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夢へと向かう全ての人へ。勇気をくれる感動ミュージカル!!
 
2017年2月24日公開
監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング
エマ・ストーン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:ミュージカルシーンは必見。夢半ばで挫折した2人が、お互いの存在を糧に再び夢へと歩き出す様が、甘美なミュージックと共に描かれていくのがステキ。
否:ストーリーは至って普通で、下手をすると眠くなってしまいそう。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・なし
アクションシーン・・・なし
怖シーン・・・なし
 
 
 アカデミー賞で6部門を受賞した話題作です。夢に挫折したピアニストと女優の恋模様を描きます。主演はライアン・ゴズリングとエマ・ストーン。
 
 始まりは、渋滞しているハイウェイでした。車に乗っていたミア(エマ・ストーン)は、後ろの車から激しくクラクションを鳴らされていました。やがてその車はミアの車を追い抜き、走り去ってしまいます。ミアは現在、女優を目指してオーディションを受けながら、カフェで働いていました。その日も仕事を途中で切り上げ、オーディション会場へと向かいますが、店を出ようとして客とぶつかり、シャツがコーヒーで濡れてしまったり、いざ本番のオーディション中には、審査員宛てに関係ない電話がかかってきたりと、なかなかイイところがありません。すっかり落ち込んでしまったミアはその夜、同居する友人達から、半ば強引にパーティーへと誘われます。渋々参加したミアでしたが、いざ帰る時になってみると、車がレッカー移動されてしまっており、やむなく徒歩で帰宅することになってしまいます。その途中、とあるレストランから聞こえてきたピアノの音色に心惹かれたミアは、導かれるように店内へと入っていくのでした。
 
 一方こちらは、ハイウェイでミアにクラクションを鳴らしていた男・セバスチャン(ライアン・ゴズリング)。ジャズピアニストを目指しているセバスチャンでしたが、今雇われているレストランでは、なかなか自分が弾きたい曲を弾かせてもらえず、その夜もビル(J・K・シモンズ)に命じられるがままに、クリスマスソングを弾くばかりでした。しかし途中でどうにも我慢ならなくなってしまったセバスチャンは、突然自分の曲を弾き出してしまいます。当然ビルは憤り、セバスチャンは演奏後にクビを言い渡されてしまうのでした。実はミアが心惹かれたのは、この時セバスチャンが弾いていた曲でしたが、店内に入ってきたミアが声をかけようとしても、セバスチャンは無視して店を出ていってしまいます。
 
 2人は数日後、別の邸宅で開かれたパーティーで再会します。お互いの印象は最悪でしたが、夢を目指す者同士、セバスチャンとミアは不思議と馬が合います。2人は次第に惹かれ合うようになっていき、同時にお互いの夢を応援し合い、それぞれに努力を重ねていくのでしたが・・・。
 
 冒頭のハイウェイのシーンから圧巻のミュージカルシーンが繰り広げられ、一気に引き込まれます。それぞれの夢に挫折したセバスチャンとミアが惹かれ合い、励まし合い、そして時にはぶつかり合いながらも、お互いの存在がまた夢への原動力になっていく姿が、夢へと努力し続ける全ての人の胸を打ちます。
 
 ただストーリー自体は至って単純で、取り立てて驚きがあるものではないのが正直なところでもあります。雰囲気も始終ロマンティックなムードが漂い続けるので、惹かれないと眠くなってしまうかも知れません(笑)。
 
 それでもかなりの話題作であることは間違いありませんので、是非ご覧になってみて下さい。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※J・K・シモンズ・・・本作では、レストランでセバスチャンをクビにするビル役。最近の映画では「セッション」での鬼講師役は勿論のこと、「ターミネーター:新起動 ジェニシス」での刑事役や、「ザ・コンサルタント」での財務省の局長役等が有名なところです。マーク・ウォールバーグ主演の「パトリオット・デイ」にも出演されるそうなので、そちらにも注目です。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<感動したい>
 
 
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