スケア・キャンペーン | <ムービーナビ> by映画コーディネーター・門倉カド

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リアルとフェイクが混ざりあう、先の読めないハプニング!!
 
2017年1月14日公開
監督:コリン・ケアンズ
キャメロン・ケアンズ
出演:ミーガン・ワーナー
イアン・メドウズ 他
 
【賛否両論チェック】
賛:ドッキリ番組の本当と嘘が二転三転し、騙される展開が痛快。深く考えずに酔いしれたい。
否:殺害シーン等、かなりグロいシーンが多いので、苦手な人には向かない。
 
ラブシーン・・・ほんの少しだけあり
グロシーン・・・殺害シーン等メッチャあり
アクションシーン・・・基本的にはなし
怖シーン・・・急に驚かせるシーンがあり
 
 
 素人を驚かすドッキリ番組に、本物のサイコパスが紛れ込んでしまうという、先の読めないパニックムービーです。
 
 人里離れたとある病院に、新しく警備員としてやって来たジョージ。前任のエマから、夜の病院にまつわる心霊体験を聞かされ、強がってはいるものの、内心ビクビクの様子でした。その日の夜、1人で守衛室にいた彼は、外に1台の車が停まり、インターホンが押されたことに気がつき、玄関へと向かいます。ところがそこには誰もおらず、担架に乗せられた遺体袋が置いてあるだけでした。おっかなびっくり霊安室に遺体を運ぶジョージでしたが、そこで突然遺体が起き上がって目を見開いたから、さあ大変。大慌てで守衛室へと逃げ帰ってしまいます。
 
 ・・・と、そんなジョージの様子を何台ものカメラで撮影している、マーカスの撮影クルーの姿がありました。実はエマも遺体も、正体は役者。彼らは素人を驚かせるドッキリ番組「スケア・キャンペーン」の撮影の真っ最中なのでした。ところがその時、守衛室に戻ったジョージが、荷物から拳銃を取り出すのを見て、エマは慌てます。マーカスは
「ハプニングが大事。」
と落ち着き払っていましたが、エマは廊下でスタンバイしている遺体役の女性の下へと走ります。結局拳銃は威嚇用の偽物だったため事なきを得て、撮影も無事成功しますが、エマは心にショックを負ってしまうのでした。
 
 その後エマは、私生活では恋人同士でもあるマーカスに、
「この仕事を辞める。」
と告げますが、マーカスはのらりくらりとするばかり。そして彼のクルーは早速、次の撮影の打ち合わせへと入ってしまうのでした。するとそこへ上司のヴィッキーがやって来ると、とあるインターネット上の動画サイトを見せます。「マスクフリークス」というそのサイトは、元々はありきたりなショッキング動画を上げているだけでしたが、その日投稿された動画には、偽物の生け贄の儀式を撮影していたクルーが、紛れ込んでいたマスクの集団に突然襲われ、本当に虐殺されてしまうという、衝撃的な内容が収められていました。ヴィッキーはマスクフリークスの動画を引き合いに出し、
「もっと視聴者の興味を引く企画を撮って。さもないと番組は打ち切る。」
と言い残し、出ていってしまいます。かくしてクルーは、廃墟となった精神病院を舞台に、開業前にやってきた庭師を驚かすという設定で、撮影の準備を始めます。やがてやって来る庭師の男が、かつてはこの病院に入院していた精神異常者だとも知らずに・・・。
 
 “ドッキリ番組”を舞台に、予想だにしない恐怖に襲われていくクルー。しかし真実が二転三転していくので、どこまでがホンモノでどこまでがヤラセなのかが分からず、思わずハラハラさせられること請け合いです。
 
 グロいシーンがメチャメチャ多く、展開も結構無理がある感は否めませんが、それを野暮にツッコまずに、ドッキリよろしく純粋に騙されるとイイかもです(笑)。
 
 普通のパニック映画やスプラッター映画に飽きてしまった人に、是非オススメです。
 
 
【ワンチャン・ポイント】
※オリビア・デヨング・・・本作では、マーカスのクルーに新たに加わる少女・アビー役。最近の映画では、祖父母の家に遊びに行った姉弟が、壮絶な恐怖体験をするモキュメンタリー「ヴィジット」で、主演の姉を演じていらっしゃいます。
 
オススメジャンル&オススメ度・・・<ハラハラしたい>
 
 
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