EXO エクソ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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退屈な前半を覆す、圧巻のラスト。滅びゆく世界の行く末。
 
2017年3月21日公開
監督:クリスティアン・パスカリエロ
出演:イワン・リオン
アンドレ・ヘンニック 他
 
【賛否両論チェック】
賛:序盤の淡々とした展開を覆す、圧巻のラストが印象的。ミステリーが好きな人向けか。
否:とにかく序盤が似たようなシーンの繰り返しなので、かなり退屈してしまう。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーン等結構あり
アクションシーン・・・ほんの少しだけあり
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも
 
 
 地球外生命体の侵略により、地下に住むことを余儀なくされた世界で、地上の監視塔に派遣された兵士の孤独を描いたサスペンスです。
 
 物語の舞台は、荒廃した地球。57年前から始まった「EXO(エクソ)」と呼ばれる地球外生命体の侵略によって、人類の95%が死亡し、生き残った人類は地下へと避難を余儀なくされました。その後、地上で逃亡生活を続ける一部のはみ出し者を除き、人類が地上へ出るためには、兵士になるしかなくなっていました。地上にはバリアによって守られた無数の監視塔があり、そのそれぞれに兵士達が100日間という期間で配置され、各々が孤独と戦いながら、EXOの脅威に備えているのでした。その日主人公のSUM1も、初めて地上へと出て、深い森の中にある監視塔〝ケルベロス”で、任務に就きます。
 
 到着したものの、前任者はおらず、SUM1は戸惑いながらも任務を始めます。しかし毎日は何事もなく過ぎていき、同じ時刻に起床しては、同じ時刻に運動や食事をし、同じ時刻に定時報告をするだけの、退屈な日々が過ぎていくのでした。そんな毎日の中で、SUM1はいつもやって来るネズミに〝ドク”と名前をつけ、仲良くなります。一方で、前任のVAX7は病気で退避したことになっていましたが、肝心の資料は閲覧出来ませんでした。
 
 その後も日々は無事に過ぎていきますが、同時にSUM1は周囲の森の中に、何か不気味な気配を感じ取っていました。しかしバリアの異常や侵入者の形跡はなく、SUM1は戸惑います。そんな任務が残り65日になった頃、森の中のカメラが1台ダウンしてしまいます。仕方なくバッテリーを交換しに行ったSUM1は、その付近に何かの排泄物や、木に残された爪跡、そして串刺しにされたカラスの死骸を発見するのでしたが・・・。
 
 地球外生命体の侵略により、人類が地下でしか生きられなくなってしまった世界を舞台に、地上に派遣された1人の兵士が孤独な任務の中で、次第に疑念に駆られて行く様子が淡々と描かれるのが印象的です。
 
 そのため、前半は同じようなシーンが繰り返されるので、正直かなり退屈してしまいそうです。しかし後半は、それらを全て覆すような怒濤の展開で、一気に引き込まれます。
 
 あまり言うとネタバレになってしまいますが、ラストも
「そうなりますか!?」
という感じなので(笑)、是非注目してみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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