ハンティング・パーク | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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理解出来ない恐怖。常軌を逸した狂気の沙汰。
 
2017年2月4日公開
監督:ミッキー・キーティング
出演:アシュリー・ベル
パット・ヒーリー 他
 
【賛否両論チェック】
賛:敷地に入った者を殺す犯人の毒牙にかかり、凄惨な現場に巻き込まれてしまった主人公の恐怖が、異様な雰囲気の中で伝わってくる。
否:惨殺シーンが続くので、苦手な人は絶対に観られない。BGMもかなり違和感がある。
 
ラブシーン・・・なし
グロシーン・・・殺害シーン等多数あり
アクションシーン・・・少しだけあり
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり
 
 
 アメリカで実際に起こったという、猟奇殺人事件を描きます。
 
 事件は1978年・カリフォルニア州で起きました。銀行強盗を起こし、砂漠地帯を逃走中のジョーとレニーの2人組。なんとか脇道に逸れてパトカーをやり過ごしますが、レニーは銃撃を受けており、間もなく死んでしまいます。ジョーはレニーの遺体を外へ放り出そうとしますが、1人ではなかなか上手く行かず、やむなくトランクに押し込めていた人質の女性、ヴィヴィアン・フォンティーヌを連れ出すと、拳銃を突きつけながら、作業を手伝わせるのでした。
 
 無事に遺体を始末したジョーは、そのままヴィヴィアンを助手席に乗せると、再び逃走を開始します。怯えながらも、なんとか反撃の隙をうかがっていたヴィヴィアンでしたが、その直後、車は何者かの銃撃を受けて停車。ヴィヴィアンを手錠でハンドルに繋ぎ、外へ出たジョーでしたが、あっけなく撃ち殺されてしまいます。その後、姿を現したガスマスクの男・ワイアットは、
「ここは私有地だ。お前もこいつらの仲間じゃないのか?」
と、ヴィヴィアンに詰め寄ります。誘拐されたことを訴え、助けを求めるヴィヴィアンに対し、ワイアットは何故かクロロホルムを嗅がせ、気絶させてしまうのでした。
 
 次にヴィヴィアンが目覚めると、そこは放置された車の中で、隣りには彼女と手錠で繋がれた、ジョーの変わり果てた姿がありました。悲鳴を上げながらもなんとか外へと出ると、落ちていた石でジョーの手を砕き、逃げ出そうとするヴィヴィアンでしたが、そんな彼女を嘲笑うかのように、遠くからワイアットの狙撃が狙ってきます。一方、ヴィヴィアンは地元の農場の娘だったため、保安官によって捜索も行われていましたが、実はワイアットは保安官の弟で、保安官は敷地に入らせようとしないワイアットを不審に思いながらも、そのまま引き返してしまうのでした・・・。
 
 強盗の人質となったのも束の間、強盗と共に紛れ込んでしまった、“敷地に入った者を惨殺する異常者”の土地で、おぞましい殺りくに直面する主人公の恐怖が、妙に明るいBGMの中で描かれるのが、逆に不気味です。
 
 ただ犯人の詳細なバックグラウンドは分からないので、ただただ後味の悪さが残る印象です。
 
 惨殺シーンもかなり多いので、スプラッターが大丈夫な人は是非。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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