パッセージ 牙剥く森 | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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怪奇現象に秘められた真実。恐ろしくも哀しいホラー映画。
 
2017年1月14日公開
監督:デビッド・キャンベル
出演:ジェシカ・トベイ
ニコラス・ガン 他
 
【賛否両論チェック】
賛:恐怖の中に隠された哀しき真実に、切なさが残るのが印象的。ホラー映画としても面白い。
否:急に驚かせるシーンが多いので、苦手な人には不向き。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン等結構あり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり
 
 
 森の中の一本道で現れるという幽霊。その心霊スポットへと足を踏み入れてしまった若者達の恐怖を描きます。
 
 物語の舞台はオーストラリア。〝レモンツリー・パッセージ”と呼ばれる森の中の一本道では、車を猛スピードで飛ばすと亡霊が現れるという噂が、まことしやかに囁かれていました。ある日の夜、何かに怯えた様子で、とある倉庫の中へと逃げ込んでくる1人の男・サムの姿がありました。その直後、どこからともなく、彼を呼ぶ女の声が聞こえてきたかと思うと、その背後から怪しげな影が忍び寄るのでした。
 
 ところ変わって、近くのとあるビーチ。旅行中の主人公・マヤと、双子のアメリア・トビーの3人は、すっかり道に迷ってしまい、ビーチで休んでいるところでした。するとそこへ、地元の若者・ジョディとオスカーが声をかけてきます。すぐに意気投合した5人は、ひとしきりクリケットを楽しんだ後、夜はたき火を囲んで語らうことに。誰からともなく怪談話になりますが、そこでジョディが披露したのは、レモンツリー・パッセージにまつわる話でした。その昔、家族の待つ家へと向かう男性が乗っていたバイクが、レモンツリーの交差点で、若者達が猛スピードで飛ばしていた車と衝突。若者達は逃走し、男性は死亡してしまったとのこと。それ以来、その道を猛スピードで飛ばしていると、怪しげな光が現れるとのことでした。半信半疑のマヤ達に対し、オスカーは
「今から行ってみようぜ!!」
と提案、5人はジョディの車で問題の小道へと向かいます。
 
 実際に車を猛スピードで走らせてみると、確かに怪しげな光が出現し、オスカー達は興奮します。しかし何故か助手席に乗っていたマヤにだけは見えず、代わりに鼻血が出始めてしまうのでした。やがて光は忽然と消えたため、マヤ達はジョディの家へ泊めてもらうことに。家にはジョディの兄もいましたが、実はそれはあのサム。挨拶をしようとするマヤに、サムは驚くほど素っ気ない態度をとるのでした。その日の夜、マヤはよく分からない不気味な夢を見て、クローゼットでうなされているところを、アメリアに起こされます。その後、昨夜の光のことが気になるマヤ達は、次の日の夜もジョディ達と共に、レモンツリー・パッセージへと向かいます。しかしそれは、想像を絶する恐怖の始まりでもありました・・・。
 
 軽い気持ちで行ってしまった心霊スポットで、実際に怪奇現象を目撃した若者達が、その後身の毛もよだつ恐怖に苛まれていく・・・という、展開としてはよくある感じですが、注目すべきはその怪奇現象の根源。やがて明らかになっていく亡霊の真実は、恐怖の中にも哀しさを感じさせるものです。
 
 そして後半は、そんな真実を知った主人公が、その呪縛からどう抜け出すのか、その辺りも見どころです。
 
 グロシーンもありますが、ホラー映画好きにはオススメです。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※今回はお休みです。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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