クラッシュ・ゾーン | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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人間模様に注目したい。ツッコミどころが多いカーレース映画!!
 
2017年1月10日公開
監督:ハルバルド・ブレイン
出演:アンドレス・バースモ・クリスティアンセン
オットー・イェスパーセン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:元最強のカーレーサーが、娘を連れ戻すために冬のヨーロッパを疾走する姿が、微笑ましくも痛快。氷上のシーンなんかは一見の価値あり。
否:カーレースモノとしては、あまりにツッコミところが多すぎる印象が拭えない。
 
ラブシーン・・・少しあり
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・メッチャあり
怖シーン・・・基本的にはなし
 
 
 カーアクション映画「キャノンレース」の続編です。
 
 前作の公道レースの後、2年間の服役をしていた主人公・ロイ。刑期を終えて出所した彼の下へ、特殊班の刑事・モルグが現れると、
「もうレースはするな。」
と警告していきます。その後ロイは、ガソリンスタンドの売店での仕事を始めることになり、1日目からホットドッグの作り方を教え込まれることになるのでした。ところがその日の夜、仕事を終えてガソリンスタンドから出てきたロイは、突如現れた覆面姿の男達に車に押し込まれ、どこかへと連れていかれてしまうのでした。
 
 目隠しをされ連れてこられたのは、地元の走り屋達が集まる巨大な倉庫。実はロイを連れてきたのは、かつての仲間達でした。ロイとの久しぶりの再会を喜ぶ彼らの中には、妊娠中の妻・シルビアの姿もありました。するとそこへ、ロイの前妻との娘であるニーナも、ボーイフレンド・チャーリーの車でやってきます。愛娘との再会に感動しながらも、ボーイフレンドの出現に、手放しでは喜べないロイ。そんな時彼らの前に、見慣れない高級車達が乗り込んでくるのでした。やって来たのは、ニュルンベルクでの記録を持っているという走り屋・カイザー率いるチーム。カイザーは早速、ロイにレースでの対決を打診しますが、走り屋に戻るつもりのないロイは、これを固辞します。ところが、やる気満々のチャーリーが勝手に挑戦を受けてしまい、話は進んでしまいます。地図に投げたダーツで、スタート地点とゴール地点を決めた2チーム。それはノルウェーからスウェーデン・フィンランドを経由してロシアまで至る、2000キロにも渡るレースになっていました。
 
 それでもロイは我関せずの姿勢をとりますが、ニーナはチャーリーと行くつもりで出かけてしまったため、前妻のイングリッドはカンカンで、ニーナを連れて帰るために、勝手にロイの車へと乗り込んでしまいます。そのためロイも、やむなく自分の車でレースのスタート地点へと向かうことに。到着するなり、イングリッドはニーナを説得しますが、ニーナは聞く耳を持ちません。結局言い争いになった挙げ句、最終的には関係ない周りの者達を巻き込んだ、大乱闘になってしまいます。その後ニーナは、納得しないままチャーリーの車へと乗り込んでしまい、レースが始まってしまいます。ロイも仕方なく後を追いかけることになり、かくして冬のヨーロッパを走り抜ける、過酷なレースが幕を開けたのでした・・・。
 
 前作の知識はなくても大丈夫ですが、やはり登場人物の人間関係がやや複雑なので、出来れば観ておいた方がよさそうです。
 
 今回は“参加してしまった娘を連れ戻す”という理由で、出たくなかったレースに出場する羽目になってしまった主人公が、破天荒な走りを見せながら、娘を追いかけて疾走します。
 
 ただ、
「レースで勝負だ!!」
と言っている割には、ずっと皆で仲良く走っていたり、明らかに差がついているはずなのに、気がつくとすぐ後ろにいたり等、思わずツッコミたくなってしまうようなシーンは多々あります(笑)。確かにレースシーンはスゴいですが、それ目当てというよりは、主人公達の人間模様に注目したい、そんなアクション映画です。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ストレス発散したい>
 
 
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