ハードコア | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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酔うけど目が離せない。痛快な怒濤のアクション!!
 
2017年4月1日公開
監督:イリヤ・ナイシュラー
出演:シャルト・コプリー
ヘイリー・ベネット 他
 
【賛否両論チェック】
賛:一人称視点で映し出されるド迫力のアクションの連続に、観ていて圧倒される。シャルト・コプリーの七変化も見どころ。
否:全編主観映像なので、かなり酔いそう。ストーリーも有って無いようなものなので、ツッコミどころはありすぎる。
 
ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少しだけ怖いかも
 
 
 サイボーグとして目覚めた主人公の戦いを、全編主観の映像で描いたアクションです。
 
 どこかの研究所で、目を覚ました主人公・ヘンリー。しかしその体は言うことを聞かず、言葉を発することも出来ません。そんなヘンリーに対し、やって来た研究者らしき女性が左脚と左腕の部品を装着し、処置を施します。やがて起き上がれるようになったヘンリーに、女性は古びた指輪を渡すのでした。主人公に記憶はありませんでしたが、その女性はヘンリーの妻・エステル(ヘイリー・ベネット)で、事故で瀕死の状態だったヘンリーに、研究中のサイボーグ手術を施した様子。その後エステルは助手達に、ヘンリーの声帯機能の修復に取りかからせるのでした。
 
 ところがその直後、研究所に武装した集団がなだれ込んできます。やって来たのは、念力を操る強敵・エイカン(ダニーラ・コズロフスキー)率いる一味。エイカンはその場で研究員達を惨殺していきますが、ヘンリーとエステルは隙を見て逃走し、排気口を伝って脱出ポッドへと向かいます。しかし脱出ポッドは1つだけ。エイカンの狙いであるヘンリーを逃がそうとするエステルでしたが、ヘンリーはとっさにエステルもポッドに引っ張り込み、1人乗りのポッドに2人で乗り込んで、脱出を図るのでした。
 
 しかしポッドは、重量オーバーでパラシュートが上手く働かず、真下のハイウェイへと激突。すぐに駆けつけてきたライカンの傭兵達によって、エステルは連れていかれてしまいます。ヘンリーもその場で殺されかけますが、そこで助けに入ったのは、謎の男・ジミー(シャルト・コプリー)でした。その後ヘンリーは、事あるごとに次々と現れる謎のクローン・ジミーの指示を受けながら、エステル奪還のために動き出すのでしたが・・・。
 
 言うまでもなく特筆すべきは、圧倒的なアクションで映し出される、全編に渡る主観映像です。記憶を失ったサイボーグの主人公が、奪われた妻を救出するべく、捨て身の反撃に打って出る姿が、思わず酔ってしまいそうな一人称視点で描かれ、1秒たりとも目が離せません。
 
 また、主人公の協力者として行く先々に現れるクローン・ジミーも、本作の魅力の1つ。ある者はクールに、そしてある者はクレイジーに、シャルト・コプリーの存在感が物語を際立たせているようです。
 
 ストーリーは割とメチャクチャで、ツッコミ始めるとキリがありませんので、何も考えずにアクションを楽しみたい方にオススメです。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※シャルト・コプリー・・・本作では製作総指揮と、クローンのジミーとしていくつもの役を演じていらっしゃいます。最近の映画では、言わずと知れた「第9地区」での主演のほか、マット・デイモン主演のSF作品「エリジウム」での敵のボス役や、自我に芽生えた人工知能を描いた「チャッピー」でのAIの声役、そして意外なところでは「マレフィセント」での人間界の王役でも出演されています。4月公開のギャングの抗争を描いた「フリー・ファイアー」にも出演していらっしゃるそうなので、そちらにも注目です。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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