・・。
 
 思うように執筆が進まず、追いつめられた小説家が心機一転辿り着いた、ネコが居つく古民家。彼を見捨てられない編集者も巻き込んで、なんとも言えないほんわかストーリーが繰り広げられます。
 
 ネコが好みそうなものを設置していく辺り、アプリ感もあってイイですね(笑)。
 
 夢や理想を追い求めすぎて、自分を見失いそうになった時、ふと立ち止まってみることの大切さを教えてくれるような、そんなステキな癒し系ムービーです。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<癒されたい>
 
 
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