キックボクサー リジェネレーション | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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消化不良はあるが痛快なアクション。成長した男の復讐劇!!
 
2017年2月4日公開
監督:ジョン・ストックウェル
出演:アラン・ムウシ―
ジャン=クロード・ヴァン・ダム 他
 
【賛否両論チェック】
賛:復讐に挑もうとする主人公が、厳しい修行を経て成長していく様が痛快。まさに格闘技を観ている時のような、ハラハラ感が堪能出来る。
否:闇試合の設定や、警察側の登場人物等、ツッコミどころや消化不良な部分が多い。試合のシーンも結構グロめ。
 
ラブシーン・・・あり
グロシーン・・・試合のシーンは結構グロい
アクションシーン・・・メッチャあり
怖いシーン・・・雰囲気はほんの少しだけ怖いかも
 
 
 ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演のアクション映画「キックボクサー」のリメイクです。ジャン=クロード・ヴァン・ダムも別役で登場します。
 
 タイの奥地へとやって来た青年、カート・スローン(アラン・ムウシ―)。彼はムエタイの最強格闘家であるトン・ポー(デビッド・バウティスタ)の下を訪れると、弟子入りを志願します。門下生達との腕試しを経て、その素質を見出だされたカートは弟子入りを果たしますが、その日の夜、カートは拳銃を手に、ポーの寝所に忍び込みます。しかしそんなカートの策略は、全てポーに見抜かれており、待ち受けていたポーは、
「お前の兄は勇敢な戦士だった。お前のような臆病者と違ってな。」
と告げるのでした。
 
 遡ること3ヶ月前。カートの兄・エリックは、空手の世界チャンピオンとして名を馳せていました。そんなエリックとカートの下へ、プロモーターであるマルシア(ジーナ・カラーノ)がやって来ると、
「タイで行われる闇試合に出場しないか?」
と勧誘してきます。報酬は前金として20万ドル、現地でさらに20万ドルとのことで、エリックは
「この金があれば、ジムを大きくすることが出来る。」
と乗り気。そんなエリックをカートは、
「相手の土俵で勝てると思うのか?」
と諭し、命の保証がない闇試合への出場を思いとどまらせようとしますが、結局エリックは試合に出るため、タイへと向かってしまうのでした。それからしばらくして、エリックから航空券が届き、タイへとやって来たカート。しかし迎えた試合では、エリックはトン・ポーに破れ、最後は首の骨を折られて、帰らぬ人になってしまったのでした。
 
 再び現在。結局カートはポーを撃つことが出来ず、その身柄は警察へと引き渡されることに。ところがその護送中、カートの抹殺を目論んだポーの手の者によって、カートが乗るパトカーが襲撃されてしまいます。なんとか刺客達を倒したカートは、事件を担当している女刑事の手引きによって、エリックの恩師・デュランド(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)の下で匿われることになります。そこでカートはデュランドに頼み込み、エリックの仇を討つための修行を始めるのでしたが・・・。
 
 ストーリー自体はシリアスな復讐劇なんですが、主人公が修行を繰り返して強くなっていく辺り、どこかスポ魂モノのような雰囲気もあります。始めは復讐心に突き動かされるだけだった主人公が、敵はもちろん己自身とも向き合っていく中で、本当の強い肉体と精神を築き上げていくのがカッコいいです。
 
 アクションも、高い身体能力を駆使した圧巻のシーンが満載で、驚かされます。ラストはまさに手に汗握るハラハラの展開です。
 
 試合のシーンが結構グロかったり、設定にツッコミどころが満載だったりはしますが、男同士の熱い戦いを観られる作品ですので、気になった方は是非。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※ジーナ・カラーノ・・・本作では、プロモーターのマルシア役。元々は総合格闘家の方で、最近の映画では「エージェント・マロリー」での主演や、「ワイルドスピード EURO MISSION」での捜査官役、「ブライド・ウェポン」での新婦役や、「タイム・トゥ・ラン」での警官役、そして「デッドプール」での宿敵の側近役等々、アクション映画には欠かせない存在です。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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