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知識がないと分かりにくいか。娘を守る父の孤高な戦い!!
 
2017年3月11日公開
監督:クリスチャン・アルバート
出演:ティル・シュワイガー
ファハリ・ヤロイン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:トルコやロシアを舞台に、息を飲むアクションの連続に圧倒される。娘を想う父親の執念がスゴい。
否:テレビ版の知識がないと、人間関係が非常に分かりにくい。傷口のシーン等、結構グロいシーンもある。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・あり
アクションシーン・・・かなりあり
怖シーン・・・雰囲気は少し怖いかも
 
 
 ドイツの刑事ドラマの映画化です。トルコで保釈された主人公の宿敵と、連れ去られた娘を追って、主人公がトルコからロシアへと駆け回ります。
 
 トルコへとやって来た1人の少女・レニー。迎えに来たタクシーに乗り込み、一路ホテルへ。しかしタクシーの運転手は、車を路地裏へと走らせ、何やらよからぬことを考えている様子。そんな運転手にレニーは拳銃を突きつけると、指定したホテルへと急がせるのでした。やがてホテルに着くと、レニーは別の部屋へルームサービスを頼み、従業員が出入りする隙を狙って、その部屋へと忍び込むことに成功します。やがて入ってきた1人の男に、背後から拳銃を突きつけるレニー。その男こそが、レニーの母親の命を奪った張本人で、今は収監されているはずのフィラトでした。しかし落ち着き払っているフィラトの威圧感に圧倒され、レニーは撃つことが出来ず、結局拳銃を取り上げられてしまいます。フィラトはレニーをそのまま追い返すつもりでいましたが、そこへフィラトの盟友で彼を保釈させた男・シェケルが姿を現し、レニーを連れ去ることを決めてしまうのでした。
 
 時を同じくして、ドイツのハンブルグ。レニーの父で刑事のニックは、朝方になっても帰ってこないレニーを、家出したものだと勝手に思っていました。そこでニックは相棒のヤルシンに、レニーの携帯電話の電波を調べてもらうことに。するとその発信元は、なんとトルコのイスタンブール。ニックはすぐに、レニーが妻の仇を討ちに行ったことを悟り、自身もすぐにトルコへと旅立ちます。一方その頃、レニーの身柄はシェケルの手によって、ロシアの富豪・キンスキンへと売られるために、一路モスクワへと向かい始めていました。かつての宿敵・ニックの執念を知っているフィラトは、レニーを解放するように忠告しますが、シェケルは笑い飛ばすばかりで、聞く耳を持ちません。
 
 やがてトルコへと到着したニックは、レニーが宿泊していたホテルで情報を集める過程で、フロント係の女性と親しくなります。彼女はニックに、レニー宛てに来ていた手紙を手渡します。そこに書かれていた男の名前を探し求め、ニックは地下ファイトクラブへと辿り着くのでした。そこで彼を待っていたのは、かつての戦友・イドリス。しかし2人の下にも、すぐにシェケルの手の者が迫り、ニックとイドリスは住宅街の屋根伝いに逃走劇を繰り広げ、なんとか逃げ切ります。その後ニックは、接触をしてきたフィラトと遭遇しますが、その直後、フィラトは狙撃されて命を落としてしまいます。そして警察にも顔の利くシェケルによって、ニックはフィラト殺害の現行犯として、その場で取り押さえられてしまうのでした・・・。
 
 最愛の娘が、妻の仇を討つために異国の地へと飛んでしまい、しかも逆に拘束されてしまうという事態に、血気盛んな刑事が立ち上がる、その勇姿が印象的です。
 
 アクションはかなりの迫力で、トルコからロシアまでを股にかけて、息もつまるようなド派手なアクションが繰り広げらるていきます。
 
 唯一難点といえば、テレビ版からほぼほぼ何の情報もないまま唐突に始まるので、人間関係が非常に分かりにくいところでしょうか。愛する娘を守ろうとする男の孤高な戦いに、要注目です。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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