キングコング 髑髏島の巨神 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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描写はグロいが痛快。ハラハラ必至の脱出劇!!
 
2017年3月25日公開
監督:ジョーダン・ボート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン
ブリー・ラーソン
サミュエル・L・ジャクソン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:コングを始めとする怪物達のド迫力の戦いがスクリーン狭しと繰り広げられ、往年のファンから初見の方まで、幅広く楽しめる。争い合う人間の愚かさを浮き彫りにする描写も印象深い。
否:かなりグロいシーンや、急に驚かせるシーンが多いので、苦手な人には向かない。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・…急に驚かせるシーンがあり
 
 
 あの往年の怪物が、装いも新たに登場します。主演は「マイティ・ソー」シリーズのロキ役でお馴染みのトム・ヒドルストン。
 
 始まりは1944年でした。南太平洋のとある島へと、B-29とゼロ戦が相次いで墜落します。乗っていたアメリカ兵と日本兵は、共にパラシュートで不時着すると、すぐに戦闘を開始。浜辺から山間に舞台を移しながら、激しい戦いを繰り広げます。やがて崖の上で、日本兵がアメリカ兵にとどめを刺そうとしたまさにその時、2人の目の前に、巨大な生物が姿を現すのでした。
 
 やがて月日は流れ、1973年。ベトナム戦争からの撤退が取り沙汰され、表では反戦デモが続くホワイトハウスへと、1台の車が乗りつけます。降りてきたのは、ビル・ランダ(ジョン・グッドマン)博士。ランダはその足で上院議員の下へと出向くと、衛星写真が捉えた未知の島〝髑髏島(どくろとう)”の調査への資金調達を嘆願します。その荒唐無稽な話に、議員は聞く耳を持ちませんでしたが、立ち去ろうとした議員に対し、ランダは、
「3日後、ソ連の衛星が同じ場所を通り、彼らも島の存在に気がつく。」
と主張。それを聞いた議員はきびすを返し、渋々協力を了承するのでした。
 
 こうして集められたのは、プレストン・パッカード(サミュエル・L・ジャクソン)率いるベトナム戦争帰りの精鋭部隊。しかし、今回の調査が予想以上に危険を伴うと承知していたランダは、独自に傭兵を雇い入れていました。その男こそが、かつてイギリスの特殊部隊員として暗躍していた男、ジェームズ・コンラッド(トム・ヒドルストン)でした。写真家のメイソン・ウィーバー(ブリー・ラーソン)らも加わって編成された調査団は、打ち合わせを経て、一路髑髏島を目指します。島はその周囲を永久暴風圏に守られており、調査団はパッカードの部隊の戦闘ヘリに分乗し、一斉に暴風の中へと突っ込んでいくのでした。
 
 なんとか無事に暴風圏を抜けた一行は、その前人未到の島の美しさに圧倒されます。興奮冷めやらぬ中、調査団は早速島の地形を調べるべく、爆弾を投下していきます。ところがその直後、突然どこからか巨木が飛来し、一機のヘリが撃墜されてしまいます。そして彼らの前方には、猿と見まがう巨大な怪物〝コング”が姿を現すのでした・・・。
 
 未知なる島を舞台に、やって来た調査団を襲う数々の巨大生物達。
「ここで・・・こうなるかな?」
と観ながら薄々気づいてはいつつも、やはりハラハラさせられることは必至です。そして現れるコングの迫力には、思わず圧倒されます。
 
 一方で、極限状況下にあっても、なおいがみ合おうとする人間の愚かさも浮き彫りになる等、さりげなく考えさせられる部分もありますね。
 
 基本的には予備知識も不要なので、テンションが上がる大迫力のバトルを、是非ご覧になってみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※ブリー・ラーソン・・・本作ではヒロインのメイソン・ウィーバー役。最近の映画では、長年監禁されていた親子の脱走劇を描いた「ルーム」で、アカデミー賞主演女優賞を受賞されたことで有名ですが、他にも児童短期保護施設の職員を描いた「ショート・ターム」等にも出演していらっしゃいます。最新作では「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」でのヒロインの妹役のほか、マーティン・スコセッシ製作総指揮のアクション「フリー・ファイアー」にも出演されています。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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