GAME WARRIORS エバーモアの戦い | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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ゲームから本物のヒーローへ。ツッコミ無用のアクション・コメディ!!
 
2017年1月17日公開
監督:ジョー・リンチ
出演:ライアン・クワンテン
スティーブ・ザーン
サマー・グロー 他
 
【賛否両論チェック】
賛:始めはイイところがなかった主人公が、現実に蘇ってしまった悪魔との戦いを通して、次第に本物のヒーローへと変わっていく姿がカッコイイ。何も考えずに楽しめる。
否:設定自体がかなり強引で、ツッコミ出すとキリがない。緊迫したシーンもどこかチープで、思わず興ざめしてしまいそう。
 
ラブシーン・・・少しだけあり
グロシーン・・・メッチャあり
アクションシーン・・・かなりあり
怖シーン・・・雰囲気が怖いシーンが結構あり
 
 
 体験型RPG「LARP」に参加した主人公が、呼び出してしまった悪魔と対峙することになる、コメディタッチのアクションです。
 
 深夜の国立公園内の森の中。何やら怪しい降霊術を行っている集団がありました。実は彼らはゲームオタクの3人組、ジョー・エリック・ハンと、その仲間達。しかしそこへサバイバルゲームをしている一団がやって来ると、面白半分に彼らを目がけてペイント弾を発射してきたため、ジョー達はやむなく撤収しますが、その途中でエリックが使おうとしていた魔導書を落としてしまいます。彼らが逃げ去った後、サバゲー集団の1人がその魔導書を拾うと、興味本位で中身を読もうと広げますが、次の瞬間、魔導書が彼の顔に貼りつき、やがて消失。男の顔には魔導書の文字がくっきりと残り、魔導書は何事もなかったかのように、車で逃げるエリックの下へと戻っていくのでした。
 
 翌朝、ジョーの姿は自動車整備工場にありました。高学歴を持ちながら、普通の仕事には興味がないジョーは、今でもエリックの城風の家に居候しながら自動車整備士をし、バンド活動も続けているのでした。そんな彼の下へ、恋人のベスがやって来ると、
「私のキャリアの邪魔だけはしないでほしい。」
と告げると、別れ話を口にします。食い下がるジョーでしたが、ベスはそのまま去っていってしまうのでした。失意に暮れながら帰宅したジョーを、エリックとハンはなんとか励まそうと、マリファナと酒を勧めます。始めは遠慮していたジョーでしたが、そもそもマリファナをやめたのはベスのためだったため、彼女なき今はその必要もないと諭され、その後は一気に酔いつぶれてしまうのでした。
 
 次にジョーが目を覚ますと、そこは国立公園の駐車場に停めた車の中でした。周りはコスプレをした連中ばかりで、彼自身も中世の騎士の格好にさせられていましたが、ジョーにはすぐにピンとくるものがありました。それは以前参加していた体験型RPG「LARP」のイベント。エリックとハンに強引に連れて来られたと気づいたジョーは閉口しますが、2人に説得され、渋々参加することに。1日目は各々のパーティーに分かれ、台本に沿って目的地を探す旅をすることになっており、3人も犬猿の仲のロニーや、いとこの面倒を見るために参加している美女・グウェン達と共に行動します。
 
 ところがその冒頭、エリックが台本通りに騎士の魂をジョーに召喚させようと、魔法陣の中に立たせて例の魔導書を読んだところ、ジョーだけに天空から神々しい姿のベスが降りてくるのが見えてしまいます。それもそのはず、実はその魔導書は、16世紀に魔術の研究者が書いた筋金入りの本物。そうとは知らないジョー達は、森の中でRPGを進めていきますが、一方でエリックの呪文によって、ベスの姿で蘇ってしまったサキュバス(悪魔)は、他のパーティーのプレイヤーを1人、また1人と無残にも喰い殺し始めてしまうのでした・・・。
 
 そもそものLARP自体が、一般的な目線から見ると賛否がありそうな内容ですね(笑)。そんなゲームに参加した主人公達が、ひょんなことから蘇ってしまった本物の悪魔を相手に、どう立ち向かっていくのか注目です。
 
 始めはダメダメだった主人公のジョー。そんな彼が、ゲームだと思って油断している他のプレイヤー達が次々に喰い殺されていく中で、次第に本物のヒーローさながらの活躍を見せる様は、非常に痛快です。クライマックスになってくると、思わずカッコよく見えてきます(笑)。
 
 とはいえ、ツッコミどころがありすぎる内容であることは間違いないので、好みは分かれそうな作品です。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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