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ハラハラはするけれど・・・、難解すぎるホラー。
 
2017年3月21日公開
監督:ダーレン・リン・バウズマン
出演:ジェシカ・ロウンズ
ジョー・アンダーソン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:最初は謎めいていた奇怪な現象が、やがて不気味に形作られていく様が、なんとも言えない恐怖感をあおる。
否:後半に進むにつれ、話がどんどん難解になっていく印象が否めない。ホラーとしては消化不良か。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・かなりあり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり
 
 
 惨劇の起きた現場ばかりが買い取られて持ち去られるという、奇怪な事件を追う記者が、想像を絶する体験をするホラー映画です。
 
 物語の主人公は、不動産関係の記者・ジュリア。彼女は仕事の後、姉のアマンダの自宅を訪れます。アマンダの幼い息子・チャーリーは、重い病気を患っていましたが、夫も帰宅し、その日は平穏無事に過ごしていました。ところがリビングにいたジュリアは、アマンダの夫が表へゴミを出しに行った隙に、不審な影が室内に侵入したことに、気づいていませんでした。ジュリアが帰宅したその夜、リビングでうとうとしていたアマンダ夫妻は、チャーリーの部屋で大きな物音がすることに気がつき、慌てて駆けつけます。しかしそこには怪しげな一団が待ち構えており、3人は惨殺されてしまうのでした。
 
 翌朝、何も知らずに出勤したジュリアの下に、リチャードという男から電話がかかってきます。リチャードはその電話で、
「アマンダ達を殺した。」
と証言。ジュリアが元恋人で刑事のグレイディと共にアマンダ宅へと駆けつけると、リチャードは血まみれのままリビングに佇んでいました。グレイディがリチャードを見張る中、ジュリアはチャーリーの部屋へ。そこでは3人が変わり果てた姿で放置されていたのでした。
 
 事件は大々的に報じられますが、ジュリアは悲しみの中にも何か腑に落ちない部分があり、拘留中のリチャードを訪ねます。しかしリチャードは精神を錯乱しており、謎めいた発言をするばかり。仕方なくグレイディと共に再びアマンダ宅を訪れたジュリアは、まだ1週間と経たないにもかかわらず、もう家が転売されていることに驚きます。そして何より不可解だったのは、事件の現場となったチャーリーの部屋だけが、切り取られたようにどこかへと運び出されていたことでした。
 
 すぐに地元の不動産業者を訪れ、説明を求めるジュリア。すると不動産業者は、凄惨な事件や事故があった物件を高値で買い取り、現場だけを取り除いて転売する謎の老人の話を始めます。そしてその老人の物だという、“ジェノダイア・クローン”という名前が書かれた名刺を渡すのでした。その後、調査を進めたジュリアは、1953年から今日までに実に63件もの物件が買い取られ、現場が持ち去られていたことを知るのでした・・・。
 
 姉夫婦の無惨な死に悲しむ主人公・ジュリアが直面する、“非業の死を遂げた者達の現場だけが持ち去られる”という奇妙な現象。事態はやがて、身の毛もよだつ形で帰結していきます。
 
 ただホラーにしては難解すぎるというか、理屈っぽい感じがしてしまうのが、たまに傷でしょうか。かなりの消化不良感が残るかも知れません。
 
 納得出来るかどうかは別として、純粋なホラー好きには良質の作品と言えそうです。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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