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ツッコミどころは多けれど、強すぎる警備員の破天荒な戦い!!
 
2017年3月18日公開
監督:アラン・デロシェール
出演:アントニオ・バンデラス
ベン・キングズレー 他
 
【賛否両論チェック】
賛:プライドを捨てて警備員として働く元大尉が、突然押し寄せてきた敵を相手に、ショッピングモールならではの作戦で対抗していく姿が、とても痛快でカッコイイ。
否:展開はツッコミどころが満載で、割と荒唐無稽。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン多数あり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも
 
 
 元軍人の主人公が夜間警備員として働くショッピングモールに、少女を追って武装集団が襲撃してくるというサスペンスアクションです。主演はアントニオ・バンデラス。
 
 主人公は元軍人のエディ(アントニオ・バンデラス)。彼はアフガニスタンからの帰還後、1年に渡って就職先を探していましたが、折からの不況でなかなか見つからずにいました。なんとか職業紹介所の女性にかけ合い、見つけてもらったのは、家からも遠い田舎町にあるショッピングモールでの、夜間警備員の仕事。給料は最低賃金でしたが、それでもエディは文句1つも言わず、元大尉という肩書を捨てて、1から働く覚悟を決めるのでした。
 
 時を同じくして、FBIの施設から3台の護送車が出発します。その中の1台には、1人の少女が乗せられていました。やがて夜になると、急な豪雨の影響からか、分乗している隊員達の携帯電話や無線通信が使えなくなってしまいます。そして護送車が山道に差しかかった時、突如武装集団が襲撃を開始。不意を突かれた形のFBIは窮地に陥ってしまい、隊長はとっさに少女を山の中へと逃がします。しかしその後、FBIは隊長を含め、全員が射殺されてしまうのでした。
 
 一方のエディはというと、職場となるショッピングモールへと到着し、年下の上司・ヴァンスに館内を案内されていました。夜間警備員は他にも、不動産の勉強をしているメイソンや、酔っ払ってばかりの紅一点・ルビー、そして巡回してばかりの変わり者のジョニーと、癖のある者達ばかりでした。その後早速1人で巡回を任されたエディでしたが、ふと建物の外から必死でガラスを叩く、少女の姿に気がつきます。急いでカギを開けて中へ入れると、少女は
「奴らが来る!!」
と言ったまま、気絶してしまうのでした。
 
 実はその少女・ジェイミーの両親は、町のギャング・チャーリー(ベン・キングズレー)の金の管理を任されていましたが、ある時チャーリーに射殺されてしまい、法廷でその殺害の証言をするはずだったジェイミーを、チャーリーの手の者達が血眼になって探しているのでした。そうとは知らないエディ達は、その後やって来たチャーリーが、
「ジェイミーの父親です。」
と名乗ったことから、ついついエントランスのカギを開けそうになってしまいます。しかし、そこは元大尉のエディ。チャーリーの雰囲気やジェイミーの様子から、何かが怪しいと気がつき、すんでのところでカギを開けずに済むのでした。しかしチャーリーは、部下に大金を持ってこさせると、ヴァンス達を買収しようとします。それもエディの説得によって失敗に終わりますが、しびれを切らしたチャーリーは武力行使を指示。かくしてプロの傭兵集団を相手に、素人ばかりの夜間警備員達による、絶体絶命の戦いの幕が上がるのでした・・・。
 
 愛する家族と離れ、元大尉というプライドもかなぐり捨て、独り見知らぬ土地で働く主人公・エディ。そんな彼の働くショッピングモールに突如逃げ込んで来た少女と、少女を追ってきた武装集団。・・・という突拍子もない設定の中、かつての腕に物を言わせ、ド素人の仲間達を鼓舞して戦いに挑むエディの姿が、非常に痛快です。
 
 次第に追い詰められても、ショッピングモールならではの機転を利かせながら、絶体絶命のこのピンチをどう切り抜けていくのか、思わず手に汗握ります。
 
 勿論ツッコミ始めるとキリがない作品ですが、そこはご愛嬌(笑)。破天荒な主人公の戦いを、是非チェックしてみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>
 
 
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