デッド・フレンド・リクエスト | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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これぞ新時代のホラー。ネット社会で拡散する恐怖。
 
2017年2月7日公開
監督:サイモン・バーホーベン
出演:アリシア・デブナム=ケアリー
ウィリアム・モーズリー 他
 
【賛否両論チェック】
賛:アナログな恐怖感が、SNSを通して拡散していく様が、非常に恐ろしい。謎解き要素もあり。
否:急に驚かせるシーンがかなり多いので、ホラー映画が苦手な人は絶対に観られない。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・かなりあり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがメッチャあり
 
 
 Facebookで不気味な同級生の友達申請を許可してしまったことから、主人公の周囲で身の毛もよだつ恐怖が拡散していきます。
 
 主人公は医大生のローラ・ウッドソン。美人な彼女は周りの友人や恋人にも恵まれ、Facebookの友達は800人を超えていました。そんなローラを陰から羨望の眼差しで見つめる不気味な少女、マリーナ・ミルズの姿がありました。ある日のこと、ローラはそんなマリーナから友達申請を受けます。マリーナの投稿は不気味な映像加工の作品ばかりで、友達の数はゼロ。そんなマリーナをローラの友人達は気味悪がりますが、ローラは芸術性を評価し、同情のつもりで友達になります。当のマリーナは喜び、学校でもローラに話しかけるようになりますが、一方のローラは、Facebookのタイムラインを四六時中チェックし、全ての記事にコメントをし続けてくるマリーナに、次第に嫌悪感を抱くようになっていきます。
 
 そんな中、ローラの誕生日を翌日に控え、周りの友人達は誕生日パーティーの話で持ちきりになりますが、勝手に自分も来る気でいるマリーナに対し、ローラは心を痛めていました。周りの友人達は、
「『来るな!!』って言え!!」
と忠告しますが、ローラは面と向かって断ることが出来ず、
「恋人のタイラーと過ごす。」
と嘘をついてしまいます。結局誕生日パーティーは予定通り開かれ、ローラは親しい友人達や母親と楽しい時間を過ごしますが、その様子は友人達の投稿によって、マリーナの知るところとなってしまうのでした。翌日、マリーナは学校でローラに掴みかかったかと思うと、すぐにその場を立ち去ってしまいます。怯えたローラは、マリーナをFacebookの友達から削除してしまうのでした。
 
 それから数日後、ローラは学校の講師から、マリーナが自殺したことを知らされます。しかも彼女は、死ぬ時の模様をインターネット上に投稿していたらしく、講師は
「動画をシェアした者は、即刻停学処分にする。」
と警告するのでした。ところがその日の夜、何故かその動画がローラのアカウントから投稿されてしまい、彼女もその動画を目にすることになってしまいます。それはローラの似顔絵を握りつぶしたマリーナが、火に焼かれながら首を吊るという、衝撃的な内容でした。動画投稿の汚名を着せられたローラは、学校中の生徒から非難の目を向けられるようになり、Facebookの友達も一気に減っていきます。しかもローラのアカウントには、何故かまた友達の中にマリーナが戻ってきており、「友達解除」も「退会」もすることも出来ません。そしてローラの周りでは、親しい友人達が1人また1人と、不可解な死を遂げていくのでした・・・。
 
 ホラー映画特有の演出と、SNSが持つ機能とが巧みにリンクして、現代ならではの恐怖感が作り出されているのが印象的です。ついつい同情してしまった不気味な少女から、あらぬ逆恨みを買ってしまい、そこから身の毛もよだつような恐怖がFacebookの友達に拡散していく様には、現代社会の闇をも垣間見えるようです。
 
 また、ホラーな展開の中にも、ちょっとした謎解き要素もあって、その辺りも興味をそそられそうなところではあります。
 
 急に驚かせるシーンも多く、苦手な人には向きませんが、怖いもの観たさには是非オススメです。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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