マザーズ・デイ | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ご都合的だけどステキな群像劇。様々な家族が織り成す愛の物語。
 
2017年1月31日公開
監督:ゲイリー・マーシャル
出演:ジェニファー・アニストン
ケイト・ハドソン
ジュリア・ロバーツ 他
 
【賛否両論チェック】
賛:様々な家族達が“母の日”をきっかけに巻き起こす群像劇が多彩で、どれも印象に残る。意外な人物同士が意外なところで繋がりを見せるのも痛快。
否:ベタベタなラブコメディで展開もご都合主義なので、興味がないと退屈すること必至。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし
 
 
 母の日を間近に控えた若い男女達の恋模様を、コミカルに描いた群像劇です。
 
 シングルマザーのサンディ。ある朝、いつものように2人の息子達を通学バスに乗せる準備をしていたサンディは、元夫のヘンリーがやって来ていることに気がつきます。ヘンリーはサンディに、
「後で大事な話がある。」
と意味深なセリフを残すと、子供達を自分の車で送っていくのでした。丁度そこへ、サンディの親友・ジュディから電話がかかってきます。
 
 ジュディはというと、インド人の夫・ラッセルとの間に子供もおり、隣家には姉も住んでいて、何不自由ない生活を送っているかのように見えました。しかし1つ重大な問題があり、彼女の両親は大のインド人嫌いだということ。そんな両親に対し、ジュディは
「『マックス』という白人男性と結婚している。」
というウソをついているのでした。
 
 ところ変わって、バーで働きながらコメディアンを目指している青年・ザック。恋人のクリステンとの間には既に子供もいましたが、彼女はなかなか結婚を承諾してくれず、ザックは内心穏やかではありませんでした。そんな中、ザックはその夜から行われるコメディアンのコンテストに出場することになります。
 
 さらにところは変わって、ジムを経営しながら2人の娘を育てている父・ブラッドリー。彼女の最愛の妻・ダナーは海兵隊員でしたが、昨年亡くなってしまい、今年が父娘だけで過ごす初めての母の日なのでした。娘達を大事に想っているブラッドリーでしたが、思春期を迎えた姉の方はなかなか素直に言うことを聞いてくれず、ブラッドリーは娘の恋人の存在にヤキモキするばかりなのでした。
 
 時を同じくして、サンディの下へと戻ってきたヘンリー。そこでサンディはヘンリーから、
「昔の恋人でモデルのティナと、再婚することにした。」
という、衝撃的な一言を告げられてしまうのでした・・・。
 
 “母の日”という特別な日を前にして、家族が抱える様々な問題を突きつけられた男女達の奮闘劇が、コミカルな展開満載で描かれていくのが印象的です。
 
 元夫が再婚し、子供達が離れていくことに不安を抱えるサンディや、両親の偏見に反発を覚えたままのジュディ、実の母親に捨てられたことがきっかけで、結婚に踏み切れないクリステンや、妻の死から立ち直れずにいるブラッドリー、そして有名人でありながらどこか孤独を抱えるミランダ。様々な登場人物達の様々な家族の物語が、意外なところで意外な繋がりを見せるのも、またステキな展開です。
 
 バリバリのラブコメディなので、興味がないと眠くなってしまうかも知れませんが、多彩な人間模様が紡がれる群像劇を、是非ご覧になってみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>
 
 
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