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違和感を疑わぬ怖さ。不可解なパーティーの衝撃の結末とは。
 
2017年1月28日公開
監督:カリン・クサマ
出演:ローガン・マーシャル=グリーン
タミー・ブランチャード 他
 
【賛否両論チェック】
賛:どこか違和感のある元妻の夫婦のパーティーを訪れた主人公夫婦が、次第に意外な展開を迎えていく様子に、徐々に引き込まれていく。先が見えない不気味さが魅力。
否:展開は全体的にかなり淡々としているので、気をつけないと眠くなりそう。終わり方にも賛否があるか。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・かなりあり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・雰囲気は結構怖いかも
 
 
 前妻が開いたパーティーに招かれた主人公の夫婦が、その雰囲気に違和感を覚えるうち、想像を絶する展開を迎えていきます。
 
 主人公のウィルとキーラは、パーティーの招待状をもらい、ウィルの前妻であるイーデンの夫婦の自宅へと、車で向かっていました。途中、車内で口論となってしまい、ウィルが一瞬よそ見をした際に、誤ってコヨーテをはねてしまい、2人は重苦しい雰囲気のまま、山の中腹にあるイーデンの邸宅へと向かいます。その邸宅には、既に旧友のトム・ジーナ・クレア・トミー・ミゲルと、顔なじみの面々が勢揃いしていました。そこでウィルは、イーデンの現在の夫であるデヴィッドとも出逢うのでした。
 
 しかしウィルは、邸宅にいるもう1人の女性の存在に気がつきます。セイディという名の彼女は、イーデンの友人だとのことでしたが、やがてもう1人、プルイットという名の中年男性もやって来ると、ごく自然にパーティーに混ざるのでした。ジーナの恋人・チョイの到着がまだでしたが、パーティーは盛り上がり、トムやクレア達は久しぶりの再会を懐かしみます。一方のウィルはというと、かつてのイーデンとの離婚の原因が、愛息子を事故で亡くしてしまったことだったため、やはりどこか気まずさを隠せずにいました。そんなウィルに対し、イーデンは
「私はもう何も感じていない。今は幸せだ。」
と告げるのでした。
 
 やがてウィルは、次第にこの家の違和感に気がつき始めます。玄関は外からも内からもカギで開け閉めするようになっており、デヴィッドはそのカギを執拗に気にしている様子。そして台所の窓枠には、「防犯用だ」という格子が付けられていました。そんな中、デヴィッドとイーデンが、
「“告白ゲーム”をやろう。」
と言い出し、彼らは各々の今の願望を言うことに。この頃から、次第にパーティーの空気が変わり始めていましたが、それはまだほんの始まりにすぎませんでした・・・。
 
 元妻の夫婦に突然招かれたパーティーで、どこか違和感を隠せない主人公。他の旧友達もその違和感の正体に薄々感づきつつも、遠慮から誰もその本質を指摘しようとしない。そんな彼らを巻き込んで進むパーティーの先に何が待つのか、不気味な静寂の中に恐怖が手ぐすね引いて待ち構えているようです。
 
 後半は雪崩を打ったようにストーリーが一気に加速し、好き嫌いは分かれそうなラストへと突き進んでいきます。
 
 特に中盤まではかなり淡々としているので、思わず眠くなってしまいそうですが、その先にある衝撃の展開を見逃さないように、是非ご注目を。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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