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定番や王道の中に光る新鮮さ。新しいバディムービーの誕生!!
 
2017年2月18日公開
監督:シェーン・ブラック
出演:ラッセル・クロウ
ライアン・ゴズリング 他
 
【賛否両論チェック】
賛:相性最悪でもどこか名コンビな2人の痛快な活躍や、サスペンスの王道ともいえる展開が、ミステリー好きには最適なストーリー。思わずクスッと笑ってしまうコミカルなシーンも多い。
否:お色気シーンや性的なセリフが思いのほか多いので、苦手な人には向かない。展開もメチャメチャご都合主義。
 
ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・殺害シーン等あり
アクションシーン・・・あり
怖シーン・・・雰囲気は少しだけ怖いかも
 
 
 酒浸りの私立探偵と粗暴な示談屋のコンビが、難事件に挑みます。主演はラッセル・クロウとライアン・ゴズリング。
 
 物語の舞台は、1977年のロサンゼルス。深夜、1人の少年が兄の部屋へと忍び込み、成人雑誌を物色。自室へと持ち帰る途中で開いたページには、ポルノ女優のミスティ・マウンテンズの写真が掲載されていました。ところが次の瞬間、少年の家に車が突っ込んでくると、そのまま崖の下へと転落します。少年が恐る恐る車へと近づくと、乗っていたのはなんとミスティ・マウンテンズその人。彼女はそのまま息絶えてしまうのでした。
 
 ところ変わって、ロサンゼルスで示談屋をしている男・ヒーリー(ラッセル・クロウ)。彼は未成年の少女と交際をしている中年男性を見つけては、腕力にものを言わせて脅しをかけ、金をゆすりとっていました。そんなある時、ヒーリーはアメリアという少女から、
「マーチという男が自分のことを探し回っているので、やめさせてほしい。」
との依頼を受けます。
 
 一方、当のマーチ(ライアン・ゴズリング)は私立探偵。彼には一人娘のホリー(アンガーリー・ライス)がいましたが、妻の死をきっかけに酒に溺れるようになってしまい、仕事にも支障をきたすようになっていました。そんなマーチがアメリアを探しているのには、理由がありました。実は彼は元々、あのミスティ・マウンテンズの叔母・リリーから、ミスティを探すように依頼をされていました。ミスティは車の事故で亡くなっていましたが、リリーはその2日後に自室に帰ってきている姿を確かに見たと証言。不審に思ったマーチが監視カメラを調べたところ、そこにはアメリアの姿が映っていたため、彼はアメリアを探しているのでした。そうとは知らないヒーリーは、早速マーチの下を訪れると、
「二度とアメリアを探すな。」
と、マーチの左腕をへし折っていくのでした。
 
 ところがその夜、自宅へと帰ったヒーリーを待ち構えていたのは、2人組の暴漢でした。不意を突かれたヒーリーは殴り倒され、
「アメリアはどこだ!?」
と尋問を受けますが、そこは百戦錬磨の示談屋。隙を見て反撃に転じると、暴漢達はやむなく逃走していしまいます。数日後、ボウリング場でホリーの誕生日パーティーを開いていたマーチ。ふとトイレに入っていたところへ、ヒーリーがやって来ます。マーチからリリーの依頼の一件を聞いたヒーリーは、自らもマーチを雇い、一緒にアメリアを探すことにするのでしたが・・・。
 
 戦闘能力は皆無でも切れ者のマーチと、ケンカっ早いが腕は確かなヒーリー。相性は最悪なはずなのに、どこか馬が合い、時には協力し合って事件を解決していく辺りは、バディムービーの定番であり、それでいて新鮮さも感じさせてくれます。
 
 始めはただの人探しに過ぎなかった依頼が、次第にアメリカの産業界をも巻き込んだ、大きな陰謀へと足を踏み入れていく様もまた、サスペンスの王道といった印象です。そんなストーリーの中でもユーモアはたっぷりで、思わずクスッと笑ってしまうような描写が満載なのが、またステキです。
 
 下ネタというか、性的なセリフが多いのが難点ではありますが、極上の痛快バディムーピーを是非ご覧になってみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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