真夜中のパリでヒャッハー! | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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不謹慎だが笑ってしまう。乱痴気騒ぎが育んだ、親子の絆。
 
2017年1月21日公開
監督:ニコラ・ブナム
フィリップ・ラショー
出演:フィリップ・ラショー
アリス・ダビッド
バンサン・ドゥサニア 他
 
【賛否両論チェック】
賛:ハジけてしまった主人公達の行動が面白すぎて、思わず笑ってしまう。やがて心を開くようになった上司の息子との、まるで親子のような絆にも注目。
否:お色気シーンや不謹慎な笑いがメチャメチャ多いので、好き嫌いは分かれそう。
 
ラブシーン・・・お色気シーンがメッチャあり
グロシーン・・・基本的にはなし
アクションシーン・・・あり(笑)
怖シーン・・・なし
 
 
 コメディ映画「世界の果てまでヒャッハー!」の前日譚を描いた作品です。
 
 物語の主人公は、出版社に勤める漫画家志望のフランク・モアリー。入社から2年が経った彼は、6月26日の誕生日に遂に意を決して、社長のマーク・ショダスに自身の漫画を売り込みに向かいます。ところがいざ社長室で待っていると、やって来たショダスは車の当て逃げをされたようで、その修理の電話に夢中のため、全然話を聞いてくれません。実はその当て逃げの犯人は、フランクの悪友で今は配達業をしているアレックスだったため、微妙に気まずさを隠せないフランクは、そそくさと社長室を後にするのでした。
 
 丁度その日は、ショダスが妻のクレールと共に、出版関係の賞の授賞式に出席することになっており、ショダスは息子のレミの子守役を探しているところでした。そこでショダスは偶然居合わせたフランクに、彼の漫画を読むことを条件にして、レミの子守を頼むことにします。当のフランクはというと、アレックスともう1人の悪友・サム達と共に、仲間を集めて誕生日パーティーを開こうとしていましたが、またとないチャンスとばかりにパーティーを取り止め、ショダスの自宅へと向かいます。ところがいざ着いてみると、レミは全く可愛いげのないクソガキで、フランクは早々に手を焼くことになるのでした。
 
 時が過ぎて翌日の早朝、外泊をしていたショダスとクレールは、警察からの電話で起こされます。慌てて自宅へと帰った2人は仰天。フランクとレミの姿はなく、家中がメチャクチャに荒らされており、車までなくなっているのでした。すぐに誘拐が疑われ、公開捜査になりますが、まずはリビングに放置されていたビデオカメラを、警察と確認することにしたショダス夫妻。そこに映っていたのは、想像を絶するような“おバカな”一夜の出来事でした・・・。
 
 イメージとしては、「ハングオーバー!」をもう少しソフトにした感じでしょうか。夢を叶えるチャンスだったはずの子守の仕事が、悪友達に巻き込まれ大騒ぎになってしまったフランク。まずはそのハチャメチャ具合がおかしくて、不謹慎だとは思いながらも、思わず笑ってしまいます。個人的には公道でのマリオカートのシーンが好きでした(笑)。
 
 そんな中でも注目すべきは、フランクとレミの関係性です。始めこそ悪態をつくレミに閉口していたフランクでしたが、行動を共にしていくうちに、次第に意気投合し、最後には本物の親子のような絆が生まれていくのが、なんとなく感動させられるから不思議です。
 
 お色気シーンなんかは結構ありますが、意外なところ同士が繋がっていたりもするので、気になった方は是非。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<笑いたい>B
 
 
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